雑学

ピラミッドの謎!古代エジプトの王の遺跡と宇宙人説を考察!

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エジプトの砂漠にそそり立つ、巨大な四角錐・・・

それがピラミッドです。

高さは約146メートル、一辺の幅が約230メートルという、想像を絶するような巨大な建造物です。

上の数値は、最大のピラミッドであるクフ王のピラミッドの場合ですが、他のピラミッドも大差ない大きさを誇っています。

一つの石は、およそ2.5トンもあり、それを280万個も積み上げて造られているのです。

そんな巨大なものが、今から4000年以上も前に作られていたのです。

ろくな建築技術もなく、動力による建設機械もなかった時代に、一体どうやってそんなものを作っていたのでしょうか。

ピラミッドは王の遺跡(墓)という説とそうではないという説が入り乱れていますが、中には宇宙人建造説というトンデモ説もあります。

今回はそのピラミッドの謎を考察していきます!

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ピラミッド

ピラミッドをはじめて見た人は、その巨大さ神秘さには、おそらくは言葉もなかったかと思います。

ピラミッドはエジプト中北部を中心に数多く存在しますが、

ボスニアや中南米諸国、さては南極など他の国にもある

のです。

この日本にもピラミッドと言われる地形がありますが、エジプトと同じ作りではありません。

この日本のピラミッドについては、機会があればまたいずれ書いてみたいと思っています。

ピラミッドは、基本的には石を組み合わせて築き上げたものですが、高さも一辺の幅さも100メートル以上という、巨大なものが大半です。

その最大のものは、冒頭で書いた

クフ王のピラミッドで、高さは約146メートル、一辺辺の幅が約230メートル

という、とてつもない大きさです。

ピラミッドが多いのはギザ周辺で、

ギザの三大ピラミッド

と呼ばれるのは、

  • クフ王のピラミッド
  • カフラー王のピラミッド
  • メンカウラー王のピラミッド

の3つです。

ピラミッドの形状とその歴史

歴史上で初のピラミッドは、紀元前2700年頃に作られた、サッカラにあるジェゼル王のピラミッドです。

今から5000年近く前ですが、この時代には人類最初の文明と言われるメソポタミアのシュメール文明も勃興していて、人類文明の黎明期なのですね。

このピラミッドは、長方形の石を積み上げたような形をしており、階段のように見えることから『階段ピラミッド』と呼ばれています。

中南米にもマヤ文明を中心に、

テオティワカンやチチェンイッツァなど

ピラミッドが多数ありますが、その形状はこの階段ピラミッドに近いものが多いのです。

また、ピラミッドではありませんが、マヤやインカには空中都市マチュピチュなど奇跡のような遺跡が多数遺されています。

階段ピラミッドの後建造されたのが、『屈折ピラミッド』と呼ばれるピラミッドです。

底辺は四角錐ですが、頂上へ向かう傾斜が途中で勾配の角度が変わっていて、屈折しているように見える所からの命名です。

後期のピラミッドでは、この屈折がなくなり、底辺から頂上への傾斜は一直線になっています。

これが『真正ピラミッド』で、ギザの三大ピラミッドもこの真正ピラミッドなのです。

ピラミッドといえば、すぐ思い浮かぶのが『スフィンクス』ですが、これも紀元前2500年頃のものとされています。

また、この神秘に満ちたピラミッドやスフィンクスは、小説や映画の格好なネタとして、多数の有名な作品が生まれています。

映画

『インディ・ジョーンズシリーズ』

『キング・オブ・エジプト』

などがあります。

また、

『ピラミッド5000年の嘘(ノンフィクション)』

こちらは、パトリス・プーヤル監督のドキュメンタリーです。

ジャック・グリモーのピラミッドに関する調査・研究を検証し、4年間に渡って撮影されたものです。

ピラミッドに関する定説に強烈な疑問を投げかけ、話題となりました。

ただし、その内容の真偽には多くの疑問があります。

小説

『太陽の王ラムセス(クリスチャン・ジャック)』

ラムセスとモーセ(『モーゼ』ではなく『モーセ』が正しい発音だそうです)との関係を知ったのも、この小説によるものでしたね。

『光の王妃アンケセナーメン』

ヒロインアンケセナーメンは、あのツタンカーメンの王妃です。

ピラミッドのリスト抜粋

エジプトのピラミッドのリストを書こうと思ったのですが、これが多すぎてとても全ては書ききれません。

以下は抜粋です。

エジプトピラミッドリストの抜粋
所在地 形状または名称
ジェセル サッカラ 階段状ピラミッド
スネフル ダハシュール 北のピラミッド(赤いピラミッド)
ウセルカフ アブシュール バー神のピラミッド
シェプセスカ サッカラ 清められたピラミッド
アメネムハト1世 リシュート 高く美しいピラミッド
センウルセト1世 リシュート 絶好な場所に建つピラミッド
センウルセト1世 イァラホーン 輝けるピラミッド
アメネムハト3世 ハワラ レンガ造
アメネムハト2世 ダハシュール 破壊大・白いピラミッド
カフラ ギザ 三大ピラミッド
クフ ギザ 三大ピラミッド
メンカウラ ギザ 三大ピラミッド

 

古代エジプトの王の遺跡(墓)?

このピラミッドですが、一体なんのために作られたものでしょうか。

これだけの巨大な建造物は、ふと思い立って簡単に作れるものではありません。

となれば、建造に当たっては、何かの切実なあるいは深刻な理由があったはずです。

もっともよく言われるのは、

古代エジプトの王の遺跡(墓)

で、これが定説になっています。

エジプトは、その当時は世界最高の文明を持つ、世界最強の国でした。

その王たる者は、当然絶大な権力を持っています。

そして王は、没後も敬われ、慕われることを願うでしょう。

あるいは、落命への恐怖もあったのかも知れません。

その願いや恐怖は、没後の世界での不滅、あるいは再生を願い信じることで、解消されます。

エジプト歴代の王の墳墓には、壁画が描かれているものが多いのです。

それらの壁画の多くは、王が神と同列に並ぶ、つまり神となる、という構図が多いのです。

ラムセス大王(ラムセス二世)の壁画にもそのシーンが描かれていました。

このあたりは、TBSの人気番組『世界ふしぎ発見』でも放送されましたね。

ラムセス二世は古代エジプトの代表的な王で、エジプトの数多くの王の中でも、王の中の王と呼ばれ、『大王』とつくのはラムセス二世だけです。

アブ・シンベル神殿では1年に2回、夜明けのほんの一瞬だけ神殿の奥にある4つの像に太陽の光がさし込み、像にあたるのです。

この4つの像は、ラムセス二世と神々の像です。

番組では、この陽の光の当たる順番を実際に撮影し、公開していました。

この場所での撮影許可が与えられたのは、世界初のことだそうですよ。

その映像では、

最初に光りがあたるのが、ラムセス二世

だったのです。

共にある神々の像へ光りが当たるのは、その後でした。

つまり、ラムセス二世は神と同格、あるいはその上に位置することを、当時の技術者は巧みに表現していたのですね。

なお、この記事では『ラムセス』と表記していますが、正しくは『ラメセス』の方が当時の発音に近いのだそうです。

このように、王の神格化あるいは不滅への願いは強かったのですが、不思議なことにピラミッド内では王の墳墓はあまり見つかっていません。

クフ王の大ピラミッドもその例に漏れません。

大ピラミッドには大きな空洞があり、その奥には一見すると墳墓様の一室があるのですが、そこには王のミイラなどはありません。

NHKスペシャルでは、特殊な技術による分析結果を見せていました。

それによりますと、大きな空洞に近い場所に、ほぼ同じ大きさの巨大な空洞があることがわかりました。

そして、そこが王の真の墳墓ではないかと言われています。

当時は盗掘が非常に多く、大半の墳墓やピラミッドはその被害にあっています。

ですので、ツタンカーメン王のミイラが、正常な形で発見されたのは、奇跡に近いことでしょう。

この謎の巨大空間も、おそらくは盗掘対策と思われます。

第一の巨大空洞は比較的発見されやすい作り方になっていますので、盗掘者達はそれを発見しても中にはなにもなく、諦めてしまう。

そんな効果を狙ったものと思われます。

現時点ではその新たな空洞の実際の発掘は行われていないようですが、将来発掘が行われれば、世界的な大発見があるかも知れませんね。

なお、ピラミッドの作り方については、別記事で詳しく書く予定ですので、ここでは割愛します。

 

ピラミッドは宇宙人が造った!?

ピラミッドの建造目的ですが、王の墳墓説、失業対策(笑)説、権威の誇示説など、さまざまな説があります。

その中でピカイチ(あまりよからぬ意味で)なのが、

ピラミッド宇宙人建造説

です。

「やっぱり出たか・・・」

と思われる人もいるかと思いますが、ピラミッドの建造目的となると、これを出さないわけにはいきませんよね。

ピラミッド宇宙人建造説の根拠はいろいろとありますが、要約すると以下のようになります。

ピラミッド宇宙人建造説の根拠

ピラミッドの方位が、正確に東西南北であること

それも『おおよそ』そちらに向いているなどという程度ではなく、ドンピシャの精度なのです。

当時の技術ではそのような正確さは期待できないこと

おそらくは磁石さえなかったでしょうから、これはうなずけますね。

とはいえ、体験的に特定の時期の日の差す方角を知り、北極星の位置なども考察すれば、相当の精度で方位を知ることは可能だと思いますよ。

当時の建造技術ではピラミッドは作れないこと

これには異論がありすぎます。

何人もの人が当時の技術のみを使って、ピラミッドの復元をしているのです。

この復元はピラミッドのフルサイズではなく、ミニチュアらしいのですが、基本的には当時の技術でも可能ということになります。

その一つが、一段石を積んではその周囲に砂や土を盛り、その上に上がって次の石を積む。

これを繰り返して最高部まで完成したら、周囲の土や砂を取り除く、という方法です。

高度な技術の突然の登場

これは、シュメールやエジプトの文明が、それ以前の継続なしに突然に出現した、と言っているわけです。

宇宙考古学者のジョルジョ・ツォカロス氏は、以下のようにコメントしています。

シュメール文明とエジプト文明を見て下さい。

どちらもそれ以前には類を見ないほど高度に発達した文明です。

これらの文明以前、人類は洞窟に暮らしていたんですよ。

しかもどちらの文明にも、技術面での進化の痕跡がありません。

つまり、基礎的な段階から洗練された形へ発展していったわけではないのです。

あたかも最初から全てを知っていたかのように、洗練された技術が突然出現したのです!

そのような飛躍は、他の先進技術の持ち主から教えられなければ、得ることはできないという説です。

もちろん、この先進技術の持ち主とは、宇宙人ですね。

確かに人類初の文明であるシュメール文明の前には、その前駆的な文明は今の所発見されていません。

ただ、あくまでも『今現在は発見されていない』だけで、この先そのような文明が発見される可能性はあります。

それにエジプトでのピラミッド建造には、そのような先進的技術なしでも建造できるという証明があります。

ましてや火星の人面岩とか、デニケンなどの説は、単に書籍を売るための方策に過ぎません。

宇宙人など持ち出さなくても、ピラミッドは作れるのです。

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まとめ

エジプトのピラミッドは、エッフェル塔ができるまでは、数千年にわたり人類が作った最大の建造物でした。

そんな巨大なものを4000年以上も前に作ったということは、奇跡的なことですね。

ピラミッドの建造目的は、王の墳墓説、失業対策説、権威の誇示説など、いろいろありますが、王の墳墓説や権威の誇示説などは説得力があります。

また、特別な先進技術など使わなくても、ピラミッドの建造は可能というシミュレーションも過去には行われました。

ということで、ピラミッド宇宙人建設説には、出番はあまりなさそうですよ。

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