女子サッカー

なでしこジャパン(女子サッカー)が弱いのはメンバーor監督が原因?

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大変残念なことですが、E-1東アジア選手権では日本代表は男女共に優勝を逸しました。

地元開催なのにふがいないことですが、それも実力、しょうがないでしょう。

女子のなでしこジャパンは、最終戦で北朝鮮に0-2で敗れてしまいました。

この試合では、スコアこそ2点差ですが、内容的にはまるで一方的な北朝鮮の圧勝でした。

なでしこジャパンは、一時はアジアでは敵なしの状態だったのに、なぜここまで弱くなってしまったのでしょうか。

この実力の低下は、メンバー(選手)によるものか、それとも監督の采配によるものでしょうか?

今回は、なでしこジャパンが弱い原因に迫り、メンバーや監督についても検証してみました!

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なでしこジャパンが弱い原因とは?

E-1の北朝鮮戦ですが、なでしこジャパンの未熟な点ばかりが目立つ、お粗末な内容でしたね。

パスが遅くころがすようなパスばかりで、速くて鋭いパスがないのです。

しかもボールへの寄せが遅く、プレスも弱いので、北朝鮮にはいいようにボールを回されていました。

パスの正確性も北朝鮮の方が遙かに上で、なでしこジャパンはミスパスばかりなのです。

パスの正確さと連係の良さは、なでしこジャパンのお家芸だったはずなのに、なせここまで落ち込んでしまったのでしょうか。

さらには、筆者はフィジカルの弱さは以前から指摘していましたが、全く改善されていません。

全盛時代のなでしこジャパンでさえ、フィジカル面ではずいぶんと見劣りしていたのです。

モーガン選手のようにスピードのある選手と日本の選手と並んで走ると、あっという間に2.3メートルの差をつけられてしまいます。

それが今は、アメリカやドイツ相手ではなくアジアの国と比べても、フィジカル面の弱さが目立つようになってしまいました。

それでも、

旧なでしこ時代は、そのフィジカル面の弱さを技術と戦術でおぎなうことができた

のです。

しかし、現在はその技術や戦術も研究しつくされて、日本のお家芸ではなくなっています。

佐々木則夫監督の戦術は、2010年頃には他の国では行われていない、

パスを繋いで敵陣に迫り、サイドからのクロスを上げる

というものでした。

当時はロングボールを放り込りこむか、スピードのある選手に任せてのスピード勝負という単純な戦法が、普通の戦術だったのです。

その隙に佐々木則夫監督の、パスと連係プレーのサッカーが割り込んだわけです。

これが当たり、なでしこジャパンはワールドカップ優勝やオリンピック・ワールドカップの準優勝という、輝かしい成績を収めました。

しかし、日本の奇跡のワールドカップ優勝を目の当たりにした諸国は、こぞって日本の戦術・戦法を研究し、身につけました。

これはアジアの国でも同様で、どの国も日本を研究し、その戦術と戦法を会得していきました。

前からフィジカル面では、中国も北朝鮮も日本より上だっただけに、その上パスサッカーも行えるとなると、実力面では次第に上になっていきます。

そして、それまで女子サッカーには本腰を入れていなかったブラジルなども、女子のサッカー強化に取り組み始めました。

元々男子では抜群の実力を持つだけに、その成長はめざましいものがあり、あっという間に女子サッカーの強国に躍り出たのです。

佐々木則夫監督にも、そのあたりは十分わかっていたと思います。

しかし、一度成功してしかも大きな成果を上げている戦術や戦法を、いきなり変えるのはそう簡単ではありません。

というわけで、日本の場合は戦術・戦法の変更もままならず、選手の年代層の入れ替えも捗りません。

若手の選手の台頭もないまま、これまで同様にベテラン選手に頼るということになってしまいました。

そして、リオデジャネイロオリンピック予選の敗退という、思いもかけぬ事態になったのです。

現在の高倉麻子監督のゲームプランは、子飼いのU-17中心の選手が

未だ育成途中で未完成

です。

おそらくは、高倉麻子監督は2020年を見据えてのプランを考えていると思われますが、現時点では選手も監督も成長の途中の段階なのです。

そのプランがある程度実現するには、後1.2年はかかりそうですね。

その間は、なでしこジャパン弱い、日本弱いと言われ続けるのではないでしょうか。

 

なでしこが弱い責任はメンバーか監督か?

なでしこが弱い責任はメンバーか監督かとなりますと、どちらにもあり、ということになりそうですね。

高倉麻子監督とすれば、今はなでしこのメンバーを大幅に入れ替え、新旧交代を計っているところであり、

「そんなにすぐに結果がでるわけないじゃないの!」

と言いたいところでしょう。

全くその通りなのですが、今現在は一つもタイトルを取れず、結果は全く出ていません。

なので、

「それじゃなでしこが弱い責任は、監督には全くないの?」

と言われれば、これは『絶対にない』とは言えませんよね。

高倉麻子監督は、育成面での手腕は確かにあると思います。

でなければ、U-17などのユース世代のワールドカップで、何度も好成績を収められるわけがありません。

しかし、育成と実際の試合での采配には、監督としての才能も違うところがあるでしょう。

高倉麻子監督に、その実際の試合面での才能があるのかは、そのような大きな大会をあまりやっていないだけに現時点では不明です。

思えば佐々木則夫監督の成功は、当時どの国もやっていなかったパスサッカーをいち早く取り入れて消化した、という点にあります。

しかし、そのパスサッカーは、今はどの国でもやっています。

日本の女子のようにフィジカル面で見劣りするチームは、それに代わる他の強力な武器を見つけなければなりません。

筆者はその武器の一つはスピードだと思っています。

日本の男子選手には、他の国に比べてスピードでは見劣りしない選手が多いのです。

男子には伊藤純也選手や長友佑都選手、また武藤嘉紀選手や乾貴士選手など、世界的に見ても見劣りしないスピードの持ち主はかなりいます。

それがなぜ女子にはスピードスターがいないのか、これは不思議です。

日本人女性にスピードがないのではなく、単に

見つけていない

だけなのではないでしょうか。

ならばと迷案を思いつきました。

バレーボールの若手選手をサッカーにコンバートしろ!

というものです。

彼女達は揃って高身長ですし、運動神経も発達しているし、それにカワイイのです。

これを甘言を弄してだまくらかし、サッカーにシフトさせましょう。

そして、スピードスターに育て上げよう、という魂胆です。

どうです高倉麻子監督、やってみませんか?

一方選手の方ですが、色々な面で不満を覚えることがしばしばあります。

たとえば、精神面の弱さです。

よく

『澤穂希選手不在』

が、なでしこの弱さの原因とされていますね。

確かに澤穂希選手のような

カリスマ性と、技術フィジカルメンタルの全てでずば抜けた実力の持ち主

は、そう簡単には見あたりません。

キャプテン交代後の宮間あや選手の不調は、その澤穂希選手の不在によるプレッシャーが、大いに影響していたと思われます。

宮間あや選手は真面目な選手だけに、重圧に耐えかねたのかも知れません。

現在のなでしこには、その澤穂希選手も宮間あや選手も、二人共いないわけです。

では誰がその代わりにリーダーシップを発揮しているかというと、

誰もいない

というところが現状ではないでしょうか。

とくにメンタル面でのリーダー不在は、現在最大の課題の一つでしょう。

選手については、こんな噂もあります。

要するに

イジメ

です。

言葉を換えれば

「姑の嫁いびり」

とも言いますね。

若手選手が、

「先輩が怖いから代表には行きたくない・・・」

と発言することなどがあったそうです。

例を挙げますと、若手が練習後に報道陣に囲まれていると、とあるベテランが「調子に乗るなよ~!」と嫌味を言ったりすることがあったとのことです。

また、若手選手が報道陣の写真撮影に応じていると、他の中堅選手が「偉くなったもんだ。」と聞こえよがしに呟いたりとか・・・

練習でも、若手にはボールを回さず、ベテラン選手だけでパスを回すことが多いそうです。

若手がシュートを外すと、ベテランFWが「枠に飛ばせよ、枠に!」とバカにしたような口調で言ったりします。

このような場合、澤穂希選手がいる時には、ベテランと若手をうまく取り仕切っていたのです。

しかし、その澤穂希選手が不在となると、ベテランと若手の溝はふさぐ人がいなくなってしまいました。

当然、若手選手は萎縮して伸びやかなプレーができません。

その結果が、最近の試合での不出来さに繋がっているというのが、澤穂希選手不在説なのです。

もう一つの弱さの原因は、フィジカル面の弱さです。

だいぶ前のことですが、なでしこが男子の全日本チャンピオンと対戦しました。

それは無謀じゃないかって?

いえいえ、『全』日本チャンピオンと言っても、社会人でも大学でも高校でもなく、

相手は中学の『全日本チャンピオン』

なのです。

厨房なのですよ、相手は。

それが1-5で完敗しました。

また、昨年2016年の12月には、男子高校生の静岡学園と対戦したのです。

その時のスコアが、

0-12

です。

いずれの試合も、男子のスピードとパワーについて行けず、走れば必ずおいていかれるというありさまでした。

試合後の選手の話では、

「アメリカやブラジル・ドイツとも違う、女子では体験できないスピードだった。」

そうです。

これらの事例から見ても、フィジカルの強化はこれからのなでしこには絶対必要だと痛感します。

 

なでしこジャパンのメンバー・大儀見優季の問題発言

以下は弱い責任の問題とは直接関係ありませんが、オリンピック予選当時の大儀見優季選手の発言が大問題になったことがありました。

大儀見優季の問題発言

「最初からこの試合にすべて懸けるつもりだったので、自分としては準備もしていたし、試合中も諦めなかった。

ただ、その気持ちがチームとしてうまく機能しなかったし、全員がそういう気持ちを持っていなかった。

ベンチ、スタッフ、

見ているみなさんも含めて。

この結果を出ていた選手だけのせいにするのは簡単ですが、そうじゃなくてこの原因をとらえて、次につなげていかないといけない。」

というものです。

この『見ているみなさん』とは、キンチョウスタジアムにいた観客や、テレビで見ていた人たちのことなのでしょう。

当然非難殺到大爆発!

大儀見優季の問題発言へのネットの声

「見てる人達も悪いってww応援してるファンに失礼すぎるぞ、どういう見方をすれば良かったの?」

「なんだこれ、天狗すぎだろ!」

「大儀見優季さん、あなたは一体誰のおかげで今までサッカーでお金を貰えていると思っているのですか?

そこのところの意識が抜け落ちていなければ、『負けたのは客のせい』なんて発言は絶対できないでしょう。

気持ちが落ち着いてからでいいので、発言を撤回して欲しいです。」

「選手だけのせいにするのはどうかと思うが、観客まで矢面に立たせるのは違うだろ。」

「大儀見優季選手はショックによる一時的な心神喪失状態にあったと考えられるので、許してさしあげてください。」

これはまあ、『見ているみなさん』から見れば、怒り狂うのも当然でしょうね。

いくらショック状態とはいえ、言って良いことといけないことの区別もつかないのは、社会人としては大変恥ずかしいことです。

これがなでしこの全ての選手の意識だとは思いませんが、ある側面を表していることも確かなようですね。

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まとめ

オリンピック出場を逃し、E-1東アジア選手権でも優勝を逸したなでしこジャパン。

かつては、ワールドカップを制覇し、その後もオリンピックとワールドカップで準優勝していたのに、その凋落ぶりは目を蔽うばかりですね。

なぜなでしこジャパンはこんなに弱くなったのか。

メンバー(選手)の責任なのか、それとも監督の責任なのか?

この点については、やはり両方に問題ありと言わざるを得ません。

ただ、現在のなでしこジャパンは、佐々木則夫監督時代と異なり、いまだ育成途中だという点も見逃せません。

この先1~2年で、それがどのように改善され成長していくのか、今後のなでしこジャパンからは目が離せませんね。

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watari1

好きなもの:野球、アニメ・ゲーム、特撮 趣味:ゲームに没頭すること、文字書き 座右の銘:『なるようにしかならない』 何をどれだけ貯めていようと、命尽きれば人生は終わり。 終わってしまった過去も、何が起こるかわからない将来も、考えるだけ無駄ではないか? そう考えたことがきっかけで、それなら今を楽しむことだけ考えよう、を信念に日々を過ごすようになりました。 自分の興味関心のある出来事やニュースについて、偏屈者ではありますが、思うままに綴っていければと思っています。

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