雑学

男の一人称の違いとは?『俺/僕/自分/私』の意識と若者の俺離れ

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男性のみなさんは、一人称は何を使っていますか?

俺、僕、自分、私…

社会人になると、私が増えてくるでしょうねが、プライベートでは色々あると思います。

実は最近、若者の間で『俺離れ』なるものが起きているらしく、自分のことを『俺』と名乗る人が減っているのだとか。

本当に、『俺離れ』なるものが起きているのでしょうか?

非常に気になるところなので、当記事では、男の一人称における『俺離れ』の実情を調査してみます。

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使う頻度の多い男の一人称!世代別結果を紹介

男の一人称というと、色々ありますよね。

一番ポピュラーなものは、『俺』でしょうか。

『僕』も時々ですが見かけますね。

筆者の高校時代の友人は、『僕』という一人称を使っていて、高校の知り合いでは唯一の『僕』使いでした。

一番ポピュラーな『俺』は、プライベートでないと使いにくく、社会人としては『私』だったり、自分だったりするかもしれません。

社会人として長年生活すると、プライベートでも私などになっていくのではないでしょうか?

そうなると、年を取れば取るほど『俺離れ』が進むわけですが、どうやら最近は若者の間でも『俺離れ』が進行中なのだとか…

果たして本当のことなのか気になりますよね。

まずは、世代別の男の一人称使用率を調べてみました。

Business Insider Japanが実施した『あなたがプライベートで使う頻度が高い一人称は?』というアンケートでは、

10〜60代の約500人

からの回答を得ることができたようです。

それによると…

10代が使う男の一人称

  • 俺:16人
  • 僕:9人
  • 自分:10人
  • 私:5人
  • その他:1人

20代が使う男の一人称

  • 俺:55人
  • 僕:36人
  • 自分:13人
  • 私:25人
  • その他:3

30代が使う男の一人称

  • 俺:36人
  • 僕:32人
  • 自分:13人
  • 私:29人
  • その他:4人

という結果になりました。

一番多い数を赤字にしてみました。

一見すると、『俺』が相変わらず多く、『俺離れ』になっているのかと思わされるのですが…

実は、10代~30代の男性が使う一人称は、総合的に見てみると…

俺以外が俺の数を上回っている

という結果になっています!

確かに、半数以上が『俺』以外の一人称を使っているとなると、若者の『俺離れ』というのは正しいのかも…

ちなみに、40~60代は『私』が一番多く、その他では『わし』が多かったとのこと。

『わし』というのも、なぜか年寄りの人が多く、若者で使っている人は見たことないですよね。

なぜ年をとった途端、『わし』という一人称になるのでしょうか…

これも意外と気になる部分です。

ネットだと、若者でも『わし』と使うような人はいますが…

まぁ、中年以上の人が『俺』や『僕』を使わないのは、先ほど少し触れた、社会人として長い間生活してきたので、『俺』や『僕』を使う機会がなくなり、そのままプライベートでも仕事時の癖が抜けなくなってしまったから…

だとは予想がつきます。

一方で、若者である10~30代の人が、半数以上が『俺』以外を使っているのは驚きますよね。

では、なぜこのような『俺離れ』が進んできたのでしょうか?

何か、若者の間で意識が変わったのでしょうか?

 

若者の俺離れ?一人称に対する意識の変化とは?

では、なぜ若者の男性の一人称は、『俺』以外が増えてきたのか?

その理由を探っていこうと思います。

PR関係の会社に勤める27歳の男性は、中学、高校時代まで『俺』を用いていましたが、大学の途中から、『僕』や『自分』を使うようになったそうです。

その人の自己分析によれば、

「『俺』というと、自己主張が強いとがった感じ。『僕』は万人受けする」

とのこと。

この人と同じ会社に勤める女性の弟も、『僕』といっているそうで、『俺』は使っていないみたいですね。

マスコミに務める31歳の男性は、最初は『僕』だったものの、

「周りが俺になってて、かっこいいかな」

として、最初は『俺』を使っていたみたいです。

しかし、次第に

「偉そう」

「自分を主張する感じ」

と思い始めて、最後は『僕』に戻り、現在に至るとのこと。

また、

「(俺は)なんかカッコつけてる感じがいやで。人と一緒というのもいやだった」

という、生まれてからずっと『僕』を使い続けている人もいましたね。

 

『俺』から変化したパターンは、メディア関連の仕事をしている28歳の男性にもありました。

こちらの場合は、『俺』→『自分』という変化をしたみたいですね。

その人曰く、

「周りには『僕』という人も結構いるが、謙虚アピールがちょっと強いかな。気を遣って『僕』と言っている気がして」

「『俺』はちょっと自己アピールが入っているんじゃないですか。『自分』は、中立的に自分を言っている、感情が入っていない気がしています」

と、『僕』に対して謙虚なイメージを持っているから、『僕』を使わないことにしているようでした。

なるほど、この人の言うことには一理ありますね。

確かに、『自分』は中立的というか、個人の立場というよりは客観視している立場…傍観者的な視点からの発言っぽく聞こえます。

『僕』だと、謙虚というか、完全に個人的なイメージになりますが、少し様子をうかがっているような弱々しさも感じてしまいます。

かと言って、『俺』はちょっと主張しすぎている気がして、公の場だと使いにくい…

そうなると、『自分』を使いたくなるのも頷けるわけです。

 

これらの結果を見ていると、若者の『俺離れ』には、

周りからのイメージを重視した結果、万人受けしやすい『僕』や『自分』を使う人が増えてきている

という傾向がもたらしていることがわかりました。

これは、今の若者があまり嫌われたり目をつけられたり…というように、

波風を立てたくないという意識の表れ

ではないかと推測することもできますね。

そんなに一人称を意識しすぎる必要もないように感じますが、どうなのでしょう?

筆者は気づいたらいつの間にか『俺』と使っていたので、ビジネス面で『自分』を使う以外では、基本は『俺』ですね。

ちなみに、筆者のように

仕事では『私』、プライベートでは『俺』

というように使い分けている人は多いはずです。

さすがにビジネスの取引で『俺』と使うのはちょっと不適切に思えますからね。

ただ、プライベートの一人称くらいはあまり気にしなくてもいいような、そんな気もしますが…

中には、一人称に悩み過ぎたがゆえに、

「英語は『I』ひとつで済むから、一人称で悩む必要がなく楽でいいなぁと思った」

という人まで現れています。

まぁ、男性も一人称で色々と悩む…そんな時代になっていることはよくわかりました。

ネット文化の隆盛によって、面と向かっての会話以外でも、コミュニケーションツールが発達し、陰口がより言われやすい時代になりましたよね。

「どこかで陰口を言われてるかも…」

と悩んでしまい、周りの評価を気にする人は増えているのかもしれません。

気にしすぎだと思えるのも、筆者の世代が今の若者の世代とは少し違うからかもしれないですし…

一人称における悩みというのは、今の若者にしかわからないことなのだと思いますよ。

ちなみに余談ですが、女性から

「リードしてほしいから変えて」

と言われ、『僕』から『俺』になったというケースもあるみたいですよ。

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まとめ

今回は、男の一人称としてよく使われる『俺』を使う人が減ってきているという『俺離れ』について調べてみました。

筆者なりの結論としては、

  • 波風を立てたくない
  • 周りの評価が気になってしまう

という今の若者の傾向が、『俺離れ』を生んだような気がします。

いちいち使い分けるより、取引先との会話でも使える『自分』や『私』、目上の人に対しても使える『僕』などをメインの一人称にした方が、疲れなくて済むという理由もありそうですね。

そのうち、『俺』を使う若者がどんどん減っていき、絶滅危惧種になってしまう日も、遠くなさそうです…。

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watari1

好きなもの:野球、アニメ・ゲーム、特撮 趣味:ゲームに没頭すること、文字書き 座右の銘:『なるようにしかならない』 何をどれだけ貯めていようと、命尽きれば人生は終わり。 終わってしまった過去も、何が起こるかわからない将来も、考えるだけ無駄ではないか? そう考えたことがきっかけで、それなら今を楽しむことだけ考えよう、を信念に日々を過ごすようになりました。 自分の興味関心のある出来事やニュースについて、偏屈者ではありますが、思うままに綴っていければと思っています。

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