雑学

ビタミンK欠乏症の症状と予防に効果的な食品やサプリをチェック!

更新日:

ビタミンには、A/B/C/D/Eなど、ずいぶん多種類のビタミンがあります。

いずれも人体には絶対かかせない、重要な栄養素です。

そのビタミンの中でも『ビタミンK』というビタミンは、あまり知られていないようですね。

しかし、最近ビタミンKがニュースなどで取り上げられることが多くなってきました。

ビタミンKは血液や骨に関わる重要なビタミンですが、どのような役目をするビタミンなのでしょうか。

また、不足した場合にはどんな症状が出るのでしょうか。

今回は、ビタミンK欠乏症の症状と、予防に効果的な食品やサプリなどを調べてみました!

スポンサーリンク

ビタミンK欠乏症の症状とは?

ビタミンKを発見したのは、

デンマークのH.Dam氏で、1929年のことです。

もう90年近く前の事で、最近発見されたばかりではありません。

H.Dam氏はニワトリの実験をしていた時に、偶然このビタミンKを発見したとのことです。

ビタミンKという名前の由来は、『血液凝固』という意味のドイツ語『Koagulation』からきたものです。

ビタミンKには、いくつかの種類がありますが、とくに重要なのが、

  • 植物でつくられるビタミンK1(フィロキノン)
  • 細菌や動物の体内でつくられるビタミンK2(メナキノン)

の2つです。

人間が食事からとるビタミンKはビタミンK1(フィロキノン)が多いのですが、栄養上とくに重要なのは、

  • 動物食品にあるメナキノン-4
  • 納豆に含まれるメナキノン-7

です。

 

それではビタミンK欠乏症とは、どんな症状なのでしょうか。

代表的な症状は、

  • 血液が凝固しにくくなる
  • 骨粗しょう症になりやすくなる
  • 動脈の石灰化が起こりやすくなる

この3つです。

いずれも生命や健康の維持には、重大な影響があるものですね。

ビタミンKは、血液を凝固する物質(血液凝固因子Ⅱ・Ⅶ・Ⅸ・Ⅹ)を作る際に働くビタミンなので、不足すると血が固まりにくくなります。

怪我をした時には、小さな傷ならほっておいても数分で血が止まります。

この自然に血が止まるのは、血管の外に出た血液が凝固するからであり、人体の自然の防衛力の一つです。

鼻血や胃腸からの出血、月経の時なども同様です。

もし、この自然に血が止まる作用がなければ、指先の小さな傷でも出血は止まらず、命を落とすことにもなりかねません。

 

また、ビタミンKには骨のたんぱく質を活性化する働きもあります。

骨は、コラーゲンとカルシウムやマグネシウム、リンなどが結合して骨になりますが、コラーゲンとカルシウムを結びつけるのが、ビタミンKです。

そのため、ビタミンKが不足する骨が弱くなり、骨粗しょう症になりやすくなるのです。

このビタミンKの不足は、

  • 胆管の閉塞
  • 吸収不良
  • のう胞性線維症
  • 小腸の切除

によって起こることもあるそうです。

ビタミンKは腸内細菌によっても作られますが、腸内細菌叢の定着していない赤ちゃんは欠乏を起こしやすいのです。

母乳にはビタミンKは少ないので、不足した場合には乳児ビタミンK欠乏性出血症(頭蓋内出血)を起こす場合もあるとのこと。

そのような場合には、ビタミンKシロップなどが投与されるとのことです。

また、妊娠中に母親が、食事からのビタミンK摂取量を増やしても効果があるそうです。

ビタミンKは脂溶性(油に溶けやすい性質)なので、食物の油脂に融けて存在しています。

その食物を食べると小腸の上部(胃に近い方)で吸収され、他の脂溶性ビタミンと一緒にタンパク質の小物質(キロミクロン)に取り込まれます。

そして、リンパ管を経て血液に入り全身に運ばれていきます 。

また、血栓治療薬(ワーファリン)を飲んでいる人は、ビタミンKとの併用を控える必要があります。

血栓治療薬は血液を凝固しないようにする薬で、ビタミンKは逆に凝固しやすくするビタミンですから、併用不可は当然ですね。

 

ビタミンK2とビタミンD3の併用は、骨密度を増やす効果があるそうです。

この2つを2年以上同時摂取した骨粗鬆症の患者は、骨密度の増加があったとのことです。

天然型のビタミンKの過剰摂取(とりすぎ)については、現在の所は弊害などは報告されていません。

多少は取りすぎても大丈夫ということですね。

しかし、化学合成されたビタミンK3は時に過剰症を起こす恐れがあります。

 

ビタミンK欠乏症の予防に効果的な食品とサプリはなに?

ここでは、ビタミンK欠乏症の予防に効果的な食品をみてみましょう。

ビタミンKは脂溶性(油に溶けやすい性質)なので、その吸収率は一緒に食べる食べ物の油によって大きく変わってきます。

通常の大人のビタミンK吸収率は、

高い場合で70~80%

低い場合は10~20%

とかなりの差があります。

したがって、油類や蛋白質と一緒に摂るようにすれば、より効果的ですね。

ビタミンKでとくに重要なのは、動物食品に含まれるメナキノン-4と、納豆に含まれるメナキノン-7です。

フィロキノン(ビタミンK1)が多く含まれる食品は、

  • ほうれん草
  • ブロッコリー
  • キャベツ
  • トマト
  • 海藻類

など。

メナキノン-4(ビタミンK2)が多いのは、チーズなどの動物性食品に含まれます。

骨粗しょう症対策への期待が高まるメメナキノン-7は、もちろん

納豆

となります。

 

以下はビタミンKを多く含む食品と含有量のリストです。

通常の1食あたりの量に含まれるビタミンKの量

モロヘイヤ 384μg

おかひじき 155μg

春菊 150μg

ほうれん草 135μg

大根の葉 135μg

かぶの葉 170μg

豆苗 96μg

鶏肉 53μg

納豆 435μg

こうして見ますと、納豆とモロヘイヤに含まれるビタミンKが多いのが目立ちますね。

やはり納豆とモロヘイヤは健康食品の横綱格のようです。

 

こちらは、どの程度ビタミンKを取れば良いのか、年代別の摂取基準です。

  • 乳幼児 60-70μg
  • 青年期 150-160μg
  • 成人 150μg
  • 高齢者 150μg

おおむね1日に150μgのビタミンKを摂れば良いようですね。

 

次にビタミンKのサプリですが、かなりの数の製品があります。

価格も数百円から数千円までさまざま。

ビタミンKのサプリメント

DHC ビタミンK 30日分 800円

ソースナチュラルズ(Source Naturals) ビタミンK 500mcg 200錠 2595円

Cal(カル) ビタミンK100mcg 100粒[海外直送品] 680円

Country Life ビタミンK-1 100mcg 100タブレット (海外直送品)1500円

Doctors Best, Inc. MK-7 ビタミンK2(メナQ7) 100mcg 60粒[海外直送品] 2529円

ビタミンKに限らず、ビタミンやミネラル類を摂る場合は、

サプリより食品

というのは、よく言われています。

自然の食品に含まれるビタミンやミネラル類と、サプリに含まれる成分では、おなじビタミンといっても内容的に異なる場合も多いからでしょう。

スポンサーリンク

 

まとめ

血液の凝固障害や骨粗しょう症対策として、最近よく取り上げられるのがビタミンKです。

人体には絶対かかせない、重要な栄養素として、注目されているのです。

ビタミンKが不足すると、怪我をした場合に血が止まりにくくなったり、骨が弱くなったりもします。

そのような場合の予防と対策として、春菊や納豆、モロヘイヤなどを摂ることが効果的なようですね。

ビタミンKのサプリもありますが、ビタミンやミネラルはできれば自然の食品から取った方が望ましいようです。

やはり『天然の品』がベストということなのでしょう。

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

halx

記事書きのhalxです。 好きなもの: 犬(特にゴールデンレトリバー)/S.T.A.L.K.E.R.などゲーム/サッカー/ボクシング/SF/不思議感覚/超常現象/ワグナー/シベリウス/ブルーグラス などなど。 欲しいもの: 不老不死若返りの薬(切実に欲しい)/ハイエンドゲームマシン/高性能自動翻訳ツール などなど。 良い記事を書くためには、例えそれが国際情勢や遺伝子の記事でも、ハイエンドゲームマシンが絶対に必要なのです。 GTX1080Tiがなければ、国際情勢や遺伝子の記事が書けるわけがないじゃないですか!

-雑学

Copyright© My News23 , 2018 All Rights Reserved.