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北方領土問題まとめ!ロシアの主張と日本の主張をわかりやすく解説

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北方領土問題 主張

昔から『北方領土問題』を、ニュースなどで見かけることがあると思います。

これは戦後から現在まで続く、日本とロシアの領土問題であり、

『なかなか解決の糸口が見つけられない』

問題としても、かなり有名なものになります。

 

そもそも、どうしてここまで北方領土問題が長引いているのでしょうか?

その背景には、

『ロシアと日本の主張の違い』

があります。

 

そこで、今回は、

『北方領土問題に対する、ロシアと日本の主張』

について、紹介していきます。

北方領土問題が解決しない理由を知りたい人は、参考にしてみてください。

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北方領土に対するロシアと日本の主張をわかりやすく解説

北方領土問題以外でも、

『お互いの主張に食い違いがある』

ときは、なかなか問題が解決しないと思います。

実際に、経験したことのある人も多いのではないでしょうか?

 

ロシアと日本は、まさにその典型的な例であり、

『主張と認識の違い』

が、問題解決を遅らせる最たるものの1つでしょう。

その主張の違いがわかるように、これから、

『ロシアと日本の主張』

をそれぞれ紹介していきます。

ロシアの主張

まずは、ロシアの主張から紹介します。

そもそも、ロシアが考える、北方領土の範囲とは、

『択捉・国後・色丹・歯舞を含む千島列島全域』

ということになっています。

 

そして、この背景には、

『ポツダム宣言』

が関係しています。

 

第二次世界大戦時、日本が連合軍との間で、事実上の降伏勧告である、

『ポツダム宣言の受諾』

が行われました。

戦争終了時の、玉音放送でも有名な話です。

 

この際、当時のソ連軍は、

『千島列島を南下して、北方四島を占領した』

ため、戦争終了時に占領した北方領土も、ソ連の領土だと主張したのです。

 

今では、あまり馴染みのない考え方かもしれませんが、

『占領した土地は、占領した国のもの』

というのが、世界の常識として広まっている時代でもありました。

 

その理論に則って、ソ連も、

「占領しているんだから、北方領土も私達の領土だ」

というふうに、主張してきたのです。

 

ですが、戦争終結後に進行してきたため、日本としても不法占拠との印象が強いので、

『北方領土は日本の領土』

という日本側の主張と、食い違っているのでしょう。

日本の主張

ロシア側の主張を紹介したところで、次は日本の主張を紹介します。

まず前提として、当時のソ連は、日本と、

『日ソ中立条約』

を結んでいました。

 

これにより、有事の際は、侵略行為をしないとされていたのですが、

『突然の条約破棄』

により、ソ連が連合軍として、日本と敵対しています。

 

これだけ見ると、ソ連が突然、条約破棄したようにも見えますが、当時の日本も、

『南樺太で、軍事演習と称したソ連へのけん制行為』

を行ったとされています。

 

当時、ドイツと敵対していたソ連は、日本のけん制によって、

「ドイツ戦線に戦力を集中できなかった」

として、日本が先に条約を破棄したと主張しています。

 

これがきっかけとなり、連合軍入りしたソ連が、最終的に千島列島を南下し、

『北方四島』

を占領するのです。

 

はっきり言って、どっちもどっちの苦しい言い分のように聞こえますが、ここからが日本の主張で、

「ポツダム宣言を受諾した後の占拠は、不法占拠になる」

といって、北方領土の返還を求めています。

 

ですが、あくまでソ連側は、

「ポツダム宣言は、調印されて初めて受諾されたもの」

という言い分であり、日本の主張を否定しているのです。

 

当然、納得できない日本は、

「北方領土は、日本の領土だ」

と主張を続けているのが、現在までの流れとなります。

 

北方領土問題の元々の原因は『ポツダム宣言』

北方領土問題 原因

ロシアと日本が、ここまで北方領土問題で悩まなければならなくなった原因は、

『ポツダム宣言』

にあると言えます。

 

ポツダム宣言について、日本は、

「受諾を認めたときから、ポツダム宣言の効力がある」

としています。

 

これに対して、ロシアは、

「ポツダム宣言は、調印されたときから効力がある」

としています。

 

このわずかな日数の差が、北方領土問題を難しくしているのです。

 

実際、

『どの時点で、ポツダム宣言が有効になるのか』

が、両国ではっきりしていれば、ここまでの問題にはならなかったでしょう。

 

ですが、当時、戦争で疲弊しきっていた日本を責めることはできず、また、

『ここまで尾を引く問題』

になるとは、誰も考えていなかったと思われます。

 

それはロシアも同じ見解であると思いますが、どちらにしろ、

『両国とも、後に引けなくなった』

状態が、現在まで続いている状態であることは間違いないのです。

 

ロシアと日本の主張が重なることはない?

ここまで年数をかけたにも関わらず、未だに解決に至っていない北方領土問題。

『北方四島を返還する形で解決することはない』

と考えておいたほうが良いです。

 

日本とロシアの両国とも、来るところまで来てしまっています。

解決案があるとすれば、

『共同統治』

が、もっとも現実的な方法になるでしょう。

それも、お互いの主張と譲歩で、同意できればの話になります。

 

今の社会に生きている人からすれば、

「お互い歩み寄ればいいのに」

と考えるかもしれませんが、当時の状況を知っている人からすれば、納得がいかないものになります。

 

その点も、ロシアと日本が頭を悩ませている問題であり、

『主張が重なることはない』

と考えてしまう根拠になっているのです。

 

いずれは、何らかの形で解決するのかもしれませんが、

『気の長い話』

と考えて、見守るほうが良いのかもしれませんね。

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まとめ

『北方領土問題まとめ!ロシアの主張と日本の主張をわかりやすく解説』、いかがでしたか?

今回のまとめとしては、

『北方領土問題の解決は、両国の主張が重なるのを気長に待つしかない』

ということが言えるでしょう。

 

戦後から、今まで続く北方領土問題は、

『相当に根が深くなっている』

のは、誰しもが感じていることだと思います。

 

時間が解決すると言えば、無責任に感じるかもしれませんが、

『その可能性を考えた方が良い』

というのが、現在の状況なのです。

 

いずれ、世代が完全に変わる時代が来たとき、その時代の人々が、

『北方領土問題に終止符を打つ』

ことを、願ってやみません。

遠くでにらみ合うより、仲良く喧嘩するほうが、両国にとっても建設的ですからね。

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kenimamebo

在宅ライターとして、日々研鑽を重ねる毎日を送っております。 座右の銘は、『風林火山』。 孫子から始まり、武田信玄公の旗指物にも書かれたこの言葉通り、様々な状況でも行動できる人物になるのが目標です。 しっかりと記事を書き続けていきますので、よろしくお願い致します。

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