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超ソロ社会とは?看取られ難民続出と日本の少子化が進む意味と未来

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将来に不安を抱える高齢者

将来に不安を抱える高齢者

あなたは

『超ソロ社会』

という言葉を知っていますか?

少子高齢化が進み、生涯未婚率が年々上昇している日本では、近い将来、

国民の約半数が独身者

という『超ソロ社会』を迎えることになると言われています。

独身者といっても、

『独身貴族』

『おひとりさま』

のようなソロ生活を充実させ、生涯を独身で終えたいと考える未婚者だけを指すのではありません。

『超ソロ社会』に含まれる独身者は、

配偶者との死別や離別によって『ソロ生活』を余儀なくされるケース

も多くあります。

そして、『超ソロ社会』に向かっている日本の問題と言えば、

『看取られ難民』

いわゆる看取られる場所がない『孤独死』が増加していくことです。

これから『超ソロ社会』に向かう日本の、

『看取られ難民』問題や少子化が進む意味と未来について

考えてみましょう。

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『超ソロ社会』とは

高齢者の一人暮らし

高齢者の一人暮らし

『超ソロ社会』と聞いても、まだピンとこないという人も多いでしょう。

『超ソロ社会』とは

国民の約半数が独身者になる

という、日本の未来について問題視されている言葉です。

 

日本では、少子化晩婚化が深刻化していると言います。

このまま少子化や晩婚化が進み、生涯未婚率や離婚率が上昇すれば、日本は『少子高齢化』とともに『超ソロ社会』へ突入していきます。

2017年には、荒川和久さん著書『超ソロ社会「独身大国・日本」の衝撃』という本が発売されて話題となりました。

荒川さんはその著書の中で、

2035年には、15歳以上の独身者人口と配偶者人口はほぼ同数になり、その頃には男性の3人に1人、女性でも5人に1人が生涯未婚になると予測

と伝えています。

『超ソロ社会』が予測される日本の現状とは

『超ソロ社会』が予測される日本の現状を少しみてみましょう。

2018年『国立社会保障・人口問題研究所』の『人口統計資料集』によれば、

生涯未婚率(50歳時に未婚の割合)は、

男性23.4%

女性14.1%

という結果があり、年々上昇傾向にあると言います。

生涯未婚率の上昇が意味することは、将来の『少子化』です。

 

さらに、独身者といっても、単に生涯未婚者だけではありません。

配偶者との死別や離別によって、最期の時を『ソロ』で迎える人を含みます。

65歳以上の『ソロ生活』は上昇傾向にあり、2040年には

男性の5人に1人、女性の4人に1人が単身世帯となる

と予測されています。

 

『超ソロ社会』は

  • 少子化
  • 未婚化
  • 晩婚化
  • 離婚率の上昇
  • 配偶者との死別

これらが進むことによって日本が迎える未来です。

 

『超ソロ社会』で『看取られ難民』続出の日本の未来

孤独な高齢者

孤独な高齢者

もちろん、『ソロ』がいけないということではありません。

『ソロ』であろうと『ペア』であろうと、その人にとって生涯どちらが幸せとは一概には言えません。

しかし、近い将来日本が迎える『社会』の構造が、『超ソロ社会』になると

『看取られ難民』が続出する

という結果を生み出してしまうというのです。

恐れる『看取られ難民』

『看取られ難民』とは

最期の時を誰にも看取られることができない人、看取られる場所がない人

のことを指します。

高齢者でなくとも、最期の時を自宅で迎えるか介護施設や病院で迎えるのか。

また誰に看取られるかをなんとなく考え、子供や親せきに伝えている人は多いでしょう。

しかし、『超ソロ社会』ではその選択すらできず、

看取ってもらう人や看取られる場所がない

というのです。

最期の『看取られ場所』を選べない高齢者

現在、すでに介護現場や医療機関での人材不足により、適切なケアが受けられていない高齢者が多いことは、日本の問題となっています。

とくに、『自宅で最期の時を迎えたい』と望む高齢家族の希望を叶えるためには、24時間家族のサポートが必要です。

しかし、

『超ソロ社会』によって生み出された単身の高齢者には、支えてもらう家族がありません

これによって、本人が望んでいた最期の形を叶えてあげられないこともあります。

つまり、『超ソロ社会』では高齢者が『看取られ場所』を選べないのです。

『孤独死』『孤立死』の増加

さらに、問題は『場所』だけではありません。

『超ソロ社会』を迎えると、単身の高齢者は増加します。

すると、『孤独死』『孤立死』の増加を招くというのです。

誰にも看取られず、ある日、親せきや近所の人、行政など第三者によって発見されるというケースです。

厚生労働省が打ち出した『在宅死』の策

さらに、現在の日本では

約75%が病院

で最期の時を迎えています。

このまま『超ソロ社会』を迎えれば、確実に病院でのベッドの数は足りなくなり、人手不足が予測されます。

厚生労働省は、このような事態に備え、医療費の削減を目的とした『在宅死』の政策を進めています。

しかし、果たしてこの策が、『超ソロ社会』での単身高齢者の『孤独死』と向き合っていけるのかは疑問です。

 

少子化で見えてきた日本の未来

さて、近い未来『超ソロ社会』を迎える日本の課題は、『少子化』であると指摘されています。

少子化は、多様性のある社会で、結婚しても子供を望まない夫婦が増えてきたことに加えて、生涯未婚である人が増加していることも要因の一つだと言われています。

このような結果を見ると、現在ソロ生活を送っている人はプレッシャーを感じるかもしれません。

しかし、例えば若年層で結婚を望まない人には

  • 経済的な理由
  • 出会いがない
  • いつかは結婚するかも

など様々な理由があります。

結婚をすれば少子化を避けられ、『超ソロ社会』へ歯止めをかけることができるかというと、そうとも限りません。

結婚をしても、離婚や死別によっていずれ『ソロ』になる可能性は誰にでもあります。

少子化と『超ソロ社会』を迎える不安は切り離せませんが、対策としてはどこか別のところに糸口があるようにも思えます。

将来『ソロ』になった時、自分がどのように周りと関わっていくかが重要なのではないでしょうか。

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まとめ

近い将来、国民の約半数が独身者という『超ソロ社会』を迎える日本。

『超ソロ社会』は、少子化や未婚化、離婚率の上昇や配偶者との死別によって起こり得る未来です。

その結果として、

  • 最期の時を誰にも看取られることができない人
  • 看取られる場所がない

といった、

『看取られ難民』

が続出すると予測されています。

また、『看取られ難民』の孤独も問題です。

しかも、これらの問題は、

既婚者を増やし少子化を防げば、解決するというものでもありません。

実際には、誰にでも『ソロ』になる可能性はあるのです。

その時、自分がどのように周囲と関わっていくかを、考えておかなければいけません。

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好きな食べ物:パン、アイス、ハチミツ、ウイスキー。 趣味:ライブ参戦、パンの食べ比べ、コスメ収集、インターネットショッピング、お尻トレーニング。 基本的には健康オタクです。 最近ハマっているものは酒粕とハトムギです。 皆さまに読みやすい記事をお届けできますよう努めてまいります。

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