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株式会社マリカーの賠償金はいくら?裁判で負けた敗訴の理由をチェック

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一時期、ネット上を騒がせた株式会社マリカーを知っているでしょうか?

現在は、商号がMARIモビリティ開発になっていますが…。

この旧・株式会社マリカーは、

『任天堂の『マリオカート』のコスプレを無断で貸し出す』

などのビジネスをおこなっていたため、天下の任天堂法務部によって裁判へ発展した経歴があります。

そして、そのマリカー訴訟において、東京地裁が、株式会社マリカーに対し、損害賠償額の支払い、不正競争行為の差し止めが判決として下されました。

これを任天堂の勝訴と言っていいのかどうかは微妙なところでありますが、当記事で、旧・株式会社マリカー(現・MARIモビリティ開発)について、損害賠償や裁判結果について紹介します。

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株式会社マリカー(MARIモビリティ開発)とは?

株式会社マリカー(MARIモビリティ開発)とは、どんな会社なのでしょうか?

株式会社マリカー(MARIモビリティ開発)は、公道カート⾞両のレンタル事業です。

これだけなら、普通…とは思いませんよね。

まず、公道カート車両のレンタルをしている企業の名前が、マリカー…。

どう考えても、カートにマリカーという名前は、『マリオカート』を連想させます。

連想させるというか、なんとこの株式会社マリカー(MARIモビリティ開発)という企業は、

貸し出しコスチュームに、マリオやヨッシーなどのキャラクターのコスプレ衣装があった

という、とんでもない事業をおこなっていたのです。

株式会社マリカー(MARIモビリティ開発)が、任天堂に訴訟を起こされたことを考えれば、もちろんわかるかと思いますが、

任天堂に無許可で勝手にコスプレ衣装を貸し出し、『マリカー』を商標登録した

というあまりにも最低な行為をはたらきました。

 

実は、この株式会社マリカー、海外と日本では反応が大きく異なっているんですよね。

マリカーのサービスを外国人が利用することが多いようで、海外からは、

「めちゃくちゃ楽しい!」

「やる価値がある、このために日本に行きたい」

「スタッフの先導もあるし楽しみやすい」

「マリオカート気分が味わえて最高にエキサイトしたよ」

などという感想なのですが、一方の日本国内からは、

「あのカート、ほんと車運転してる時危ないから消えてほしい」

「他社がお金をかけて作ったブランドを無断でパクるとか最低」

「他社作品を堂々とパクるとか中国企業かよ」

「賠償責任待ったなしだな」

など、批判の意見が非常に多かったです。

そんな株式会社マリカー(MARIモビリティ開発)、やはりというべきか、2017年に任天堂に提訴されました。

『知的財産権の侵害行為の差止等並びに上記行為から生じた損害の賠償を被告らに対して求める訴訟』

だったみたいですね。

そしてその裁判の結果が、2018年9月28日に、任天堂から発表されました。

 

株式会社マリカーの賠償金はいくら?

結果から言うと、任天堂のリリースによれば、

本日、東京地方裁判所において、「マリカー」という標章等が被告会社の需要者との関係で当社の商品等表示として広く知られていることを認めた上で、被告会社に対して、不正競争行為の差止(例えば、被告会社の営業活動においてマリオ等のキャラクターのコスチュームを貸与することが禁止されることが判決文中で、例示されています。)と、損害賠償金の支払い等を命じる判決が下されましたので、お知らせいたします。

とのこと。

つまり、

任天堂の主張が一部認められ、半分勝訴

という形になりました。

なぜ半分なのかは後ほど説明します。

 

この判決により、株式会社マリカー(MARIモビリティ開発)は、

  • マリオやヨッシーといったキャラクターのコスチューム貸し出しが禁止
  • 賠償金1000万円の支払い

ということになりました。

結局、賠償金は、

1000万円

でしたか。

規模が、それほど大きくない会社にとっては、痛い賠償金になったでしょうね。

そして、これまで公式サイトは、以下のようなデザインでした。

よくもまぁここまで堂々としていられるなぁ…。

と感じるデザインだったのですが、任天堂からのリリースが発表されて以降は、以下のようなデザインになりました。

中学生でも作れるようなテキストしかない、あまりにもシンプル過ぎるデザインに…。

自分たちが負けることを全く考えていなかったのか、

慌ててサイトだけを作ったのでは?

と思わせるデザイン変更です。

まぁ、自分たちが売りにしていたコスプレ衣装貸与が禁止になったわけですから、デザイン変更は仕方ないですよね。

 

しかし、実は株式会社マリカー(MARIモビリティ開発)にとって、この敗訴はそれほど痛手ではないような気がします。

なぜそう思うのか?

そのカギが、株式会社マリカー(MARIモビリティ開発)の負けた理由にあります。

 

株式会社マリカーは完全敗訴とは言えない理由

驚く男性

驚く男性

問題は、株式会社マリカー(MARIモビリティ開発)が今後どうなっていくか?

という点ですが…

正直なところ、株式会社マリカーと任天堂の争いは、今後も続くと思っています。

なぜなら、今回の判決は、

株式会社マリカー(MARIモビリティ開発)は一部で主張が認められ、完全敗訴ではない

からです。

 

どういうことかというと、今回の任天堂のリリースを見る限り、

不正競争防止法に該当する部分のみ主張が認められ、商標法、著作権法に該当する部分は認められなかった

と受け取ることができますね。

つまり、株式会社マリカーことMARIモビリティ開発が負けた理由は、

営業活動としてマリオなどのコスプレ衣装の貸与

という部分が不正競争防止法違反だったことになるわけです。

実際、任天堂はリリースの最後に、

当社は、長年の努力により築き上げてきた当社の大切な知的財産を保護するために、当社のブランドを含む知的財産の侵害行為に対しては今後も継続して必要な措置を講じていく所存です。

としていること、さらに

『マリカー』の商標登録に対する異議申し立てが特許庁に却下されていること

から、依然として『マリカー』という商標についての問題は解決していません。

株式会社マリカーは会社名こそ変えたものの、『マリカー』の商標は、まだ取り消されていないことから、引き続き、

「MARIモビリティ開発、略してマリカーです」と名乗ることが可能

なわけですね。

事実、判決結果発表後にMARIモビリティ開発に電話をした人が

「マリカーです」

と名乗られた、という話もSNSで見かけています。

 

また、詳しい判決文の全文がわかっていないので何ともいえませんが、任天堂のリリースに出ている部分のみで判断するなら、

  • コスチュームの貸与が禁止なので、客がコスプレを持参する分には問題がない
  • 衣装の販売、衣装のレンタルを専門にする別会社を作って営業を続けるというグレーゾーン

という抜け道があるように見えるからです。

現在もマリオのコスプレをした人たちがカートに乗って走ってるみたいですし…。

(禁止される日が、まだ来ていないので通常営業をおこなっているだけの可能性もあります。)

しかし、今後何か言われたら、

「客が違う店で借りた服装で来店してカートに乗っただけで、我々は衣装について関与していないのでわからない」

と言ってしまえば、何の問題もなくなってしまうわけですね。

それだけに、MARIモビリティ開発の完全敗訴ではないのが何とも言いにくく、『マリカー』の商標や著作権を巡り、任天堂とMARIモビリティ開発の争いは第2ラウンドへ発展しそうです。

そもそも、東京地裁の判決にMARIモビリティ開発が不服を示したら、高裁での判断を仰ぐことになるので、延長戦ということも考えられますからね。

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まとめ

旧・株式会社マリカーという明らかに怪しい会社は、商号をMARIモビリティ開発に変更、サイトデザインも変更しました。

今回の任天堂の勝訴で、外国人は残念がっているみたいですが、パクリはパクリ、やってはいけないことです。

その辺りを理解してほしいものですね。

そして株式会社マリカーですが、今後もカート事業自体は継続していくみたいです。

まぁその前に国土交通省が導入を目指す、公道カートの新規制に対応できるか?

そして任天堂との第2ラウンドに勝てるのか?という、大きな壁が立ちはだかりますが…。

筆者個人としては、株式会社マリカーことMARIモビリティ開発は、認めたくないですね。

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watari1

好きなもの:野球、アニメ・ゲーム、特撮 趣味:ゲームに没頭すること、文字書き 座右の銘:『なるようにしかならない』 何をどれだけ貯めていようと、命尽きれば人生は終わり。 終わってしまった過去も、何が起こるかわからない将来も、考えるだけ無駄ではないか? そう考えたことがきっかけで、それなら今を楽しむことだけ考えよう、を信念に日々を過ごすようになりました。 自分の興味関心のある出来事やニュースについて、偏屈者ではありますが、思うままに綴っていければと思っています。

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