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ボランティアの定義は無償?本当の意味と語源・由来をチェック!

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現在の日本では、日常的に、

『ボランティア』

という言葉が使われています。

実際に、ボランティア活動をしている人もたくさんいます。

 

それほど、私たちの暮らしに浸透している『ボランティア』ですが、

「ボランティアの本当の意味ってなに?」

と聞かれたら、正しく答える自信はありますか?

なんとなくイメージ先行で『ボランティア』という言葉を使っている人も、多いのではないでしょうか?

 

そこで今回は、ボランティアの本当の意味と、語源や由来について説明していきましょう!

さらに、

「ボランティアの定義は無償のことなのか?」

という問題にもスポットをあててみますね!

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ボランティアの本当の意味と語源や由来をチェック!

ボランティア活動

ボランティア活動

『ボランティア』という言葉の意味を、辞典などで調べてみました。

ブリタニカ国際大百科事典

無償で自発的に社会活動に参加したり、技術や知識を提供したりする人や、その活動

デジタル大辞林

自主的に社会活動などに参加し、無償の奉仕活動をする人

大辞典

自発的にある活動に参加する人。特に、社会事業活動に無報酬で参加する人

それぞれ、書き方は違っても、ほぼ同じ内容ですね。

『自主的に、社会事業などに無報酬で参加する人』

が日本でいう、ボランティアの意味といってよいでしょう。

ボランティアの語源

ボランティアは、英語で、

Volunteer

と綴ります。

この、Volunteerの語源は、ラテン語です。

自由意志を意味する、ラテン語の『Voluntas』(ボランタス)から、

喜びや精神を意味する、フランス語の『Volonte』が、生まれて、

志願兵や義勇兵を意味する、英語の『Volunteer』になり、

日本で、自主的に、社会活動などに無報酬で参加する人を意味する、『ボランティア』になった

なるほど!

自由意志から、喜びや精神へ。

そして、志願兵や義勇兵へ。

さらに自主的に、社会活動などに無報酬で参加する人ですか。

英語から日本語への流れで、若干拡大解釈されているような気がしますね。

メモ

英語でのボランティアの本来の意味は、志願兵です。

そのため、アメリカでは、現在でも、志願兵のことをボランティアと呼んでいます。

ボランティアの由来

ボランティアの由来には2説があるようです。

17世紀中期のイギリスで、国内の情勢不安の中、自分たちの村や町を守るために立ち上がった自警団を『ボランティア』と呼んだ

18世紀後半から、19世紀前半にかけての、アメリカ合衆国の独立や、フランス革命、南アフリカ諸国の独立などに参加する義勇軍のことを『ボランティア』と呼んだ

どちらの説も、

『自発的に活動する人たち』

のことを指して、ボランティアと呼んでいたことになります。

 

ボランティアの定義は無償なのか?

ビーチの清掃

ビーチの清掃

結論からいえば、ボランティアの意味が、

自主的に、社会活動などに、無報酬で参加する人

であることから、

ボランティアの定義は、無償であるといえます。

 

ボランティア活動の原則には、次の4つがあり、ここでも無償性が織り込まれていますね。

自主性・自発性=やってみようという気持ち

社会性・公共性=協力しながら、力を合わせる行為

無償性=個人的な利益や報酬を目的としない

先駆性・開拓性=自由な発想で、方法や仕組みを考える

 

ところが、最近では、

この無償性に疑問をもつ人が増えています

 

無償に反対する意見をみてみましょう。

「世界では、有償ボランティアは当たり前だし、日本でも海外青年協力隊などは、生活費や手当が発生する有償ボランティアだ」

「無償では、ボランティア活動に時間をさいても生活に支障のないレベルの人でないと、活動ができない」

「無償の善意ばかりに頼っては、個人の生活を破壊してしまう」

「ひとりでも多くの人が関わるためには、無償では限界がある」

どれも、考えさせられる意見ですよね。

 

日本では、ボランティアは無償奉仕という考え方が浸透しています。

しかし、厚生労働省の資料には、『有償ボランティア』についても書かれてます。

ボランティア活動を行い、実費や交通費、さらにはそれ以上の金銭を得る活動を『有償ボランティア』と 呼ぶ例もある。

参考:厚生労働省資料のボランティアの位置付けより

社会の中で、『ボランティアは無償』という思い込みが、一人歩きしているのかもしれませんね。

 

ボランティアの、無償以外の原則を思い出してください。

自主性・自発性

社会性・公共性

先駆性・開拓性

これだけでも、素晴らしいですよね!

無償が当然という考え方は、この精神を持った人たちの行動を制限したり、追い詰めたりすることも考えられます。

また、

「無償でなければ、ボランティアではない」

と、決めつけたら、金銭的、時間的余裕がないと、誰もボランティアはできなくなります。

 

ボランティアの原則は無償としながらも、有償ボランティアや、交通費や滞在費が支払われるなど、ケースバイケースの対応もあっていいのではないでしょうか。

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さいごに

『ボランティアの本当の意味と、語源や由来、ボランティアの定義は無償なのか?』

について、紹介してきましたが、いかがでしたか?

まとめると、次のようになります。

ボランティアの語源は、ラテン語の『Voluntas』(ボランタス)である

ボランティアの由来には、2説がある

ボランティアの定義は無償である

ただし、ボランティアの語源や由来には、無償の意味付けはない

ボランティア活動で、無償と有償について、さまざまな意見が聞かれますが、現在の日本では、

無償が一般的

のようです。

今後は、試行錯誤を繰り返しながら、

『ボランティアは無料奉仕』

の定義も、変わっていくかもしれませんね。

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momoyan

エレファントカシマシが大好きで、あるもので手早く料理を作ることが得意です。「案ずるより産むが易し」と「なんとかなる」が座右の銘。本を読みながらでないと眠れないほどの活字好きです。読んでためになる記事、楽しい記事を、気持ちを込めて丁寧に執筆していきます。どうぞよろしくお願い致します。

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