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祖先と先祖と子孫の違いとは?意味と使い分けの例文を紹介!

投稿日:

gosenzosama

お盆になると、お墓参りをする多くの人が墓前で手を合わせて、先祖をしのぶ光景が見られますね。

ニュースでも

盆の終わりに先祖の霊を送り出す灯篭流しが行われました。

などと放送されます。

ただ、ここで疑問に思うのは

「先祖という言葉は使っても、祖先という言葉は使わないのはなぜ?」

というところではないでしょうか。

また、『祖先』と『先祖』。

似たように思われる言葉には、どのような意味や違いがあるのでしょうか?

そして、家系図を調べるにあたっては、この2つの言葉の他に『子孫』という言葉も出てきますね。

この記事では

  • 『祖先』と『先祖』と『子孫』の意味の違いとは?
  • 『祖先』と『先祖』と『子孫』の使い分けと例文
  • 『祖先』と『先祖』と『子孫』の類義語
  • 『祖先』と『先祖』と『子孫』の言葉を用いたことわざ

などについて紹介します。

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『祖先』と『先祖』と『子孫』の意味の違いとは?

まずは『祖先』と『先祖』と『子孫』の意味の違いを国語辞書の広辞苑で調べてみましょう。

広辞苑

祖先

  1. その家の先代以前の人。先祖。
  2. 今のものに進化する前のもの。

先祖

  1. 家系の初代。血統の初代。
  2. 家系の初代以後、一家の現存者以前の代々の人々。また、家廟に祀ってある人々。祖先。

子孫

子から孫、またその子と、血筋や家系を引いて代々生まれる人々。

これによると、『祖先』という言葉には『先祖』、また『先祖』という言葉には『祖先』の意味も含んでいますね。

よって、

『祖先』と『先祖』は、ほとんど同じ意味を持っている

ことがわかります。

 

しかし、『祖先』の2番目の説明には

『今のものに進化する前のもの』

という意味がありますので、『祖先』は『人類』や『生物』などといった幅が広く、客観的な意味を持つ概念でもあるといえるでしょう。

 

対して、『先祖』の2番目の説明には

『一家の現存者以前の代々の人々』

という身近な意味がありますので、個人的な概念でもあるといえるでしょう。

そして、

『子孫』は『祖先』と『先祖』の反対の意味をもつ言葉

であることが分かりますね。

 

『祖先』と『先祖』と『子孫』の使い分けの例文

まずは、『祖先』の言葉を含む例文を挙げます。

『祖先』の例文

『アウストラロピテクスはヒトの祖先であったと考えられていた』

『日本人の祖先は大陸や朝鮮半島から渡って来たらしい』

ここで使われている『祖先』は、生物の進化にかかわる際に使われています。

 

次に、『先祖』の言葉を含む例文を挙げます。

『先祖』の例文

『毎年先祖のお墓参りはかかせません』

『我が家は先祖代々、この土地で暮らしている』

ここで使われている『先祖』は、個人的なことに対して使われています。

 

最後に、『子孫』の言葉を含む例文を挙げます。

『子孫』の例文

『子孫の繁栄を願って盛大に祭りを行う』

『我々の子孫のために環境を守っていこう』

このように、『子孫』という言葉は、のちの世代の人々を指している人々を示していることが分かります。

 

『祖先』と『先祖』と『子孫』の類義語

これまでに挙げた3つの単語には、それぞれ類義語が存在しますので、紹介していきましょう。

『祖先』と『先祖』の類義語

直系の祖先、先祖を意味する類義語

『人祖(じんそ)』

『太祖(たいそ)』

自分が系統を引く人を意味する対義語

『御祖(みおや)』

『世祖(せいそ)』

『ルーツ』

『先人(せんじん)』

『先世(せんせい)』

『高祖(こうそ)』

『子孫』の類義語

直系の人を意味する類義語

『児孫(じそん)』

『末末(すえずえ)』

『孫子(まごこ)』

先祖あるいは種族の系統をひくと思われる人を意味する類義語

『末孫(まっそん)』

『後胤(こういん)』

『末流(まつりゅう)』

このように今となっては、ほとんど見ることの無い言葉ばかりです。

しかし、枕草子や源氏物語といった古典文学によく用いられています。

『祖先』と『先祖』と『子孫』の言葉を用いた四字熟語やことわざ

これら3つの単語を用いた四字熟語やことわざを紹介します。

祖先崇拝(そせんすうはい)

家族などの祖先の霊を敬い、加護を祈ることです。

祖先伝来

何代にもわたり伝わっていることの意味です。

『先祖伝来』とも言います。

子々孫々(ししそんそん)

子孫を強調して言う言葉。

子孫が続く限りという意味です。

先祖に討ち死にさせて高枕

先祖が戦場で討ち死にした際の手柄で得た財産で、子孫はのうのうとした生活をして暮らしていることを揶揄した意味のことわざです。

子孫のために美田(びでん)を買わず

子孫に財産を残すと、それに依存して楽な生き方をしてしまうので、財産を残さないという意味のことわざです。

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まとめ

いかがでしたか?

『祖先』と『先祖』と『子孫』の意味の違いをまとめると、

  • 『祖先』と『先祖』は同じような意味を持つが、使い方は異なる
  • 『祖先』は広い意味で使われることが多く、客観的な概念を持つ
  • 『先祖』は身近で、個人的な概念を持つ
  • 『子孫』は『祖先』と『先祖』の反対の意味を持つ

ということが挙げられます。

また、これらの言葉の類義語は数多く存在しています。

四字熟語や、ことわざもあることも分かりましたね。

以上、祖先と先祖と子孫の違い、及び意味と使い分けの例文を紹介しました。

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