葬儀前は、色々とやらなくてはいけない事が多く、家族全員がバタバタと動いている印象があります。
- 葬儀屋やお寺との打ち合わせ
- 亡骸に付き添う人
- 故人を知る人への連絡
- 喪服や数珠など自分の準備
- 葬儀後の予定
など、挙げだしたらきりがありませんよね。
そんな中でも重要なのが、葬儀の受付の手伝いです。
この受付の手伝いは、いったい誰に頼むことが正解なのでしょう?
今回は、葬儀の受付の手伝いは誰に頼むのがマナーとして正解なのかを紹介していきます。
「孫や親族など身内で済ますべきなのか?」
「友人や会社の人に頼んだ方がいいのか?」
「近所の人が受付の手伝いを申し出てくれたけど、頼んでいいのか?」
などの疑問に答えていきますので、ぜひ読んでみてください。
また、近年増加中の
『家族葬』
の場合は、どうすればいいのかについても紹介していますので、こちらも参考にしてくださいね。
葬儀の受付の手伝いは誰に頼むのがマナー?

葬儀の受付手伝い
『葬儀慣れしていない』
というのは、とても素敵な事です。
しかし、いざ身内の人がなくなった時
「受付の手伝いって誰がするのがマナー?親族?知人?」
と迷ってしまいますよね。
そんな疑問に対する答えをネットで調査してみた所、葬儀屋で働く人々の解答を見つける事ができました。
その結果
『受付や受付の手伝いは基本的に誰がしてもいい』
ということが判明しました。
よって、いとこや兄弟、孫など誰でもいいというわけですね。
しかし、近しい親族が受付をしてしまうと、葬儀に参列できなくなってしまいますので、
- 故人から遠い親族
- 町内会や自治会の人
- 近隣に住む人
- 会社の人
- 友人
などの人物に頼むのがベストという解答もありました。
確かに、近しい親族が受付をすると葬儀への参列は物理的に不可能ですよね。
また、身体的にも精神的にも疲れ果てている時に、受付の手伝いというのは、ちょっと避けたいところです。
ですので、葬儀の受付の手伝いは、近しい親族ではなく、上記で記載した人物に頼む事をおすすめします。
もし、他人の手を煩わせたくないという場合は、葬儀屋のスタッフにお願いする事も可能です。
あなたの家庭の事情に合わせて、受付の手伝いをしてくれる人を選んでみてはいかがでしょうか?
家族葬の場合は誰が受付の手伝いをすればいいの?

葬儀の受付手伝い家族葬
家族葬の場合は誰が受付の手伝いをするの?
近しい家族だけで行う
『家族葬』
という葬儀形式が近年増加しています。
この家族葬は
- 故人も喜んでくれるであろう、アットホームな葬儀にできる
- 金銭的な負担が少ない
- 形式やマナーに振り回されない
などのメリットがある為、都会を中心にどんどん増加しています。
では、家族葬の場合、受付の手伝いは誰が行えばいいのか?
答えは
『直系以外の親戚の人』
が行うのが正解です。
また、上記でも記載したように、葬儀屋のスタッフに依頼するのもいいでしょう。
家族葬の場合も、家庭内の事情に合わせて、受付の手伝いをしてくれる人を選んでください。
家族葬の場合は受付に何人いればいいの?
家族葬の場合、必要最低限の人数だけで葬儀を行いますが、
「人手が足りない可能性はないの?」
と疑問に思うことでしょう。
しかし、家族葬は親族だけで行うので、香典の数も多くありません。
また、一般的な葬儀の受付であれば、
- 早くに会場入りして受付の準備
- 参列者への挨拶
- 香典の受取
- 芳名帳への記入のお願い
- 香典返しを渡す
- 葬儀会場への案内
という手順を踏まなくてはいけないため、受付には複数人いた方がスムーズに進みます。
しかし、家族葬の場合は
『香典箱に香典をまとめてしまい、後で自宅で整理する方法』
ができます。
そのため、受付は一人いれば十分なのです。
決して、人手不足になるような事はないので安心してくださいね。
上記が家族葬の場合の、受付人選方法です。
本当に故人を想う人だけで行う家族葬は、年々増えています。
これを機会にぜひ覚えておいてくださいね。
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まとめ
今回は、葬儀の受付の手伝いは誰に頼むのが正解なのかを紹介してきましたが、参考になりましたか?
一般的に葬儀の受付の手伝いは、
誰が行ってもマナー違反にはなりません。
また、地方によっては、自治会や町内会が受付の手伝いを決めてくれる場合もあるでしょう。
しかし、直系の親族は葬儀に参列しなくてはいけませんので、受付を行わないのがベストです。
これらの点を踏まえて、受付の手伝いをしてくれる人を選びましょう。
そして、何度も記載しますが、葬儀屋のスタッフに頼む事も可能です。
「受付や受付の手伝いをしてくれる人が見つからない」
という場合は、スタッフに依頼するようにしましょう。
また、家族葬の場合ですが、こちらも受付は誰が行っても構いません。
受付にいるべき人も一人だけでいいので、一般的な葬儀形式をとるよりも、簡単に受付してくれる人を選ぶ事ができるでしょう。
葬儀を行うにはさまざまな準備が必要ですので、忙しくて大変です。
受付の手伝いを誰にするか迷っている際は、この記事を参考に、サッと解決してくださいね!