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レオパレスが伝説的に評判が悪い理由とは?壁やエアコンがヤバイ!

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レオパレスの内装

レオパレスの内装

2019年5月10日、賃貸アパート大手のレオパレス21の深山英世社長が引責辞任しました。

2018年の春ごろから、レオパレスが建築したアパートから、施工不良が次々と発見!

調査の対象が全棟である約39000棟にまで拡大します。

結果として、施工不良の改修費用、すでに入居者がいる場合の引っ越し代の支払いなどで、レオパレスは、

『2019年3月期の最終損益が686億円の赤字』

となりました。

昔からテレビCMでおなじみの、『レオパレス』という言葉には、筆者も不快なイメージはありませんでした。

その『レオパレス』が、なぜ、こうなったのか。

現在に至るまでのレオパレスの問題点を振り返ってみました。

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ネットで噂されている『レオパレス伝説』の内容

ネットでは、レオパレスの住人や元住人と思われる人の間で、こんな『レオパレス伝説』が噂になっています。

エアコンが勝手に切れる。

『チャイムがならされた』と思って玄関を開けたら、四軒先の部屋だった。

チャイムが聞こえて、今度こそはと思ったけど、やっぱり隣の部屋だった。

チャイムを鳴らしたら、住人全員が出てきた。

ティッシュを取る音が聞こえてくるのは当たり前。

携帯のポチポチが聞こえることも。

爪きりの音も聞こえる。

納豆をかき混ぜる音も。

『壁ドン』したら、壁に穴が開いた。

というか、穴が開いた後も開く前と聞こえてくる音は変わらなかった。

壁に画鋲をさしたら、隣の部屋から悲鳴が聞こえた。

両隣の2部屋を借り、

「これで防音ばっちりだ!」

と思ったが、さらにその向こうの部屋の音が聞こえてきた。

右の隣の部屋の住人が屁をこいたら、左の部屋の住人が壁ドンしてきた。

すかしっ屁の音が聞こえる、というか臭いもする。

だけど家賃6万。

業績悪化でさらに壁が薄くなる。

将来的には壁がなくなる可能性も。

以上の『レオパレス伝説』がありますが、中には、本当かどうか分からないようなものもあるでしょう。

 

しかし、実は2018年の猛暑で、

エアコンが3時間で停止する機能

のせいで被害を受けている人が続出!

レオパレスに、たくさんの苦情が寄せられていてるのです。

昨今の猛暑では、室内でも熱中症になります。

寝ている間に勝手にエアコンが止まってしまっては、本当に身に危険が迫ります。

 

さらに、『壁の薄さ』についても、単なる『伝説』ではなく、なんと実際に

壁(界壁)が存在していない物件がある

というのです。

先ほど、紹介した冗談のような風評も、

必ずしも誇張ではないものもあること

を説明させてください。

まずは、エアコンからです。

 

レオパレスの3時間で停止するエアコン

レオパレスのエアコン

レオパレスのエアコン

レオパレスのエアコンが3時間で自動停止する

と、問題になっています。

なんと2018年の、あの猛暑にも関わらず、

エアコンが3時間で勝手に停止してしまう

というのです。

この自動停止機能がついたエアコンは、

『2002年1月~2015年3月に建築された計約39万戸に設置されている』

と言われています。

2018年7月末時点で、このエアコンに対する問い合わせは、1165件と急上昇。

あの猛暑では、苦情も当然です。

3時間で停止するエアコンは節電目的

これに対してレオパレスは

温暖化対策のための節電を目的としたもの

と回答しています。

ただ、2015年4月以降に建築された建物は、この『3時間自動停止機能』のエアコンは使用されていません。

自動停止機能の解除も可能

この『3時間自動停止機能』は、解除することができるようで、YouTubeでも解除方法の動画がアップされています。

この機能を解除するには、

  • 入居者が自分で解除する
  • 担当者に連絡をすれば解除方法を教えてもらえる

とのこと。

また、『自動停止機能』がついていないリモコンと交換してもらうことも可能です。

この『自動停止機能』エアコンは、空室になった部屋から交換しているようです。

しかし、一部の機種のリモコンでは解除不可なようなので、この機能で困っている人は、早めに担当者に連絡をしたほうが良いでしょうね。

 

そして、元号が変わり、夏が目前に迫った2019年。

現在、筆者は2018年のクレーム騒動から、レオパレスが何かを学んだのではないかと思い、入居者ではなくとも質問ができるレオパレスのコールセンターに問い合わせてみました。

その回答は、

基本的にお客様からお問い合わせがあったときのみ、エアコンの『自動停止機能』の解除は対応させていただいております。

ただし、お客様のお引っ越しなど、お部屋が空いた場合など、きっかけがあれば、エアコンの設定を確認し、『自動停止機能』が有効だった場合は解除しております。

という内容でした。

2018年の夏の騒ぎからは、レオパレスは特に何も学んでいないようです。

再び夏がやってくることに不安を感じるのは、筆者だけでしょうか?

 

まさかの『壁が存在しない』レオパレス?!

レオパレスの壁に関する評判の悪さは、インターネットで検索をすれば次から次へと出てきます。

しかし、普通のアパートでも

『アパートだから壁が薄いな~』

と感じることはよくあるものです。

なので、レオパレスも『壁が薄いだけ』と思うものでしょう。

ところが、壁が薄いどころか、まさかの『壁が存在しない』物件がレオパレスにあるといいます。

 

2018年5月。

レオパレスの『違法建築』が問題になりました。

その内容は、

界壁工事の不備

です。

しかし、何が不備なのかを理解するためにも、ここで、『界壁』とは何かについて解説します。

界壁』とは、簡単に言うと壁を天井まで隙間なく施工することです。

界壁①

以上が、建築基準法に定められた『界壁』の本来の構造です。

超硬質ボードは、防火用として、

火災がどこかの部屋で発生しても、火災がアパート全体に広がるのを遅らせる効果

があります。

そして、中央にあるグラスウールは、ガラスを溶かして、繊維状にしてから圧縮したものです。

ガラスを細い繊維状にして、絡み合わせていますから、無数の小さな穴が空いています。

これはある部屋で、大きな音が発生したとき、界壁越しに、隣室に音が届く際に、

繊維状のグラスウールが音を吸収して、

隣室に音がそのまま伝わるのを防ぐ効果があります。

また、耐火性能も建築基準法の基準を満たしている材質です。

この構造で、正しく施工されていれば、何の問題も無いわけです。

しかし、レオパレスは2018年4月頃から施工不良が発見され始め、約3万9000棟の全棟調査が開始されます。

次の項目では、これまでの全棟調査によって、明らかになった施工不良をまとめます。

防火・遮音のための『界壁』がない

問題になったのは、本来なければならない『界壁』が存在していない『違法建築』です。

万が一火事が起こった場合、防火壁となる『界壁』がなければ、火はあっという間に燃え広がってしまいます。

ですから、防火壁の役割がある『界壁』は、法律で義務付けられているのです。

こうした違法建築は、主に『ゴールドネイル』というシリーズのアパートです。

しかし、全棟調査の結果、

『ゴールドネイル』シリーズ以外の3000棟以上

で、施工不良が発見されています。

 

『界壁』を含むこれまでに発見された施工不良まとめ

界壁

レオパレスは、2019年4月末時点で、約39000棟の全棟調査中、不備のある物件が15628棟にのぼったことを発表しました。

その大部分の施工不良が『界壁』関係です。

前述の界壁の構造では、界壁の大部分に、

遮音性、耐火性の高いグラスウール

を使うように義務付けていますが、実際にはより安価な

遮音性、防火性の低い発泡ウレタン

が使われていることが確認されています。

界壁(屋根裏)

部屋同士の間の界壁が、グラスウールを使用した問題の無い施工だとしても、上のまとめ図の屋根裏に、

本来あるべき界壁がない

と、遮音性が極端に落ちます。

ネット上の『レオパレス伝説』の内容でも書きましたが、

隣の隣の部屋の物音が界壁の無い屋根裏を通過して届くということも、

ありえる

でしょう。

天井

天井には本来、

耐火部材を二重張り

にしなければなりませんが、これが一枚張りになっており、建築基準法の基準を満たしていません。

外壁

これも界壁とよく似た問題です。

アパートの外壁と言えども、遮音性、耐火性が基準を満たしていないのは大問題です。

とくに耐火性に関しては、外壁こそ隣家の火事などが燃え移っても、一気に燃え広がらないようにグラスウールを詰めるべきなのです。

しかし、実際には

耐火性、遮音性に問題のある発泡ウレタン

が詰められた外壁が多数、確認されました。

配管

2階建てのアパートの2階にガスや水道を通す場合、1階から2階まで配管を通す必要があります。

問題はその後です。

配管を通すために1階の天井兼2階の床に穴を開けるわけですが、建築基準法では、その際にできる隙間を

『耐火性の高い物質で塞ぐこと』

が義務付けられています。

しかし、実際には隙間を塞ぐという行為さえ、行われていない物件が数十棟も確認されているのです。

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まとめ

今回、『レオパレス伝説』や、問題となっているエアコン・壁に関する苦情や工事の不備について調査してみました。

レオパレスの部屋の壁は、かなり前から

「壁が薄すぎる」

という声が多くありました。

しかし、まさか実際に『壁(界壁)』が存在していなかったとは…。

また、夏の猛暑で問題となっているのが

『3時間自動停止機能』

のついたエアコンです。

この機能は、

『担当者に連絡をすれば解除できる』

とのこと。

しかし、最大の問題は施工不良物件の早急な補修作業です。

レオパレスは2019年10月末までに全ての補修を終えることを計画しています。

筆者としては、計画通りに全ての補修が終わることを祈るばかりです。

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好きな食べ物:パン、アイス、ハチミツ、ウイスキー。 趣味:ライブ参戦、パンの食べ比べ、コスメ収集、インターネットショッピング、お尻トレーニング。 基本的には健康オタクです。 最近ハマっているものは酒粕とハトムギです。 皆さまに読みやすい記事をお届けできますよう努めてまいります。

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