害虫

日本に生息するゴキブリの種類を小さいものから大きいものまで紹介

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安心してください!

この記事にはゴキブリの画像はありません!

 

したたかで、なかなか駆除できない、厄介でイヤな虫、ゴキブリ

虫の中では、

一番嫌われている

と言っても過言ではありません。

 

ところで、ゴキブリにも、いろいろな種類があります。

日本国内だと、有名なクロゴキブリやチャバネゴキブリをはじめ、実は

50種類以上

のゴキブリがいるんですよ。

「そんなにいなくていい!」

って言いたくなりますよね。

でも、ご安心ください。

すべてのゴキブリが、人の家に住み付くわけではありません。

森や林などだけで生活しているゴキブリも多いのです

 

この記事では、小さいゴキブリから大きいゴキブリまで。

また、よく知られたものから珍しいものや意外なゴキブリの仲間まで、15種類を紹介していきます。

ゴキブリをより知るために、ぜひ読んでみてくださいね。

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人の身近でよく見られるゴキブリたち

驚きの女性

一番おなじみの『クロゴキブリ』

全国に分布していて、人の家に住み付いているゴキブリの多くが、このクロゴキブリです。

身体の大きさは2.5~4cmくらいで、ツヤツヤした黒い体が特徴

クロゴキブリは、他のゴキブリよりも寒さにも強く、屋内に住み付くゴキブリの中ではただ1種類、

冬を越すことができる

ゴキブリです。

『寒いからゴキブリはいない』

と思われがちな北海道ですら、余裕で生息しています

 

『ゴキブリ』と言って思い浮かべるのは、

黒い身体に素早い動き、いざとなれば飛ぶ

というイメージですね。

それはまさに、クロゴキブリの姿。

それほど人の身近にいて、目撃される機会も多いゴキブリなのです。

飲食店などに多い、『チャバネゴキブリ』

クロゴキブリ同様、よくお目にかかるのがチャバネゴキブリです。

大きさは1~1.5㎝くらいで、全体的に茶色いボディが特徴

羽はありますが、実は飛べません。

 

「飛べないゴキブリはただのゴキブリだ!」

なんて言いたくなるところですが、甘く見てはいけません

家に住む昆虫としては、

ナンバーワンの数

を誇るゴキブリなのです。

チャバネゴキブリは、1つの卵鞘(らんしょう)に入っている卵は、クロゴキブリより多く、成虫になるのも早いです。

寒さには弱く、屋外での越冬はできません。

でもその分、温かいところを見つけて冬でも住んでいます。

とくに、冷暖房完備のビルや、飲食店などに住み着き、中には

厨房内に万単位で生息しているケース

もあるとのこと。

飛べなくても、したたかに生きる術を身に着けているんですね。

オスなしで繁殖できる『ワモンゴキブリ』

ワモンゴキブリは、4㎝から、大きなものでは5㎝弱にもなる、大きなゴキブリです。

家に住むゴキブリの中では、最大サイズ。

特徴は、前胸背板(人間で言う、肩甲骨のあたり)に、

黄色い輪

のような模様があることです。

この模様から、

『輪紋ゴキブリ』

と呼ばれるようになりました。

元は九州から沖縄、南西諸島など、温かい場所に生息しているゴキブリです。

しかし温暖化の影響もあってか、近年では西日本や都心でも目撃されることが増えています。

 

そしてワモンゴキブリの、恐るべき特徴は

  • メスが3匹以上いれば、オスがいなくても繁殖しやすくなる
  • 餌や水がなくても、1か月以上生きられる

ということ。

『寒いところでは生きられない』とはいえ、恐るべき繁殖力と生命力です。

飲食店などにも住む、『コワモンゴキブリ』

コワモンゴキブリは、その名の通り、ワモンゴキブリを小さくしたような姿です。

ワモンゴキブリ同様、前胸背板に黄色い輪の模様があります。

身体の大きさは3~3.5㎝くらいの中型

生息域は、主に九州や沖縄などの温かい場所ですが、これも温暖化の影響か、最近では東京や札幌でも目撃されています。

でも、コワモンゴキブリは、ワモンゴキブリほど人の家では見られません。

主に屋外で暮らしているゴキブリです。

ただし、飲食店や地下街などの温かい場所には、住み着くことがあります

鳶色模様の『トビイロゴキブリ』

トビイロゴキブリは、前胸背板に

鳶色の模様

があることから、この名前がついています。

大きさは3~3.8㎝くらいで、わりと大き目のゴキブリです。

世界の熱帯や亜熱帯の地域に生息していて、原産はアフリカと言われています。

日本では九州より南の地域を中心に生息していますが、これも北海道でも生息が確認されているとのこと。

とはいっても、寒さには弱いので、暖房のあるビルや地下街などで暮らしています。

 

トビイロゴキブリは、外観がワモンゴキブリに似ています

そして似ているのは外観だけではなく、メスのみで繁殖が可能ということも、同じです。

ゴキブリは繁殖力が強いとはいえ、メスだけでも増えてしまうゴキブリもいるなんて、本当にただものじゃないですね。

古都で発見された『キョウトゴキブリ』

キョウトゴキブリは、1960年ごろに京都で発見されたため、この名前が付きました。

おそらく日本が原産のゴキブリだろうと考えられています。

大きさは1.4~1.8㎝くらいと小さくヤマトゴキブリと似たような、すらっとした形が特徴

キョウトゴキブリは、元々は野外に生息している種でした。

それが、徐々に人家や店などでも目撃されるようになってきています。

生息域は、北は新潟、宮城から南は福岡や佐賀、海を越えた韓国までと広いです

 

キョウトゴキブリも害はあるので、屋内に出た時は駆除しなければなりません。

と同時に、本来の生息域が失われているということで、京都府のレッドデータブックにも入っているゴキブリです。

退治したくもあり、でも保護も必要となると、なんだか複雑な感じがしますね。

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森や林など野外に住むゴキブリたち

かたる男性

『ゴキブリ』というと、

『家の中に住み着く、イヤな害虫』

というイメージが強いですよね。

でも、そうではないゴキブリも沢山います。

人家には住み着かず、森や林などの野外で、普通の昆虫たちと同じように暮らすゴキブリたちです。

中には、けっこうきれいなゴキブリやかわいいゴキブリもいたりするんですよ

では、そんな外暮らしのゴキブリたちを紹介します。

日本の在来種『ヤマトゴキブリ』

ヤマトゴキブリは、その名の通り日本に古くからいるゴキブリです。

大きさは2.5㎝~3㎝くらい。

クロゴキブリに似ているように見えますが、よく見ると

クロゴキブリよりはツヤがなく、全体的にスマートな姿

をしています。

また、

メスは羽が短く、お尻が出ちゃってる感じ

になっているのが特徴です。

 

ヤマトゴキブリは、かつては家の中でもよく見られたゴキブリでした。

しかし、クロゴキブリなど帰化種が勢力を拡大したために追い出されてしまい、今では屋外に生息していることが多くなっています。

ゴキブリの世界でも、在来種が帰化種に押されているんですね。

透明な前胸背板を持つ『ヒメクロゴキブリ』

ヒメクロゴキブリは、照葉樹林やアカマツの林の、葉の上にいることが多いゴキブリです。

大きさは0.7~1㎝と、小さなゴキブリ。

特徴は、

  • 蝉のように羽に網目模様が見えること
  • 前胸背板が透明で、中が透けて見えること

まったく害はなく、見た目もきれいなのですが、残念なのが『ヒメクロゴキブリ』という名前。

これではまるで、クロゴキブリの仲間みたいですよね。

せめて『アミメゴキブリ』とか、そういう名前にすれば良かったのに、などと思ってしまいます。

半透明の羽の『モリチャバネゴキブリ』

モリチャバネゴキブリ1㎝ちょっとくらいの、小さくてスマートなゴキブリです。

雑木林の落ち葉の中や、草地に多く住んでいます。

特徴は、

  • 半透明の羽
  • 前胸背板に黒い2本の太いラインが入っていること

モリチャバネゴキブリは、人家の近くで群れて暮らすこともありますが、

人の家にはまず入ってきません。

人に害がないところは、チャバネゴキブリとは大違いですね。

また、チャバネゴキブリがアフリカ原産と考えられているのに対し、モリチャバネゴキブリは日本が原産です。

黒くて大きな『オオゴキブリ』

オオゴキブリは、その名の通り、4~4.5㎝近くにもなる、黒いゴキブリです。

「こんなのがいたら怖い!」

って思う人もいるかもしれませんね。

でもこのオオゴキブリは、

森の朽ちた木の中で暮らしていて、人家には入って来ない

ので、安心してくださいね。

特徴は、なんといってもこの大きさと黒さ

筆者はこの堂々たる姿に、ダースベイダーを連想してしまいました。

 

オオゴキブリには、なぜか仲間の羽をかじる習性があり、成虫できれいな羽を持っているオオゴキブリは少ないとのこと。

不思議な習性のゴキブリもいるものですね。

不思議なフォルムの『サツマゴキブリ』

サツマゴキブリの一番の特徴は、なんといっても小判のようなフォルムです。

羽は退化してなくなっているので、飛べません。

大きさは、オスが2.5㎝くらい、メスが3㎝くらいと、雌のほうが大きいです。

生息域は、『サツマ』という言葉が付いている通り、九州南部から四国、南西諸島などの温かい地域が基本。

ただし、最近ではこれまでの生息域より北で目撃されたという報告もあります。

そして、基本的には森林に住む種類ですが、人家に出ることもあります。

ただ、クロゴキブリやチャバネゴキブリのように素早くはなく、おっとりとした動きです。

そのおっとりとした動きや独特のフォルムに魅力を感じて、なんとペットとして飼う人もいるとか。

人に好かれるゴキブリもいるものなんですね。

深い青が美しい『ルリゴキブリ』

『美しい』という言葉とは、おおよそ縁遠いイメージの『ゴキブリ』。

しかし、そんなゴキブリの仲間にも、美しい虫がいるのです。

それがこのルリゴキブリ

ルリゴキブリは、大きさは1㎝くらいの、丸っこい形をしたゴキブリです。

八重山諸島に生息するゴキブリで、オスは光沢のある瑠璃色をしています。

でも、瑠璃色をしているのは雄だけで、雌は地味な色。

雄のその美しさに、

「いつか見てみたい!」

とあこがれる人もけっこういる様子。

昆虫の好きな人には人気のゴキブリのようです。

日本最小のゴキブリ『ホラアナゴキブリ』

日本に住む最小のゴキブリのサイズは、なんと0.3~0.5㎝

もちろん、成虫の大きさです。

そんな小さなゴキブリが、ホラアナゴキブリです。

ホラアナゴキブリは沖縄に生息していて、その名の通り、洞穴の中や、アリの巣など、湿気の多い薄暗い場所に住んでいます。

色は半透明のあめ色で、とても美しい色をしています。

 

ホラアナゴキブリの羽は短くて飛べません。

でも、同じ巣の中で交配が続くと、まれに、遠くまで飛べる長い羽を持ったオスが生まれます

このようなオスが生まれるのは、

遠くに飛んで行って新しい場所でメスに出会い、新しい遺伝子を持った子孫を残すため

と考えられています。

0.5㎝ほどの小さな虫にも、生きるための知恵がぎゅっとつまっているんですね。

日本最大のゴキブリ『ヤエヤママダラゴキブリ』

ヤエヤママダラゴキブリは、石垣島や西表島にいる、日本最大のゴキブリです。

その大きさ、3.5~5㎝

オオゴキブリよりもさらに大きいですね。

特徴は、

  • 全体的に薄茶色
  • 前胸背板の真ん中に黒い模様
  • 身体のふちが透き通っている

ことです。

 

このゴキブリは、日本最大であるだけでなく、珍しい生態のゴキブリでもあります。

それは、幼虫の頃は水の中でも陸上でも暮らせることです。

幼虫は水辺に住み、流水の中にある落ち葉や石の下に潜ったりもします。

それもあってか、成虫も水を嫌がらないようで、2007年には多摩動物園で、『泳ぐゴキブリ』として、ヤエヤママダラゴキブリが紹介されています

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これもゴキブリ!?意外なゴキブリの仲間

えっ、そうだったの!?

えっ、そうだったの!?

これまで見てきたように、ゴキブリには様々な色や形、生態のものがいます。

でも、ゴキブリらしいのだけがゴキブリの仲間ではありません。

そんな意外な仲間を1種類、紹介します。

アリかと思ったらゴキブリの仲間!『シロアリ』

名前も形もアリっぽいせいか、なんとなく『アリの仲間』と思われがちな、シロアリ

ところが、シロアリの分類は『昆虫綱ゴキブリ目シロアリ科』

つまり、

シロアリもゴキブリの仲間

なのです。

 

シロアリの大きさは、種類にもよりますが、およそ0.4~0.8㎝

ただし、女王アリは普通のシロアリよりずっと大きく、中には4㎝近くになるものもいます。

特徴は、なんといっても

アリのような外見と、厳しい階級社会を作って暮らしていること、そして家の柱などを食べて害をなすこと

でしょう。

人家では柱、自然界では倒木などに潜り込んで暮らすことが多いです、

なので、目にする機会は少ないでしょう。

それだけに、被害に気付くのも対処するのも大変です。

 

しかし、

昆虫の中で最も数が多い

のが、このシロアリ。

他のいろいろな生き物の餌になるので、

『自然界にシロアリがいなくなったら、生態系が崩れる』

と言われるほど、重要な存在でもあるのです。

自然界にとっては大切な存在であり、同時に人間にとっては、とても厄介な害虫。

本当は、うまく棲み分けができれば良いのでしょうが、なかなかそうもいかないところが難しいですね。

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まとめ

いかがでしたか?

一口に『ゴキブリ』と言っても、こんなにいろいろなゴキブリがいるんですね。

しかも、0.3㎝程度の小さいものから、5㎝くらいの大きいものまで。

「えっ、こんなゴキブリもいるの?」

と思うゴキブリも、中にはいたのではないでしょうか。

筆者も書きながら、今まで知らなかったゴキブリの世界に、ちょっとワクワクしていました。

もちろん、家にいるゴキブリは、しっかり退治しなければなりませんけどね。

 

残念ながら、今回は日本にいるすべてのゴキブリを紹介することはできませんでしたが、この他にも、まだまだ多種多様なゴキブリがいます

もちろん海外にも、個性的なゴキブリたちが沢山。

中には美しいゴキブリもいるので、興味を持ったら、ぜひ調べてみてください。

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Metasequoia

猫と楽器演奏が大好きな、好奇心旺盛なおばちゃんです。音楽や文章を含め、手を動かすこと、何かを作ることが好きで、最近はソーイングや木工なども。生活や人の心、健康のこと、自然や世の中のことなど、いろいろなことに興味があります。モットーは『ひとまずやってみる』、好きな言葉は『なるようになる』。記事も、楽しんで書いていこうと思います。

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