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藤井聡太は反則負け?まさかの反則の内容と将棋のルールを解説!

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破竹の公式戦29連勝をはじめ、いつの間にか七段まで昇格するほど、驚異の実力を世間にみせつけた将棋界の若きホープ・藤井聡太七段。

彼が、2017年12月から開催されている、第31期・竜王戦決勝トーナメントに出場すると、予選を勝ち上がり、決勝トーナメント1回戦も勝利…。

そして、6月29日に迎えた2回戦・増田康宏六段との一戦では、藤井聡太七段の表情が曇り、終始劣勢…。

結果、反則負けと誤解されるようなシーンまで見られたとネットでも騒然としているようです。

では、藤井聡太七段は、本当に反則負けしてしまったのか、その反則と言われる内容とは何なのか。

ルール上の話も含めて、本記事で真相に迫ります。

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藤井聡太が反則負けしたのは本当?

藤井聡太

藤井聡太

男子フィギュアスケーターの羽生結弦選手同様、将来が期待されている将棋界のホープ・藤井聡太七段。

現在15歳の藤井聡太七段は、1年前までは四段だったはずなのに、気がつけば、あっという間に七段まで昇格…。

実際に、他のプロ棋士が七段昇格するまでには相当な苦労と年月がかかっていると聞きます。

その中で、あっという間に昇格する姿は衝撃的…。

確かに、タイミング的にラッキーな一面もありましたが、スピード昇格は、藤井聡太七段の才能と実力の持ち主であることの証明でもあります。

そんな藤井聡太七段が、終始劣勢に回り、苦しむ姿を誰が想像できたでしょうか。

反則負けまで指摘されるほど追い込まれた藤井聡太七段

対局で負けることはあるとしても、終始苦しむ藤井聡太七段の姿は、全く想像できませんでした。

ところが、2018年6月29日に行なわれた、第31期竜王戦決勝トーナメント2回戦で、増田康宏六段と対戦した際に、そんな姿が見られたのです。

しかも、ネット上では

『反則負けではないか?』

と指摘までしていたというのです。

確かに、この一戦で、劣勢に回されてしまった藤井聡太七段は、なんとか粘り強く戦ってはいたものの、結局125手目で投了し敗戦しています。

日本将棋連盟は反則ではないと発表

ただ、日本将棋連盟は、翌月の7月2日に反則負けではないと見解を発表。

もちろん、怪しい動きであったことには変わりありませんし、以前、似たようなケースとして加藤一二三さんが処分されたケースもあります。

加藤一二三氏も似たような行為で処分を受けた?

加藤一二三さんの場合も同様に、かなり怪しい動きがあり、その際には、対戦相手だった阿部隆八段から指摘されてしまいます。

指摘されたのは、怪しい動きのために、記録員が秒数を読まずに持ち時間を余分に使ってしまったことへの抗議でしたが、これが災いしました。

結果、加藤一二三さんは、『持ち時間を1回分使った』とのことで、その対極は勝利しますが、なんとも後味の悪い対局となり、ネット上でも指摘されます。

厳しい反則処分

そして、対局の勝利の代償は大きく突き刺さり、当時の対局料相当の罰金と、1年間の同大会(銀河戦)への出場停止処分を受けてしまったのです。

ある意味、サッカーで例えるところの一発レッドカードに等しい…。

藤井聡太の場合はマナー違反?

一方、藤井聡太七段に関しては、怪しい動きであったと日本将棋連盟も認めているものの、

「反則ではなくマナーの問題なので、師匠(杉本昌隆七段)から本人へ注意すると聞いております。」

とコメントを残し、警告止まりの処分と見解を述べている印象を受けます。

サッカーで例えるところのイエローカード止まりと見たほうが妥当でしょう。

反則ではなくマナー違反と見解された理由

その根拠としては、

  • その場で相手(増田康宏六段)から指摘されていなかったこと。
  • 藤井聡太七段はまだ15歳で若い芽を摘みたくない想いがあること。
  • 藤井聡太七段が時の人であり、処分することで将棋界のイメージが損なわれる可能性があること。

以上の3点が挙げられます。

まぁ、いずれにしても

『反則負けではない』

と、将棋連盟が見解を述べているのですから、そこが覆されることはないでしょう。

反則ではなくとも怪しまれる一手は厳禁

ただ、反則負けと取られても仕方のない怪しい動きだったことに変わりはありません。

それだけ、藤井聡太七段が焦っていたのだとは思いますが、プロ棋士として対局に挑む以上、手本となる将棋を指すよう心がけて欲しいものです。

 

藤井聡太が反則行為をしたと言われる理由

 

藤井聡太七段が、

反則はしていないものの、怪しい動きをしている

と指摘された一件は、先程お話したとおり…。

問題は、何をもって反則と指摘されているのかという話ですが、実は『待った』をしたと受け取れる一手を、問題としていたのです。

『待った』とはどういう行為?

『待った』とは、どういうものかと言うと、

自身が指した手を取り消し、もう一度別の手を打つ

という行為を指します。

もちろん、悩んだ末に同じ手を打ち直したとしても、『待った』に相当します。

よくアマチュアが、相手からの一手を受けて、

いまのナシ

と言わんばかりに『待った』をして、自身の手を指し直すことがあるかと思います。

『待った』は、アマチュアのみ許容された行為

まぁ、それはアマチュアの将棋だから許される行為であって、本来、プロに許された行為ではありません。

もちろん、頻繁に『待った』をすることは、たとえアマチュアでも許された行為ではなく、あくまで許容レベルに過ぎません。

当然、プロ棋士(しかも七段)の藤井聡太七段が、『待った』をするなんてあってはならないことなのです。

藤井聡太が『待った』をしたと指摘された理由

さすがに、藤井聡太七段が、相手の手筋を見てから『待った』を仕掛けたわけではありません。

しかし、自身の一手に悩み、指し直したようなポーズを示したのは事実。

そこがネット上で指摘され、問題視されているというわけ。

プロ棋士が疑われる一手を指すことは厳禁

タイトルを賭けたプロ棋士の大事な対局で、さすがに『待った』はありえませんよね。

まだ15歳と若いとはいえプロに変わりはありません。

もちろん人間である以上、心の揺れ動きは出てきますが、そこは厳しくあってほしい。

彼が、将来を期待されるプロ棋士だからこそ、今回の一件を胸に刻み、棋士としての自覚を持った戦いを、常に志してほしいと願うばかりです。

 

『待った』に関するルール上の決まり

さて最後に、将棋のルール上、どのような行為を取ると『待った』とみなされるのか、ここで、改めておさらいしておきたいと思います。

基本的に、プロの対局上では、棋士が、将棋の駒を手に取り、盤上に指し、指を離した瞬間に『着手完了』とみなされます。

なので、指を離さない限りは、また駒を戻して指し直すことは可能です。

逆に、一度でも指が離れたら、着手完了とみなされ、一手としてカウントされてしまうため、それ以上、指し直すことは不可能です。

藤井聡太は本当に『待った』をしているのか?

そこで改めて、その問題のシーンを検証してみると、確かに指が離れてから、再び別の一手を指し直しているように見えます。

つまり、藤井聡太七段が、

『待った』の反則しているように見える!

と、指摘されてもおかしくはないと言えるのです。

『待った』を指摘されない以上はマナー違反止まり…

ただし、将棋連盟も、ルール上、反則とみなしていない見解を示していますし、あくまでマナーの問題と言われればそれまでの話です。

もちろん、怪しまれる一手を指したことそのものは、問題視されるべきだと思いますし、プロとしてはふさわしくない一手と考えていいでしょう。

プロ棋士にも求められる心技体

急にトントン拍子で七段まで昇格し、マナーが追いついていないのかもしれませんが、言い訳が一切通用しないのがプロの世界です。

どんなに焦ってしまう局面においても、プロとしての自覚を常に忘れず、反則と疑われない堂々とした一手を指して欲しい…。

それは相撲道や柔道を志す人で例えるところの、

心・技・体

と言うべきことに、合い通じると思います。

藤井聡太七段はまだ15歳。

まだまだ未来があるわけですし、彼を見てプロ棋士になりたいと憧れを持つ世代もどんどん出てくるはず…。

そんな次の世代の手本となるように、怪しまれる一手を指さない堂々とした将棋を目指してほしいものですね。

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まとめ

藤井聡太七段が、第31期竜王戦決勝トーナメント2回戦(増田康宏六段戦)で、『待った』と見られる一手を指し、反則負けを疑われた一件…。

将棋連盟もその場で指摘されなかったことを理由に、反則負けとの見解は示さなかったものの、マナー違反は認めている模様。

とはいえ、一度指を離した瞬間『着手完了』とみなされ、指し直すことが不可能なルールがある以上、怪しい一手であることに変わりありません。

それは、藤井聡太七段が、プロ棋士を目指す子供の手本となるべき存在と考えた上でも、決して許される一手とは言えません。

ぜひ今後、マナー・ルールの徹底を図り、プロ棋士として邁進して欲しいと願うばかりです。

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masayan

音楽・スポーツ観戦が大好きで、アーティストではJUJUさん・欅坂46など、スポーツではヴィッセル神戸(サッカー)にハマっています。 性格も猪突猛進タイプで、芸能・スポーツを中心に、幅広く思いがストレートに伝わるような、面白くためになる記事となるよう、心がけて執筆しております。どうぞよろしくお願いいたします。

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