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サッカーの試合で選手が子供と一緒に入場する理由とは?

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サッカーの試合で、未来ある子供たちと手をつなぎ、ピッチに登場する選手たちを目にしたことはありませんか?

今回はじめてサッカーの試合を見る人以外なら、きっとJリーグや海外主要リーグなどでも、同じようなシーンを観たことがあるはずです。

実は、FIFAが定めた、ある理由をきっかけに、

世界中で選手が入場するシーンでは子供と手をつなぎ一緒に入場する決まり

となっています。

では、なぜサッカーの試合で、子供と一緒に選手入場するのでしょうか。

本記事では、その大きな2つの理由を紹介していきます。

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サッカーの試合で子供と一緒に入場する選手たち

選手と子供

選手と子供

ワールドカップは、国と国の威信をかけて戦うため、時にフーリガンによる暴動がピッチ外で起き、けが人がでてしまったり、ネット上でも誹謗中傷する人が出たり…。

そんな恐ろしい事が起こるのも、ワールドカップならでは…の話ですよね。

サッカーの試合でも微笑ましい子供の姿

さて、そんな横暴な人たちがピッチ外で出現する一方、なぜか子供がピッチの上に入場するシーンも見られます。

それは、選手入場の際の話で、選手と手をつなぎピッチの上を子供たちが歩いてくるシーンなのですが、これは見ていて微笑ましく感じます。

とくにワールドカップでは、まるで戦争でもしているかのように、国の威信を賭けて彼らは戦っています。

そんな彼らが、試合直前に笑顔になれる瞬間が、子供たちと共に出場するシーンではないでしょうか。

選手と子供が手をつなぎ出場するのはFIFAの取り決め

この選手入場のルーツは、FIFAがある理由から定めた制度がきっかけで、世界中に広まったイベントです。

冒頭でもお話したように、すべてのリーグでとは言いませんが、ほぼ世界中の全試合で、同じような光景を見ることができます。

それだけ、サッカー界では当たり前のイベントとして、行なわれているわけです。

とくに選手以上に熱狂しているサポーターは多いですし、子供と選手が手をつなぎ、出場する微笑ましい光景を見て少しでも冷静になってほしい…。

なかなか難しい話なのかもしれませんが、そう願うばかりです。

 

サッカーの試合(選手入場)で子供が出場する理由

さて、先程もお話したように、サッカーの試合で選手と子供が手をつなぎ、入場するのはFIFAワールドカップがルーツと言われています。

世界では

『エスコートキッズ』

と称され、主要リーグや国際大会などでは、よく子供と選手が手をつなぎ、共に入場しています。

少し過去の話ですが、2006年のドイツワールドカップでは、当時、大会スポンサーだったマクドナルドが、世界46カ国からエスコートキッズを募集。

その数、なんと1400人…。

数百人規模なら、まだ分からない話ではありませんが、まさか、1000人以上も募集しているなんて…。

ただ驚かされるばかりですね。

ちなみに、日本からも11人がドイツに渡ったらしく、エスコートキッズに選ばれた子供たちにとっては、一生の思い出になったことでしょう。

それにしても、なぜこのようなエスコートキッズが誕生したのでしょうか。

では改めて、エスコートキッズとして、子供たちが、選手と共にピッチ上に入場していく理由を2つ、紹介していきますね。

理由1 子供たちに夢を与えるため

サッカーファンの子供たちが、憧れの選手とともに手をつなぎ、入場していく…。

単純にピッチ上に入っていくだけでも夢のような話なのに、その側に憧れの選手がいるなんて、想像しただけでも凄い世界ですよね。

そんな夢のような世界を体感した子供たちの中から、将来、選手としてピッチに立つことを夢見る子供が現れるかもしれない…。

それが、あの久保建英選手のように、子供の頃から凄いと注目されるような逸材だとしたら…。

こんな嬉しい話はありませんよね。

もちろん、エスコートキッズになったからといって、サッカーを好きにならなくてはいけない決まりはありません。

ただ、少しでも子供たちを通じてサッカーを普及するきっかけになれたら…。

そんな願いも、エスコートキッズに込められているのです。

サッカーを世界に普及させ、育てていく上では、子供たちに興味を持ってもらうことは非常に重要で、その考えは世界万国共通です。

だからこそ、エスコートキッズを募集してまで、選手が子供たちに寄り添い、一緒に手を取り合い、試合直前のセレモニーとして入場するわけです。

理由2 フェアプレー精神の象徴だから

もう一つの理由は、エスコートキッズを取り入れた最大の理由というべきなのかもしれません。

冒頭でも、サッカーを通じて、ピッチ外でも争いが勃発し、けが人がでることがあるとお話しましたよね。

さすがにピッチ上では、そこまでの事件は起こっていませんが、それでも、看過できないラフプレーが結構あったそうです。

そこでFIFAは、1998年フランスワールドカップから、選手や審判たちを先導する役割をもたせたエスコートキッズを取り入れたのです。

そして、

子供たちの前で恥ずかしいラフプレーはしない!

と選手たちに誓わせ、いまに至っているというわけ。

純粋無垢な子供の前だからこそラフプレーはできない

子供たちの多くは純粋無垢で大人の行動を真似して育っていきます。

万が一にも、サッカーの試合で、ラフプレーばかりしてしまったら、子供たちはどのように思うでしょうか。

きっと、サッカーも戦争も同じという考えを持ち、サッカーそのものが、どんどん荒んだものとなってしまうことでしょう。

大人たちもそのことを承知しているからこそ、子供の前でラフプレーはできないと考えているのではないでしょうか。

子供の笑顔はすべての人を笑顔に変え争いを打ち消す効果がある

また、一方では、誰もが子供の笑顔に癒やされ、怒りの気持ちが薄らいでいくことで、ラフプレーを防止する効果もある話も耳にします

確かに赤ちゃんの笑顔を見ると、つい笑顔になってしまい、それまで感じていた怒りの感情など忘れてしまうことがあります。

それだけ、子供たちは平和の象徴としてのパワーがあるということなのでしょうね。

以上の理由から、サッカーの試合で、選手とともに子供たちがエスコートキッズとして入場するようになったのです。

エスコートキッズ(子供たち)を通じて大人たちに考えてほしいこと

冒頭からお伝えしている通り、サッカーは戦争ではありません。

もちろん国内のチーム同士で戦う大会もあれば、国の威厳をかけて戦う大会もあります。

しかし、あくまでスポーツであることを忘れてはいけません。

子供たちが、エスコートキッズとして、選手と手をつなぎ出場するのは、そのことを忘れず、子供たちに未来を与える重要な役割を担っていたのです。

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エスコートキッズに与えられたもう一つのミッション

先程からお話している通り、エスコートキッズをFIFAが導入した背景に2つの理由が存在していることは、理解してもらえたと思います。

  • 子供たちに夢を見てもらい、サッカー熱を普及させること
  • ピッチ内外関係なく、フェアプレーの精神を周知徹底させること

以上の2つの理由から、今後も、エスコートキッズは、サッカーの普及と平和への先導役として重要視されていくことでしょう。

しかし、後付け的役割ではあるのですが、もう一つ重要なミッションが彼らに与えられています。

エスコートキッズは広告塔?

実は、エスコートキッズを通じて、児童虐待を撲滅させようとする動きが見られているというのです。

近年、様々なところで、児童虐待事件がニュースとして報道されていますよね。

報道にあがるのは、あくまで氷山の一角に過ぎず、まだまだ虐待は多数存在しています。

もちろん、時に厳しくしつけなければいけないときもあるでしょう。

しかし命まで奪ってしまったら、ただ悲しみが残るだけ…。

こんなことは万が一にもあってはならないことなのです。

児童をピッチ上に出場させることで、児童虐待を少しでも軽減させるきっかけにつなげたい!

そんな願いから、子供たちに児童虐待撲滅の広告塔として、ミッションが与えられているのです。

とはいえ、子供たちになにか大きな宣伝をしてくるよう指示されているわけではありません。

重要なのは子供が笑顔でピッチに入場すること

与えられたミッションは、笑顔で、選手たちをエスコートすることだけです。

もちろん、偉大な選手と手をつなぎ、大観衆の前に登場してくるわけですから、緊張しないほうが無理な話です。

そのことを選手もわかっているので、中には、緊張を解して笑顔でいい思い出にしてくれるよう話しかけてくれる選手もいるそうです。

川澄奈穂美とエスコートキッズの微笑ましいエピソード

川澄奈穂美

川澄奈穂美

女子サッカーの川澄奈穂美選手は、ある試合で、緊張して固まっているエスコートキッズに、

「お名前は?どこからきたの?」

と話しかけ、緊張を解いてあげたことがあるそうです。

その子供も、好きな選手から声をかけてもらえたことで、すごく笑顔になり、良い思い出が作れたと喜んでいたみたい…。

ただピッチに入場するだけの些細なことかもしれませんが、そこに重要な事がたくさん秘められている…。

そのことを、改めて教えられたような気がしますね。

重要なことなので、何度も言いますが、

サッカーは、決して誰かを傷つけるためのスポーツでもなければ、ましてや子供を悲しませるためにあるスポーツではありません。

国内外で文化・風習の違いも分かち合うことが重要

人間は、生まれた環境や住む環境が違えば文化・風習が違っているのは当たり前です。

もちろん、『御仏のごとく、すべてを受け入れ言われるがままでいなさい』とは言いません。

ただ、お互い歩み寄ろうとすることはできますよね。

サッカーを通じて、人種の壁を超えて、一人でも多くの人間が、仲良く盛り上がることを願うばかりです。

そして、その一助として、今後もエスコートキッズと呼ばれる子供たちが、選手と手をつなぎピッチに登場していくことで活躍し続けて欲しいものですね。

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まとめ

サッカーの試合で、選手入場の際に、子供と選手が手をつなぎ登場しますが、これは、『エスコートキッズ』と呼ばれ、FIFAが定めた制度です。

その理由は2つ存在します。

  • 子供たちに夢を与えサッカー普及に尽力するため
  • フェアプレーの精神を誓うため

に制定されました。

ただ現在では、児童虐待撲滅のための広告塔という役割も担い、今後も子供たちがピッチに入場する意味は大きいと思います。

本当ならば、大人たちが子供たちを先導しなければいけない立場で、その逆というのは、なんとも恥ずかしい話です。

それだけに一人でも多くの大人が、ピッチ内外関係なく、サッカーの試合を通じて、子供に恥ずかしくない姿を見せ続けたいものですね。

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masayan

音楽・スポーツ観戦が大好きで、アーティストではJUJUさん・欅坂46など、スポーツではヴィッセル神戸(サッカー)にハマっています。 性格も猪突猛進タイプで、芸能・スポーツを中心に、幅広く思いがストレートに伝わるような、面白くためになる記事となるよう、心がけて執筆しております。どうぞよろしくお願いいたします。

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