言葉の意味・語源・由来

職住近接と職住分離の意味やメリット紹介!子育てするならどちら?

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あなたの職場と住居はどれくらい離れていますか?

また、どれくらいの距離が望ましいと考えていますか?

今は働いていない人は、働くとしたらどうかを考えてみてください。

『職住近接』という言葉があります。

また、『職住分離』という言葉もあるのです。

それぞれどういう意味でしょう?

また、それぞれどのようなメリットがあるのでしょうか?

子育てをするならどちらがよいと思いますか?

さまざまな角度から生活と仕事をみてみましょう。

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『職住近接』の意味

通勤

通勤

『職住近接』とは、

『職場と住居との距離が近いこと』

を意味します。

『職』は『職場』、『住』は『住居』を意味しているのですね。

それが『近接』している、つまり、近いという意味です。

自分の家が、会社などの勤務先の近くにある

という意味ですね。

 

近代以前は、職場と住居が同じ場所であることが多かったのです。

これを意味する言葉を

『職住一致』

といいます。

今でも、自営業の場合、店などの奥が自宅となっていることもありますね。

また、在宅ワーカーの場合も、自宅が職場です。

しかし、多くのサラリーマンにとっては、職場と住居は別の場所にあります。

ただ、その距離は人によってさまざまです。

近い場合もあれば、遠い場合もあります。

それが近い場合のことを、『職住近接』というのです。

 

『職住分離』の意味

一方、『職住分離』とは、

『職場と住居とがある程度離れていて、その間を日常的に通勤する状況』

を意味します。

近代に産業が発展するなかで、職場と住居が分かれ、住居から離れた職場へと通勤する人が増えてきました。

時代が進むにつれて、『職住分離』が広まってきたということですね。

都市部では、郊外の住居から都市中心部の職場へと通勤する人が多いです。

『職住分離』は、

『住居から離れた職場へと通勤する者が多い都市構造』

を意味することもあります。

第二次世界大戦後のイギリスのロンドンでは、郊外に都市を建設して『職住近接』をはかる都市計画が行われました。

日本でもそれをモデルにして東京や大阪でニュータウンがつくられました。

しかし、ニュータウンは単なるベッドタウンにとどまってしまったのです。

日本の大都市では、

働くのは都市中心部、住むのは郊外

という『職住分離』が、一般的になっているといえるでしょう。

『職住分離』は、必ずしも職場と住居が非常に遠いという意味ではありません。

しかし、『職住近接』と対比して、そういう意味で使われることも多いです。

ここでも、『職住近接』と『職住分離』を反対の意味の言葉として、それぞれについて考えていきたいと思います。

都市

都市中心部と郊外

 

『職住近接』のメリット

それでは、『職住近接』と『職住分離』それぞれのメリットをみてみましょう。

まずは、『職住近接』です。

職場と住居が近いと、当然、通勤時間が短くなります

そして、通勤時間が短いということは、さまざまなメリットをもたらすのです。

具体的にみていきましょう。

『職住近接』のメリット(1) 時間を有効活用できる

『職住近接』で通勤時間が短ければ、家などで自由に使える時間が増えます。

たとえば、通勤時間が片道30分の人と、片道1時間30分の人をくらべてみましょう。

往復だと1時間と3時間です。

1日で2時間も違います。

月単位、年単位でみると、何十時間、何百時間もの差になるでしょう。

 

『職住近接』であれば、通勤のために家を出る時間は遅く、家に帰る時間は早くできます。

睡眠時間や、趣味・遊びに費やす時間を増やせるでしょう。

家族がいる人は、家族と過ごす時間も増やせるというメリットもあります。

 

家から職場まで『徒歩10分以内』という事例もあります。

それだけ近ければ、昼休みに家に帰って食事をしたり、横になって休息したりすることも可能です。

これならバリバリ仕事をしたいという人にも、『職住近接』はメリットがあるでしょう。

『職住近接』で通勤時間が短ければ、そのぶん時間の余裕があるので、残業もしやすいのです。

徒歩や自転車で通勤していれば、終電の時間を気にする必要もありません。

『職住近接』のメリット(2) 通勤で疲れないで済む

満員電車

満員電車

通勤時間が長ければ、それだけ疲れることも多いでしょう。

とくに東京などの大都市で電車通勤をする場合、通勤ラッシュでぎゅうぎゅう詰めの満員電車に乗らなければならないことが多いです。

肉体的にも精神的にもつらいでしょう。

そのため『職住近接』で通勤時間が短ければ、

通勤による疲れが比較的軽くて済む

という大きなメリットに繋がります。

徒歩や自転車で通勤できれば、満員電車で通勤する必要はありません

ストレスも大きく減るというメリットもあるのではないでしょうか。

また、疲れが少なければ、仕事の質や効率を高めることも可能ですし、プライベートもより充実するでしょう。

会社にとってのメリット

通勤による社員の心身の負担が軽くなれば、会社にもメリットがあります。

通勤距離が短くなれば、会社が支給する通勤手当も少なくて済むでしょう。

また、台風などで電車がストップしたりしても、『職住近接』の社員は出勤できるという場合もあります。

仕事で緊急の必要が生じたときに、会社にかけつけてもらうことも可能です。

このようなメリットがあるため、最近では、

『職住近接』の社員に『近距離手当』を支給する会社

も出てきています。

 

『職住分離』のメリット

次は『職住分離』のメリットをみてみましょう。

『職住分離』のメリット(1) 自分好みの住みやすい住居に住める

職場が都市の中心部にある場合、その近くに住もうとすると、家賃が高くなる場合が多いでしょう。

しかし、『職住分離』で、

郊外の住居に住めば、家賃は比較的安くて済みます

家を建てる場合も、郊外のほうが安いでしょう。

また、同じくらいの家賃、住居費であれば、郊外のほうが広い家、質の高い家に住める場合が多いです。

住居の周囲の環境も、郊外のほうがゴミゴミしていません。

自然が豊か、コミュニティがしっかりしているなどのメリットもあります。

『職住分離』では、

暮らしやすそうな地域を選んで、自分の好みや収入に合った、手ごろな住居に住むことができる

といえるでしょう。

『職住分離』のメリット(2) オンとオフの切り替えができる

『職住近接』では、

オンとオフの切り替えができない

という声が聞かれます。

職場と住居が近くて、通勤時間も短いと、仕事とプライベートの気持ちの切り替えができにくくなってしまうのです。

仕事を忘れてリラックスすることも、できにくくなるかもしれません。

一方で『職住分離』であれば、気持ちを切り替えやすくなります

仕事は活気のある都市の中心部、住むのは落ち着いた郊外と、エリアを分けたほうが過ごしやすいという人も多いでしょう。

 

子育てするならどちら?

さて、『職住近接』と『職住分離』。

子育てをするうえではどちらがよいでしょう。

今度は子育てという観点から、『職住近接』と『職住分離』をみてみましょう。

『職住近接』の子育てのメリット

子育てをするうえで、『職住近接』にはどういうメリットがあるでしょうか。

まず、『職住近接』であれば、働く親の通勤時間が短くなります。

したがって、

子育てに対して、より多くの時間を費やすことができる

というメリットがあるでしょう。

『子どもとより多くふれあえる』というだけでも意味のあることです。

子どもを保育園に送り迎えにいくにも都合がよいでしょう。

また、『職住近接』であれば、勤務中に子どもの急病など、緊急事態が発生したときに、すぐに家に帰ることも可能です。

近ければ、いざというときにすぐ対応できるという安心感も、メリットといえるでしょう。

『職住分離』の子育てのメリット

子育て

子育て

一方、子育てをするうえでの『職住分離』のメリットはどうでしょうか。

一般的な『職住分離』のメリットでもみたとおり、『職住分離』のほうが住みやすい住居、環境で暮らせる場合も多いです。

郊外の広い家に住めば、子どもにとっても過ごしやすいでしょう。

郊外のほうが、近所に豊かな自然や広い公園があったり、周囲に子どものいる世帯が多かったりもします。

子育てに適した自然環境、社会環境があることがメリットといえるでしょう。

『職住近接』より住居費が安くなる場合も多いので、そのぶん子育てにお金を回すことができるというメリットもあります。

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まとめ

『職住近接』は、

『職場と住居との距離が近いこと』

という意味です。

『職住分離』は、

『職場と住居とがある程度離れていて、その間を日常的に通勤する状況』

という意味となります。

『職住近接』には、

  • 時間を有効活用できる
  • 通勤で疲れないで済む

などのメリットがあります。

『職住分離』には、

  • 自分好みの住みやすい住居に住める
  • オンとオフの切り替えができる

などのメリットがあるといえるでしょう。

 

また、子育てに関しては、

『職住近接』では、

  • 子どもと過ごす時間を多くとれる
  • 保育園への送り迎えや、子どもの緊急時の対応がしやすい

などのメリットがあります。

『職住分離』では、

  • 住居費の安いところを選択できる
  • 子どもが過ごしやすい環境が整っている

などのメリットがあるといえるでしょう。

もちろん、それぞれデメリットもあります。

どちらがよいかは、自分が何を重視するかや、置かれている状況などによって変わってくるでしょう。

住む場所の選択は、幸せな人生を送るためのとても重要な要素です。

メリットとデメリットをしっかり考えて、よい選択ができるようにしたいものですね。

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watari1

好きなもの:野球、アニメ・ゲーム、特撮 趣味:ゲームに没頭すること、文字書き 座右の銘:『なるようにしかならない』 何をどれだけ貯めていようと、命尽きれば人生は終わり。 終わってしまった過去も、何が起こるかわからない将来も、考えるだけ無駄ではないか? そう考えたことがきっかけで、それなら今を楽しむことだけ考えよう、を信念に日々を過ごすようになりました。 自分の興味関心のある出来事やニュースについて、偏屈者ではありますが、思うままに綴っていければと思っています。

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