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蚊取り線香は効かない?アースや金鳥と電気式の効果を比較チェック

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虫刺され

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夏のやっかい者の代表格と言ってもいいのが、蚊ではないでしょうか。

蚊に刺されたら痒いだけでなく、寝ているときに周りを飛ばれるとうるさくて気になって、それはそれは不快ですよね。

そんな時に活躍してくれるのが蚊取り線香!

……のはずですが、

ほんとに効いてるの?

と疑いたくなるときってありませんか。

最近では、蚊取り線香だけでなく、電気式のものもあって、どちらがより効くのかもよく分かりませんよね。

そこで今回は、このふたつの効果を比較していきたいと思います。

とくに注目するのは『有効成分』と『成分の広がり方』です。

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蚊取り線香や電気式はどうやって効いている?

まずはそれぞれの有効成分を見ていきましょう。

有効成分を知ることは、

『どうやって蚊が倒されているか』

を知ることに他なりません。

それが分かれば、蚊取り線香と電気式の効果の比較ができるだけでなく、より効率よく蚊を倒す使い方のヒントにもなりますよ。

蚊対策のお手本は『菊』だった!

西洋では古くから、虫除けの効果がある菊が知られていました。

その名も『ムシヨケシロバナギク(除虫菊)』です。

名前だけでも効きそうですよね。

この除虫菊が日本に伝わってきたのが、19世紀終わりごろ。

最初のうちは、花を乾燥させて粉状にしたものを、そのまま使っていたようですが、数年で線香に練りこんで使う方法が開発されます。

これが、今なお愛用される蚊取り線香のはじまりです。

菊が足りない!?

あっという間に大人気になった蚊取り線香ですが、除虫菊の生産が追いつかなくなってしまいます。

そこで、菊の中の虫除け成分を人工的に作り出すための研究が始められました。

そして開発されたのが『ピレスロイド』です。

このピレスロイドは、除虫菊の中に含まれる天然の虫除け成分『ピレスリン』に似せた成分のチーム名のようなもので、様々な種類があります。

このピレスロイド、虫のような簡単なつくりの体をもつ生き物の神経を素早くマヒさせます。

しかし、哺乳動物や鳥の体内に入っても、すぐに分解されるため、人間にはほとんど悪影響がありません。

現在、家庭用として売られている殺虫剤の9割ほどに採用されている、とっても優秀な成分なんですよ。

蚊取り線香と電気式蚊取りの有効成分

いよいよ有効成分を比較していきます。

ちなみにですが、蚊取り線香も電気式も、金鳥とアース両方から製品が出ていますよね。

ところが、両者の有効成分の表示はほとんど同じです。

また、以前はマット状の蚊取り剤を加熱器の上に乗せるタイプもありましたが、ほとんど液体の蚊取り剤に取って代わられているので、ここでは扱いません。

ですから、『蚊取り線香』と『電気式液体蚊とり』の比較として見ていくことにします。

 

蚊取り線香の虫除け成分

まずは蚊取り線香に含まれている有効成分について見てみましょう。

蚊取り線香の有効成分は、ピレスロイドの中でも『アレスリン』と呼ばれています。

アレスリンの特徴には、

  • 即効性がある
  • ハエ、蚊に特によく効く

が挙げられます。

 

電気式蚊取りの有効成分

電気式蚊取りの有効成分は、ピレスロイドの中で『メトフルトリン』と呼ばれるものです。

メトフルトリンの特徴には、

  • 殺虫効果が高い
  • 揮散性が高い(常温でも空気中に広がりやすい)

が挙げられます。

 

除虫成分の効果を比較!

蚊取り線香

蚊取り線香

先ほど見てきた有効成分の特徴の違いから、蚊取り線香と電気式蚊取りの虫除け成分の広がり方の違い、つまりは効果の違いを比較していきましょう。

結論から簡単にまとめると、

  • 蚊取り線香は煙にのって広がる
  • 電気式は煙がなくても広がる

ということになります。

詳しい効果の違い

まず、蚊取り線香の有効成分は、ハエや蚊によく効くアレスリンでした。

このアレスリンは、常温で空気中に広がりやすい性質はありません。

ただ、高温になっても殺虫力を保てる性質を持っています。

そこで、線香に練り込み、煙に乗せてアレスリンを空気中に広げる方法をとったわけです。

 

対して、電気式蚊取り剤に使われているメトフルトリンの性質に、常温でも空気中に広がりやすいことがありました。

電気式の機械から、熱を加えるなどして少し勢いよく送り出してあげることで、メトフルトリンは効率よく部屋じゅうに広がっていくのです。

さらに付け加えると、アレスリンよりもメトフルトリンの方が、かなり少ない量で殺虫力を発揮します。

これは殺虫成分を直接蚊に付けて実験した結果なので、広がり方うんぬんの話とは関係がありません。

 

本当に蚊取り線香は効かない?感じ方やタイミングも大切

 

ここまでは小難しい話になってしまいました。

最後に、蚊取り線香や電気式蚊取りを使うときの『使用感』と『タイミング』も考えに入れて、

蚊取り線香が効かない!

と思う原因を探ってみたいと思います。

使用感で比較

蚊取り線香は煙が出ます。

当たり前ですよね、それが仕様ですから。

ただ、それが時には不快感も呼び起こします。

しかも、空気の流れが少ない部屋では煙が一か所に留まりがちになるので、

蚊取り線香のまわりは息苦しい上に、部屋の隅には蚊が飛んでいる!

なんてことになりかねません。

これでは、ガマンしたわりに効果が感じられないと文句を言いたくもなりますよね。

 

その点、電気式は煙を立てなくても部屋中に広がっていくため、不快感は少ないです。

この違いが、実感できる効果の違いにも影響しているのでしょう。

タイミングで比較

 

寝ている間、蚊取り線香を焚いていた人も多いのではないでしょうか。

蚊取り線香の燃焼時間は、通常は7時間ほどですから、朝になって目が覚めると、蚊取り線香は燃え尽きていますよね。

しかし、それだと蚊に刺されている危険性がかなり高いのです。

それにはひとつ、ピレスロイドの性質が関わってきます

ピレスロイドは自然に分解されやすいのです。

これは『効かせたい範囲にだけ効く』という便利さにつながりますが、裏返すと

『線香が燃え尽きたらすぐ効果も消える』

ということにもなります。

具体的には、燃え尽きて1時間ほどで、ほとんど効果がなくなる実験結果があります。

しかも、空調をつけていたり窓を開けていたりすると、そこからも有効成分が出ていってしまいます。

ということは、たとえ蚊取り線香が明け方まで効果を発揮していても、

朝起きる直前に効果が切れたために、起きたら蚊に刺されていた

ということが起こりうるのです。

これも、蚊取り線香への不信感に繋がりますね。

対する電気式は、12時間程度は、連続で使用できます。

これなら寝ている間も、蚊に刺される心配はないでしょう。

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まとめ

いかがでしたか。

こう見てくると、あらゆる点で蚊取り線香は見劣りしてしまいますね。

筆者自身、屋内では電気式を使いたいです。

しかし、蚊取り線香は、いまだに夏の風物詩として店頭を賑わせてくれますし、何より電気がない場所では、かなり心強いです。

とくに屋外では、煙がある範囲には虫除け成分も効いていると分かって、安心感を感じられますよね。

最後になりますが、蚊取り線香も電気式も、空気中で殺虫効果を発揮します。

つまり、屋内・屋外に関わらず風上に置いて、空気の流れに殺虫成分を乗せることで効率よく効かせることができるのです。

このように蚊取り剤の特徴を生かした『ちょっとひと工夫』で、快適に夏を過ごしてくださいね。

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watari1

好きなもの:野球、アニメ・ゲーム、特撮 趣味:ゲームに没頭すること、文字書き 座右の銘:『なるようにしかならない』 何をどれだけ貯めていようと、命尽きれば人生は終わり。 終わってしまった過去も、何が起こるかわからない将来も、考えるだけ無駄ではないか? そう考えたことがきっかけで、それなら今を楽しむことだけ考えよう、を信念に日々を過ごすようになりました。 自分の興味関心のある出来事やニュースについて、偏屈者ではありますが、思うままに綴っていければと思っています。

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