音楽

DA PUMP『USA』の歌詞に込められた意味を解説!作詞と作曲もチェック

更新日:

2018年を大いに賑わせた流行歌の一つとして、今も大人気なDA PUMPの大ヒット曲『USA』。

一部では、

『ダサ格好良い』

と評判ですが、それもそのはず…

古き良きアメリカを彷彿とするようなディスコサウンドで、世界中の人が、世代に関係なく楽しみやすい楽曲となっています。

とはいえ、歌詞の意味や曲調の魅力を理解せずに聴いても、『USA』の魅力が分からず、いまいち盛り上がれませんよね。

そこで本記事では、DA PUMPの『USA』の歌詞・楽曲に込められた想いや意味を、紹介していきます。

アドセンス

スポンサーリンク

日本の目線で見たアメリカの変化

DA PUMPの29枚目のニューシングルが、2018年6月6日にリリースされ、もう少しで1年経とうとしている今日このごろ…

今尚、人気が色褪せること無く、『USA』フィーバーが続いていますよね。

その要因の一つは、シンプルで誰にでも踊れる

『イイね!ダンス』

もありますが、何よりも歌詞や楽曲が理解しやすく馴染みやすさが、大きな要因となっています。

では具体的に、『USA』の歌詞が、どこまでシンプルな意味としてファンの間で理解されているのでしょうか。

その詳細は、後ほど解説していきますが、まずは、その重要な鍵となる、1970年代~現在に至る、日本とアメリカの関係を見ていきましょう。

日本が憧れた古き良きアメリカ

古き良きフロンティアスピリッツが栄えるアメリカ西部開拓時代…

世界中の人が、アメリカで一攫千金の夢を見て、移住したことがありましたよね。

今でも移民国家としてアメリカは広い大地で栄えています。

でも、それは後に日本に大きく影響を及ぼすものだったようです。

まぁ、戦争で負けてアメリカに一時占領されていたわけですから、文化的に日本が影響を受けないのは、おかしな話でもありますが…

1970年代の日本とアメリカの違い

さて、まだ海外旅行が当たり前とされていなかった1970年代、。

日本では、

『大阪万博の成功』

というグッドニュースだけでなく、

  • 『あさま山荘事件』
  • 『よど号ハイジャック事件』

といった大きな事件もあり、激動の年代でしたよね。

一方、1970年代のアメリカでは、スポーツでも、音楽でも、経済でも、あらゆる側面で世界のリーダーとして君臨していました。

アメリカは『世界の警察』なんて言葉も出てくるくらいですから、いかに偉大な移民国家であるかが伺えますよね。

日本の音楽史をも変えたアメリカの存在

先程もお話したとおり、アメリカは音楽の世界のリーダー的存在として、多大な影響を与えていました。

それは日本にもたらした1978年のディスコフィーバーもその一つ。

きっかけは、1977年にアメリカで公開された、ジョン・トラボルタ主演映画『サタデーナイトフィーバー』でした。

もうこの頃の日本は、アメリカに憧れを懐き、音楽・エンタメにおいても、多大な影響を受けていたわけです。

そして、アメリカで流行したロック音楽や、YMOの登場によって、J-POPとしての新たなジャンルが増えました。

日本の音楽史激震の幕開けです。

アイドルの誕生も…

J-POPが、明るく軽快なものへと変化していくと、次第にアイドルという存在も増えはじめます。

  • ピンクレディー
  • フィンガー5

などもアイドルとして、ファンから多大な支持を受けていたわけです。

もちろん、彼ら・彼女らだけが、アイドルというわけではありません。

当時から、『スタア誕生』というオーディション番組も放送され、多数のアイドルが輩出されています。

  • 山口百恵
  • 森昌子
  • 桜田淳子

という『花の中三トリオ』が誕生し、さらに時代が進み、

  • おニャン子クラブ
  • モーニング娘。
  • AKB48
  • 乃木坂46・けやき坂46(坂道シリーズ)

といった国民的アイドルグループが誕生しているのも、アメリカの影響から始まった日本の文化の象徴と言えるでしょう。

1970年代当時の日本にとって、アメリカは偉大な国であり、音楽そのものを変えてしまうほどの憧れだったのです。

次第に目標・対等な立場へ…

古き良きアメリカの文化を多大に取り入れ、さらに成長を遂げた日本。

次第に、アメリカを目標とし、さらに今の時代では対等に渡り合うように…

それは日本が急激に成長した証と言ってもいいでしょう。

 

『USA』の歌詞の意味や曲調で描いた思いとは?

さて、ざっくり1970年代~現在までの日本からみたアメリカの話はここまでとして、実際に『USA』の歌詞で、どのように描かれているのでしょうか。

また、曲調が描くUSAへの想いとは何だったのでしょうか?

キーワードは『C'mon baby』と『U.S.A』

『USA』の冒頭で、

  • 『C'mon baby』
  • 『U.S.A』

という歌詞が登場します。

実は、DA PUMP『USA』の歌詞の意味を探る上で、この2つのワードは、とても重要です。

『C'mon baby』の意味

そもそも、『C'mon baby』という言葉は、

『可愛い子よ(または、親愛なる者よ)一緒に行こうぜ!』

という意味を持つ言葉だったのです。

この『C'mon baby』に、『U.S.A』が絡んでいくことで、

『親愛なるアメリカよ、まだまだ一緒に行こうぜ!』

と、意味する言葉に変化していくわけ。

『C'mon baby』と『USA』が登場した理由

では何故、このような歌詞が『USA』の冒頭に登場したのか…

それは、1970年代に抱いた憧れの感情から、現在に至る対等の立場への変化の中で、日本から見るアメリカへの親愛の気持ちが変わらないからです。

なので、

『親愛なるアメリカよ、まだまだ一緒に行こうぜ!』

というセリフが、日本目線で誕生したのでしょう。

昔懐かしのアメリカ文化も登場!

歌詞を見ていくと、随所に、昔なつかしアメリカ文化が盛り込まれています。

昔の憧れたアメリカの影響を受け、文化そのものが欧米化していった日本が、今度はアメリカを鼓舞する側に回った…

それも、

『まだまだ一緒に行こう!』

と手を取り合うかのように…

そんな日本からアメリカに向けての想いが綴られていると考えると、実に『USA』の歌詞がしっくり馴染みますね。

『USA』の曲調が描いたものとは?

先程、

『ここ数十年で夢(憧れ)の対象から目標・対等の立場へと変化していった』

と、日本が抱くアメリカへのイメージの変化について触れてきました。

アメリカに憧れていた1970年代。

アメリカンドリームを追いかけ未来を駆け抜けた1980年代。

そして、一つのステイタスとして捉えられ、肩を並べるところまで追いついてきた1990年代以降…。

その一方で、今もアメリカに対する親愛の想いは変わりなく、DA PUMPの楽曲『USA』でも、描かれています。

では、曲調(メロディなど…)には、どのように表れているのか…

きっと多くの人が気にしている部分だと思いますので、解説していきます。

『USA』がダンスナンバーの理由

『USA』が曲調(メロディー)の中で何を描こうとしたのか…

その全貌を紐解く前に、何故ダンスナンバーになっているのかを、まずは考えてみたいです。

あえてダンスナンバーにしているのは、

ダンスフィーバーをもたらしたアメリカの古き良き時代の象徴

と考えることが出来ます。

また近年、荻野目洋子さんのダンシングヒーローを筆頭に、アップテンポなナンバーも再ブレイク。

実際に、1985年リリースの名曲『ダンシング・ヒーロー』は、芸人・平野ノラさんや大阪府立登美丘高校ダンス部のダンスで脚光を浴びましたよね。

このことを踏まえてみても、現在も、アメリカの影響を日本人が受けていることは事実と言っていいでしょう。

しかも、アメリカの音楽文化をリスペクトしているからこそ、あえてダンスナンバーにこだわった…

そのように考えることが出来ます。

まぁ元々は、アメリカのダンスミュージックのカバーでもあるので、

「ダンスミュージックとは話が別」

と言われてばそれまで…

ただ、実際にカバーはしているわけですし、その根拠とを考えたときに、日本のアメリカに対するリスペクトが伺えます。

ゆったりした曲調だとイメージがまるで違う…

『USA』の楽曲を聴いた時、どんな印象を受けますか?

きっと、多くの人たちが、

『ダサいけど格好いい』

と感じるはずです。

これは、古き良きアメリカへのリスペクトであり、古さと格好良さの融合でもあります。

そして、その古さを象徴させるのは、当時のアメリカを彷彿させるアップテンポなダンスミュージック。

現在の多くの若者が生まれる前の楽曲として、若者の間で人気を博しているのは事実です。

しかし、ただ知らなかったから人気が出たわけではありません。

仮にも、『USA』が、荒井由実(松任谷由実)さんの『卒業写真』や『ルージュの伝言』のようなゆったりした楽曲だったら…

そんなことを考えると、かなりイメージが変わってしまうでしょう。

あくまで、『USA』はアップテンポでダンス調の曲調として描かれているからこそ、魅力的なのです。

それは、アメリカの音楽への崇拝の意思が込められていると考えると、凄く親近感がわきます。

 

DA PUMP『USA』の作詞・作曲は?

さて最後に、DA PUMPの『USA』の作詞者・作曲者についても紹介しておきます。

実は、この曲はカバー曲です。

原曲の作詞を手がけているのは、

  • CIRELLI DONATELLA
  • LOMBARDONI SEVERINO

という二人のアーティストです。

訳詞を手がけたshungo.(シュンゴ)とは?

この二人のアーティストによって綴られた『USA』の歌詞ですが、当然、歌詞はすべて英語です。

なので、この歌詞を訳する人間が必要!

そこで、訳詞を任されたのが、

TVアニメ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の第1期エンディング『Reason』

ドラマ『H2〜君といた日々』主題歌『over…』

の制作にも携わったshungo.(シュンゴ)さん。

基本的には、

叙情的な心の奥底にある感情を引き出したり、異国情緒溢れる独特の世界観を作風

とした作詞家さんです。

なので、ただアメリカをリスペクトするだけではなく、色褪せることのない親愛の想いも訳詞として盛り込んでくれたのでしょう。

『交差するルーツ』『憧れてた』『ジパング(昔の日本の呼称の一つ)』

といった歌詞が登場するのも、その大きな流れ…

アメリカへのリスペクトをがあるからこそ、多くのファンに『USA』は、受け入れられたのでしょうね。

DA PUMP『USA』の作曲者

さて、『USA』がカバー曲というのであれば、作曲者は誰なのでしょうか。

きっと、多くの人が、そんなことを考えているはず。

そこで調査してみたところ、

『ACCATINO CLAUDIO』

という作曲者だということが判明。

具体的な経歴などはわかりませんでしたが、Sophieの『Stop The Music』の作曲を手がけた人物でも有名な人ですよ。

ちなみに、この楽曲は、2018年9月に歌手活動を引退した、歌手・安室奈美恵さんもカバーしている大ヒットソングです。

彼女の2枚目のメジャーシングルとしてリリースされ、爆発的にヒットしているので、きっと多くのファンは知っているはず。

曲の始まりから終わりまで、終始ユーロビート調で曲の世界が描かれ、USAに合い通じる何かを感じさせられますね。

スポンサーリンク

アドセンス

まとめ

DA PUMPの楽曲『USA』は、1992年に発売されたJoe Yellowの『USA』を、

  • 訳詞:shungo.(シュンゴ)
  • 作曲(元曲の作曲者):『ACCATINO CLAUDIO』氏

で、カバーした楽曲です。

歌詞の意味や曲調に託した想いは、

『1970年代~現在に時代が移りゆくアメリカ』

を相手に、日本の姿勢が、憧れから対等な立場に変化しても、

『まだまだ一緒に行こうぜ!』

と、親愛な気持ちを表現したものと伺えます。

それは、1970年代にアメリカで流行ったダンスミュージックになぞらえて、カバーされたことでも理解できます。

USAは、実に感慨深い楽曲なので、その意味を感じ取りながら聴いてみてくださいね。

アドセンス

アドセンス

あわせて読みたい

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

masayan

音楽・スポーツ観戦が大好きで、アーティストではJUJUさん・欅坂46など、スポーツではヴィッセル神戸(サッカー)にハマっています。 性格も猪突猛進タイプで、芸能・スポーツを中心に、幅広く思いがストレートに伝わるような、面白くためになる記事となるよう、心がけて執筆しております。どうぞよろしくお願いいたします。

-音楽

Copyright© My News23 , 2019 All Rights Reserved.