雑学

涙が出る意味とは?感動と玉ねぎの違いと鼻水も一緒にでる理由

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涙を流して泣いたのはいつですか?

大人になると、泣ける機会って少なくなっていきますよね。

最近、泣くことでストレスを解消する

“涙活(るいかつ)”

が流行っていますが、そもそも涙ってどうして出るのでしょう?

改めて考えると不思議です。

今回は、そんな涙についての知識を紹介します。

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涙が出る意味

涙がでる理由

涙がでる理由

まず、涙にはどんな意味があるのでしょう。

同じ涙にも3つの種類があり、それぞれ涙がでる場面や原因、機能が異なります。

涙は、全てが同じではないことを抑えておきましょう。

それでは3つの涙について説明します。

涙その1 基礎分泌の涙

基礎分泌の涙

基礎分泌の涙

まばたきによって、人は常に瞳を潤しています。

この瞳を潤している涙が、基礎分泌の涙です。

この涙は常に眼球を潤すことで、眼球が固まったり乾くことを防いでくれています。

また、基礎分泌の涙は、

酸素や栄養を目に運んでくれる役割

も担っているのです。

 

角膜(黒目)には、血管が通っておらず、自分で栄養や酸素を得ることができません。

そのため、目を覆う涙は酸素や栄養を含んでおり、角膜に運んでくれているのです。

この基礎分泌の涙が減ると、目がシパシパしたりするドライアイになってしまうわけです。

この涙は、人の意思に関わらず、身体の機能として自然に常にでているものというわけですね。

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涙その2 反射の涙

こちらは、

異物が目に混入した際に洗い流す役割

をもつ涙です。

空気中には、多くのゴミやバイ菌が浮遊しています。

これらが目に入って、直接目に触れてしまうと、炎症などのトラブルをおこしてしまいます。

そうならないように、目に異物がはいると身体が涙を流して目を守ってくれるのです。

ちなみに、玉ねぎを切った時にでる涙も、この反射の涙ですね。

玉ねぎを切る

玉ねぎを切る

玉ねぎを切るとスルフェン酸という物質と酵素が化学反応をおこし、硫化物質がつくられます。

それが、空気中に放出されて目に入ると、硫酸化合物となります。

そこで脳が

「そのままでは目が焼けてしまいまう!危ない!」

と判断し、涙腺に涙を流すよう信号を送ることで涙が出るのです。

そのため、ゴーグルなどで目の周辺を密閉しないと、玉ねぎによる涙は防げません。

 

涙その3 情動の涙

感動の涙

感動の涙

そして3つ目の涙が、この情動の涙。

これは人間しか流さない涙と言われています。

この情動の涙、悲しみの涙と感動の涙では、涙のでるメカニズムが違うのです。

メカニズムの違いは自律神経にあります。

自律神経には、

交感神経

ストレスや興奮したときに優位にはたらく神経。

副交感神経

睡眠やリラックスしたときに優位になる神経。

の2種類があります。

悲しみや感動の涙では、自律神経が優位になる順番が違うのです。

悲しみの涙

人は悲しいとき、大きなストレスを感じます。

後悔したりイライラしたりすれば、交感神経が強くなります。

ストレス状態で交感神経が優位になると、自律神経がバランスをとるために、今度は副交感神経が優位に立つために強くなります。

そして、副交感神経を強くするための引き金として、涙がでるのです。

涙が出ることで、副交感神経が優位となり、一時的にストレスから解放されリラックス状態になります。

涙がストレス解消になる背景には、このようなメカニズムがはらたいているのです。

感動の涙

悲しみの涙では、副交感神経を優位にするために、涙を流しました。

しかし、これは逆も然りなのです。

つまり、副交感神経が強くなることでも涙がでるということです。

素晴らしい映画や、人の気持ちに共感して感動したとき、副交感神経が非常に強い状態になります。

自律神経の調整から副交感神経が優位になったのではなく、最初から副交感神経が超優位状態ということですね。

副交感神経が思いっきり働くことで、涙がでるのが感動の涙です。

これらのことからは、

『感情が生起して涙がでそうになったら、しっかり泣いたほうが良い』

ということがよくわかりますね。

無理に泣かずにいることもストレスを強くするでしょう。

 

涙の不思議!鼻水も一緒にでる理由とは?

涙の不思議

涙の不思議

ところで涙には不思議なことが、たくさんあることを知っていましたか?

ここでは涙の不思議について紹介します。

なぜ涙と鼻水は一緒にでるのか?

涙が通る道を

“涙腺(るいせん)”

といいます。

この涙腺は、上瞼にあり、常に涙を少しずつ出して目を潤しています。

さきほどお話した基礎分泌の涙ですね。

普段、この基礎分泌の涙は出過ぎると、どこかにいきます。

それは

実は鼻にも“鼻涙腺(はなるいせん)”といって、涙腺が通っているのです。

日々微量の目に必要なかった水分が鼻涙腺を通って、鼻に出ています。

基礎分泌の涙は微量なので、鼻にでても鼻水として出てこないくらいなので、なかなか気が付きません。

しかし反射や情動の涙のように、突然たくさんの涙がでる事態になると、鼻涙腺からも涙が排出されます。

それが涙と一緒にでる鼻水の正体です。

鼻水だと思っていたものは涙だったのです。

涙を流す時に出てくる鼻水は、風邪をひいたときに出てくる涙とは、でてくる場所も成分も全く違いますよ。

涙に味がある?

涙が口に入って舐めてしまったことがある人もいますよね?

実は、情動の涙はその感情によって涙の味が違うのです。

悲しみ、怒り、苦しみの涙

しょっぱい。

交感神経のはたらきでナトリウム(塩分)の割合が多くなるため。

感動の涙

水っぽい。

副交感神経が優位のときはナトリウム(塩分)の分泌がおさえられて、味がしない。

なんだそうですよ。

涙が出る目によって違いがある?

最初の一滴がどちらの目から出たかによって、意味が違うのだそうです。

左目

理屈抜きで流された涙。

感性を司る右脳で感じたことで流した涙なので、左目からでる。

右目

理屈があって流された涙。

知性を司る左脳で感じたことで流した涙なので、右目からでる。

なのだそう。

つまり、

何も考えずただただ感動して涙した場合は、左目から最初に涙が流れる

ということなんですね。

反対に

色々考えた結果流れた涙は、右目から最初に涙が流れる

ということです。

赤ちゃんのように、本能のまま泣く場合は左目から最初に涙がでるのでしょうか。

人間の身体は、面白いですね。

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おわりに

今回は、涙についての知識を紹介しました。

普段知らない間にも出ている涙。

色々な意味や機能があったんですね。

どのような理由にせよ、

『涙がでることは良いこと』

ということがわかりました。

その反面、涙がでることは、それほどストレスを感じているサインでもありますので注意しましょう。

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