雑学

千葉県の房総沖プレート大地震はいつ起きる?過去をチェック!

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千葉県の房総沖のプレートが動いていて、しばらくは地震活動に注意…。

ということを、政府の地震調査委員会が発表していました。

その発表の通り、2018年6月12日の午前5時に、震度3の地震が千葉県で起きましたよね。

しかし、1度起きたからと言って、もう大丈夫!というわけではありません。

さらに大きな地震が起こるおそれもあります。

当記事で、千葉県の房総沖で起きているプレートのズレについて、今後の地震がいつ起きるか?

また、過去の大地震にも触れていきたいと思います。

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千葉県で起きた震度3の地震は予告されていた?

驚く男性

2018年6月12日の午前5時すぎのこと、千葉県で震度3の揺れを観測する地震が発生しました。

震源地は千葉県東方沖、津波の心配はありませんでした。

大して大きな地震ではなかったので、一安心ですね。

ただ実は、この千葉県の地震は、

政府の調査委員会によって、発生の可能性が呼びかけられていた

という、注意が必要な地震でした。

その原因が、

"スロースリップ"

という現象。

千葉県の東方沖では、このスロースリップが数年おきに発生していて、その度に複数回の地震や、大きな地震が起きています。

そのため、スロースリップが観測された2018年6月に、政府の地震調査委員会は地震発生の注意を呼びかけていたのです。

そして指摘通りに地震が発生、震度3という結果でした。

…が、しかし、1度地震が起きたからと言って、まだ安心してはいけません!

地震調査委員会の委員長・東京大学地震研究所の平田直教授は、

昨日の会合(6月11日)で指摘した通りに地震が起きたといえる。

今回は震度3だったが、今後はより揺れの大きい地震が起きる可能性もあるので、地震活動に引き続き注意してほしい。

と、さらなる地震発生の注意を呼びかけています。

そのため、今後しばらくは地震に備えておく必要がありそうですね。

それにしても、地震発生の予兆となるスロースリップとは、一体どんな現象なのでしょうか?

 

地震の予兆!スロースリップとは?

スロースリップとは、

普通の地震によるプレートのすべり(スリップ)よりも、はるかに遅い速度で発生する滑り現象のこと

を指します。

通常、地震が発生すると、蓄積されたエネルギーが解放され、断層が高速(1秒間に約1m)で滑り、地震波を放射します。

しかし、このスロースリップという現象は、

ゆっくり断層が動き、地震波を放射せずに蓄積したエネルギーを解放する

という、特異現象なのです。

スロースリップは、2000年代初頭ごろから、日本や世界でかなり多く見られるようになりました。

このスロースリップの解明によって、現在の地質学では、

スロースリップと常の地震の両方が発生し、お互いに影響を及ぼしあっている

と考えられています。

 

プレートの境界で発生するスロースリップには2種類あり、

  • 短期的スロースリップ
  • 長期的スロースリップ

に分けることができます。

短期的スロースリップは、数日間かけて発生する現象。

東海地方や四国地方では数か月に1回の頻度で発生していると言われています。

一方の長期的スロースリップ。

これは、数か月から数年かけて、プレート境界がゆっくりすべる現象です。

東海地方や四国地方では、過去に繰り返し発生していたと推定されているだけで、実際に確認はされていないようです。

また、スロースリップが発生している時は、深部低周波地震活動が活発になると言われていて、これが大きな地震の前兆となるおそれもあるため、注意が必要なのです。

千葉県では、スロースリップが原因の地震が何度も起きているそうですが、過去にはどんな地震があったのでしょうか?

 

千葉県沖のスロースリップが引き起こした過去の地震

相模トラフ

相模トラフ

千葉県には、相模トラフと呼ばれる境界があります。

房総沖から東方沖にかけて、地表にある北米プレートの下で、フィリピン海プレートが太平洋プレートとの間に沈みこんでいます。

北アメリカプレートとフィリピン海プレートの境界面では、スロースリップが過去7回起きていて、

  • 1983年
  • 1990年
  • 1996年
  • 2002年
  • 2007年
  • 2011年
  • 2014年

に起き、今回の2018年で8回目となりますね。

近年では、スロースリップが引き起こした地震に、

  • 2007年の最大震度5弱の地震
  • 2014年に震度3の地震が2回発生

といった地震が起きています。

また、東北地方太平洋沖地震の前兆としても、本震発生1か月前にスロースリップが起きていたと言われています。

 

そして、もう1つ、注目すべきことが起きていて、これまで、千葉県房総沖でのスロースリップは、5~7年ほどの周期で発生していました。

しかし、2007年以降は、

  • 2011年に、それまでの最短記録となる4年2か月で発生
  • 2014年は、最短記録をさらに更新する2年3か月での発生

となっているのです。

これは、2011年3月に発生した、東北地方太平洋沖地震の影響ではないかと考えられていて、現在のスロースリップは3~4年周期に短くなっていると考えた方がよさそうですね。

 

今後千葉県で大地震が起きる可能性はある?

スロースリップは、時に大地震の予兆現象となることがあります。

では、スロースリップが観測された千葉県では、今後、大地震が起きる可能性があるのでしょうか?

 

確かに、スロースリップ後に深部低周波地震活動が活発になることがあり、地震自体も起こりやすくなります。

しかし、その地震がどのくらいの規模になるかというのはわからず、先述の通り、

震度3ほどの地震が複数回

という可能性もあれば、

震度5弱などの大きな地震になる

という例もあり、具体的な地震の規模はわかりません。

しかし、

スロースリップ観測後、1か月~3か月ほどは注意が必要

ということは、確実に言えます。

スロースリップが観測されると、その後の数か月は地震が起こるおそれがあります。

地震の規模こそわかりませんが、複数回に渡って揺れることがあり、2度目の地震では大地震になるというおそれも、ないわけではありません。

今回の千葉県沖の地震も、震度3の地震が1度起きたからと言って安心してはいけません。

常に細心の注意を払い、もしもの時のための避難先、家族との連絡手段などを確認しておいてください。

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まとめ

千葉県房総沖で、スロースリップが観測され、この影響により、2018年6月12日に震度3の地震が発生。

しかし、1度発生したからといって、油断はできません。

少なくとも、今後1カ月以上は、さらなる地震活動の発生に注意が必要となります。

再び起こる地震が大地震なのかどうかはわかりませんが、最初に起きた地震が震度3だから次も小さい、と決めつけるのではなく、

いつ大地震になってもおかしくない

という意識を持って、避難経路や家族との連絡、集合手段などを確認しておきましょう!

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watari1

好きなもの:野球、アニメ・ゲーム、特撮 趣味:ゲームに没頭すること、文字書き 座右の銘:『なるようにしかならない』 何をどれだけ貯めていようと、命尽きれば人生は終わり。 終わってしまった過去も、何が起こるかわからない将来も、考えるだけ無駄ではないか? そう考えたことがきっかけで、それなら今を楽しむことだけ考えよう、を信念に日々を過ごすようになりました。 自分の興味関心のある出来事やニュースについて、偏屈者ではありますが、思うままに綴っていければと思っています。

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