言葉の意味・語源・由来

田んぼの言葉の由来・語源や漢字をチェック!『んぼ』の意味とは?

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みなさんは、『田んぼ』って知っていますか?

田舎に住んでいる人であれば、外を見渡せばあるものですし、もちろん知っていますよね。

では、田んぼの『んぼ』って何か知っていますか?

こう聞くと、どうでしょう?答えられますか?

『田んぼ』という言葉、よくよく考えれば、田の部分だけで完結しているような気がして、『んぼ』という謎の2文字の存在が気になります。

そこで当記事では、誰もが知っている田んぼについて、言葉の由来や語源、『んぼ』という部分の意味を探っていきます!

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田んぼの『んぼ』ってどういう意味?漢字表記を紹介

日本にとって、いや、人間が生きる上で『田んぼ』は、かかせない存在となっています。

とくに日本は田んぼへの依存度が高く、日本人の主食であるコメを作る場所になっていますよね。

名字でも『田~』、『~田』というものが多くあり、日本人にとっては馴染み深い言葉です。

 

そんな田んぼですが、普通に『田』、もしくは『水田』と呼ぶこともありますよね。

これら2つなら意味としてわかりやすいのですが、

『田んぼ』

という呼び方もあり、なぜこのように呼ばれているのか知らない人も多いのではないでしょうか。

『田』だけでも通じるのに、それに加えて『んぼ』という2文字がくっついています。

どこからか出てきた『んぼ』という言葉、一体何者なのでしょうか?

また、『田んぼ』の『んぼ』には、漢字はあるのでしょうか?

 

調べてみると、実は『田んぼ』の『んぼ』を漢字にすると、

『田圃』

となります。

厳密には、『圃』は『ぼ』と読むので、『んぼ』ではないのですが。

また、『でんぼ』と音読みにして読むこともありますよ。

表記については、どれが正しいということはなく、辞書でも各社の出版しているもので異なっています。

『田んぼ』を標準表記にする辞書もあれば、『たんぼ』を標準表記にし、『田んぼ』を慣用的な表記にするところも…。

表記欄は『田圃』になっていて、注意書きで『田んぼ』とも読む…としている辞書もあります。

新聞でも表記に違いが見られるので、『田んぼ』の表記は自分の好きなように使えばよさそうですね!

 

では、この『圃』は、どういう意味かというと、

囲いをした畑、菜園

を表します。

また、『田んぼ』という言葉を『でんぼ』と呼んだ場合は、意味通り田畑という意味となるので、田んぼとは異なるモノ扱いです。

じゃあ、『田圃』を『たんぼ』と呼んだ場合は、田畑という意味にならないのか?という話ですが…。

実は、『田んぼ』における『圃』というのは、ただの当て字なんです。

そのため、『圃』が正式に『んぼ』という読み方ではないので注意しましょう!

 

『田んぼ』の語源や由来は?

ここまでで『田んぼ』の『んぼ』という言葉の謎は解けました。

続いては、そもそもなぜ『田んぼ』と呼ぶようになったのか…。

『田んぼ』という言葉の語源・由来を紹介していきます。

『田んぼ』が『田んぼ』と言われるようになった由来を調べると、

語源である『たのも』、『たおも』の変化した形

だということがわかりました。

『田んぼ』は最初から『田んぼ』と呼ばれていたわけではありません。

もともとは、『たのも』もしくは『たおも』という発音だったんですね。

それがいつしか変化していき、『田んぼ』になったのです。

(ちなみに、『たおも』、『たのも』は『田面』と漢字で表記します。)

 

さらに『田んぼ』と似たような音の変化をしたものには、『さくらんぼ』という言葉も該当します。

『さくらんぼ』は諸説あるものの、

  • 『桜の坊』が変化して『さくらんぼう』→『さくらんぼ』となった説
  • 『桜桃』が訛り、変化した結果、『さくらんぼ』になった説

が有力と言われています。

 

また、『んぼ』という呼び方に変化した例だと、『とんぼ』もそうですね。

昆虫のトンボは、古くは『トンバウ』と呼ばれていました。

平安時代末期頃になると『トウバウ』、『トバウ』と呼ばれるようになりました。

これが時代とともに呼び方が変化していき、江戸時代頃の書物になると、今の『とんぼ』という表記が登場するのです。

 

『んぼ』がつく言葉は、『~坊』という言葉が変化した民間語源(言語学的根拠のない語源)もあるため、一説には昆虫のアメンボが『雨ん坊』から変化した説…。

などもあるそうですよ。

 

なるほど…。

言葉とは、時代に応じて、常に変化するものなんですね。

今回のような身近な言葉の語源を調べると、新しい発見があり、結構面白そうですし、つい没頭してしまいそうです。

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まとめ

今回は、『田んぼ』という言葉の語源や漢字表記について紹介しました。

もともとは、『たのも』と呼ばれていた言葉が変化し、今の『田んぼ』になったとは知らず、驚きました。

また、『田んぼ』に、漢字表記があったのも知らなかったので、またひとつ賢くなれました。

不思議なのは、なぜ『たのも』が『田んぼ』になったかということですよね。

原型からは、どう訛っても『んぼ』に変化するとは考えられないのですが…。

タイムスリップできるものなら、昔の人にぜひ、『田んぼ』に変化させた理由を聞いてみたいものです。

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watari1

好きなもの:野球、アニメ・ゲーム、特撮 趣味:ゲームに没頭すること、文字書き 座右の銘:『なるようにしかならない』 何をどれだけ貯めていようと、命尽きれば人生は終わり。 終わってしまった過去も、何が起こるかわからない将来も、考えるだけ無駄ではないか? そう考えたことがきっかけで、それなら今を楽しむことだけ考えよう、を信念に日々を過ごすようになりました。 自分の興味関心のある出来事やニュースについて、偏屈者ではありますが、思うままに綴っていければと思っています。

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