夏野菜で親しみのあるトマトですが、みなさんはどんなトマトが好きですか?
昔に比べ、今は品種も多くあり、糖度の高いトマトも出回るようになりました。
トマトといえば甘くてみずみずしく、大きさも様々ですが、買う時に
どれが美味しいトマトなのか
と迷った事はありませんか?
そんな時にこの方法を知っておくだけで、きっと美味しいトマトに出会う事が出来ます。
また困った時のトマトを保存方法や保存期限なども一緒にお伝えしましょう。
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美味しいトマトの選び方!

トマト
同じ大きさのトマトであれば、
色や重さ
で美味しいトマトを見分ける事が出来ます。
赤い色が濃いものは美味しく、そして持った時に重たいトマトは甘さが強くなるのが特徴です。
またお尻の部分に星のような筋が出ているトマトは、糖度が高い印のようです。

トマトの星
手に取って選べるトマトは、ひっくり返してお尻の部分の星印を見つけてくださいね。
新鮮なトマトの特徴とは?
皮にハリがあり、みずみずしいトマトは新鮮です。
傷があるトマトは味が落ちている可能性がありますので、
できるだけ全体的に傷やへこみのない、まん丸いトマト
を選びましょう。
ヘタの部分をよく見て、ピンとなって折れていないもの、色が変わっていたり乾燥していないものを選びましょう。
濃い緑色のヘタは新鮮である証拠ですよ。
トマトの栄養と季節をチェック!
トマトには身体に嬉しい栄養がたくさん含まれています。
中でも代表とされるリコピンには、がん予防の効果もあります。
身体の中に入ってくる悪い物を除去する働きを持っていて、
赤いトマトほどリコピンを多く含んでいます。
リコピンは油と一緒に摂る事で、吸収率が上がるので、トマトを炒めて効率よく身体に届けていきましょう。
またトマトには、風邪予防や美肌効果のビタミンCが含まれています。
免疫力のアップに繋がり、丈夫な体を作ってくれます。
この様々な栄養を上手に取り入れるには、栄養の高い時期に食べるのがおすすめです。
その時期というのがトマトの旬です。
トマトを最も美味しく食べられる時期は、7~8月になります。
この時期は、収穫も多い為、比較的に安い価格で手に入るので嬉しいですよね。
栄養の高い時期のトマトを積極的に食べることをおすすめします。
トマトの保存方法と保存期間はどれくらい?
1:常温保存
トマトは『暑さに弱い』という特徴があります。
その為、冬場以外は基本的には冷蔵庫での保存をおすすめします。
常温で保存する場合、保存時の適温は
15℃以下
を目安にしましょう。
期間は、冬場なら1週間程度、春や秋の時期は、3日間程度の常温保存ができます。
保存場所としては、新聞紙でトマトを包んで風通しの良い場所にしましょう。
また完熟前の青いトマトの場合は、常温保存で2~3日して赤く熟れてきたら冷蔵庫へ移しましょう。
なぜなら、すぐに冷蔵庫へ入れると、熟すのに時間がかかってしまうからです。
2:冷蔵保存
トマト1個を冷蔵保存する場合は、野菜室へ入れて、傷まないよう注意して保存します。
冷やしすぎたり、痛まないようにキッチンペーパーでトマトを包む方法と、ビニールへ入れて保存する方法があります。
また完熟しているトマトは傷みやすい為、ヘタの部分を下にする事で傷みにくくなります。
冷蔵保存で1週間ほどの保存が可能ですので、これを目安にしてください。
しかしカットしたトマトは、1~2日が保存目安になります。
あまり長持ちしないので、なるべく早めに食べきるようにしましょう。
3:冷凍保存
1週間以内に食べきれない場合は、冷凍すると
1か月以上の長期保存
が可能です。
ヘタを取り、しっかりトマトを洗って水気を取った後、ビニール袋に入れて密封し保存します。
トマトを丸ごと冷凍や、食べやすくカットしてからも保存が可能です。
保存方法で味はトマトの変わるの?
暑さに注意して!トマトの常温保存
冬場以外は、なるべく冷蔵庫へ入れて、正しい期間で保存しましょう。
暑さに弱いトマトは、すぐ傷んでしまい味が落ちてしまいます。
熟していない青いトマトを常温保存する場合は、風通しがよく湿気が少ない場所を選び保存します。
しっかり赤く熟してから、冷蔵庫へ保存する事で、より美味しく甘味の感じるトマトになります。
冷蔵保存での大事な工夫とは?
冷蔵保存で注意する点は、
トマトを傷つけない事。
トマトは傷が付くと、早く傷みやすく味が落ちてしまいます。
トマト同士をそのまま重ねたり、引っ付けて並べるなどの保存は避けましょう。
また冷やしすぎる事も、かえって味の変化に繋がってきます。
冷やしすぎないように正しく保存しましょう。
調理も便利トマトの冷凍保存!
トマトを冷凍する事で、トマトの甘味を長い間ギュッと閉じ込める事が出来ます。
品種にもよりますが、
解凍してから食べると味は少し濃く感じる
という人が多いようです。
冷凍すると、
- 長持ちする
- 栄養が落ちない
- 解凍時に皮が剥きやすい
といったメリットもありますよ。
冷凍したトマトは、半解凍でカットしたり、皮ごとおろしたりしてカレーやトマトソースなどの煮込み料理にも適しています。
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まとめ
美味しいトマトの見分け方はどうでしたか?
今までなんとなく悩んで買っていた人も、次回トマトを買う時は、きっと美味しいトマトに巡り合えると思います。
是非この選び方を参考にしてみてください。
また暑さに弱いトマトは、正しい保存方法で保存しましょう。
食べきれないトマトは冷凍を利用して、色んな料理に使ってみるのも良いですね。
レパートリーが増えて、きっとトマト料理が楽しくなりますよ。
そして素晴らしい栄養をたくさんもっているトマトを積極的に取り入れて、健康的な身体を目指してください。