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この世界の片隅にあらすじと結末ネタバレ!原作漫画もチェック

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以前、女優・のんさんが声優初挑戦したアニメ映画としても話題となった『この世界の片隅に』を観たことがありますか?

終戦間近の広島・呉を舞台とした、アニメーション映画で話題にもなりましたよね。

そんなアニメーション映画が、今度はTBSドラマとして、2018年8月期のドラマとして帰ってきます。

はたして、どんなドラマとして描かれていくのか楽しみですね。

そこで本記事では、そのベースとなる原作漫画・アニメ映画を振り返り、あらすじや結末ネタバレを紹介していきます。

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映画『この世界の片隅に』のストーリーあらすじ

みなさんは、日本が、かつて戦争を行い、大きな犠牲を伴った事実を知っていますか?

当然、歴史の授業などでも太平洋戦争は取り扱われていますし、長崎・広島の原爆の日や、8月15日の終戦記念日もニュースで取りあげられています。

そのことで、たとえ10代の若者でさえ、日本が戦争をした事実は知っているはず…。

筆者も、毎年8月を迎えると、終戦記念日や、8月6日(広島)・8月9日(長崎)の原爆の日などを通じて、戦争のことを考えさせられます。

自国の経済を守るために、何の罪もない人たちの命を奪ってまで行う戦争とは一体何なのか?

いまだに、なんでこんな愚かなことしか人間はできないのだろうかと、よく考えさせられています。

そんな中、また一つの戦争をテーマとして描かれたアニメ映画が登場しました。

その映画とは、『この世界の片隅に』というアニメ映画です。

2016年11月公開の映画ですが、まだロングヒットしているらしく、世代を超えた多くの人たちに影響をもたらした映画と言えそうですね。

では、この映画作品の簡単なあらすじを紹介したいと思います。

アニメ映画『この世界の片隅に』のあらすじ

 

物語の舞台は、終戦前の昭和19年。

軍港として栄えた広島県呉市。

主人公の浦野すずは、ある青年(北條周作)に見初められ、結婚を申し込まれると、会ったことさえ覚えていないのに、呉市の北條家に嫁ぎます。

北條家に嫁ぐために初めて呉市に赴くすずでしたが、肝心の北條家の住所すらはっきり覚えておらず、困惑気味…。

おっちょこちょいで少し間抜けで、でもほんわかして周囲をなごませてくれる…。

そんなすずは、持ち前の性格と創意工夫で、北條家に嫁いでからも、なんとか戦時中の苦しい生活を、やりくりしながら乗り越えていったのです。

ところが翌年、空襲に遭い、すずにとって大切なものを失い、細く繋がっていた糸がキレてしまったのか、自暴自棄に…。

そんな中、広島に原爆が投下され、大切な家族を亡くす中、玉音放送にて終戦が告げられるのですが…。

 

と、以上が、簡単な『この世界の片隅に』のあらすじです。

ほんわかと描かれながら解釈が難しいアニメ映画…

とにかく、この映画は複雑に描かれ、全てのシーンをちゃんと理解して観ないと、何がなんだかわかりません。

まぁ、主人公の北條(旧姓:浦野)すずの、ほんわかしたキャラ設定が、本当に戦争映画でありながらも心をなごませてくれています。

だからこそ、そこまで悲劇として映らなくて済んでいるところはあるでしょう。

心が痛くなり、二度と観たくないと思わせるような表現技法は、それほど用いられていないのです。

だから、何度でも考えながらじっくり見ることが可能となっています。

ぜひ、戦争とは何なのか、そのことを考えるきっかけとして、みなさんも一度観てください。

 

『この世界の片隅に』の原作漫画とは?

 

これまで、アニメ映画やスペシャルドラマなどでも描かれ、2018年7月期のTBSドラマ(日曜劇場枠)でも放送の『この世界の片隅に』。

連続ドラマとしては初となりますが、8月という時期を挟むだけに、戦争を考える良いきっかけになると思います。

さて、そんな『この世界の片隅に』ですが、実は原作漫画が存在していたことを、知っていましたか?

『この世界の片隅に』は漫画原作の作品

この作品の原作漫画は、広島県出身の漫画家・イラストレーターのこうの史代先生の同名漫画が原作として用いられています。

本作は、漫画誌『漫画アクション』にて、2007年~2009年まで本作を連載。

そして、2009年に、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞しています。

おそらく、戦時中の苦しい日本(しかも原爆投下も受けた広島)で、主人公すずの健気な生き様が、胸を打つ物語として評価されたのでしょう。

漫画原作とアニメ映画の違い

ちなみに、原作漫画とアニメ映画との違いとして、

  • 若干時代設定の違い
  • 男性目線の描き方が加えられる

などの違いがあるようです。

そのため、映画ともまた異なる味わいが堪能できると思います。

ぜひ機会を見つけて、原作漫画も読んでみてください。

 

『この世界の片隅に』の結末で描かれたネタバレ

さて最後に、アニメ映画『この世界の片隅に』の結末ネタバレをしていきたいと思います。

この映画の結末では、昭和20年8月6日に広島に原爆が投下され、多くの犠牲者が生まれていく中、すずの故郷・広島が崩壊していく姿が描かれます。

原爆によって母・キセノは一瞬で犠牲になり、父・十郎も程なく原爆症で亡くなります(父の逝去は10月)。

唯一生き残った妹・すみでさえ、原爆症に打ちひしがれ、寝込んでしまっている状態…。

もう、すずの帰る場所はどこにもなかったのです。

すずたちの心の糸が切れた昭和20年8月15日

それもそのはず、すず自身も、姪である晴子とともに空襲に遭い、防空壕に逃げ込むも、時限爆弾に巻き込まれ、被害にあってしまいます。

晴子は亡くなって、すずは右腕を失ってしまう…。

さらに、やり場のない悲しみと、わかりつつも晴子の母・径子に責を追われ、すずも自身を責めてしまい自暴自棄に…。

どんなに苦しみに襲われても、絵を描くことで乗り越えてきたすず。

しかし、その右腕も失っているわけで、ただ辛さが残るばかり…。

そんな中、母・キセノから、広島に戻ってこいと言われ、帰省しようとしたところ、径子からの謝罪で、なんとか仲直り…。

ようやく一歩前に進みかけたところで、落ちた原爆…。

そして8月15日の終戦を告げる放送だったのです。

これが悲しくないわけがありませんよね。

さすがに、普段のほほんとしていたすずも、感情をあらわにして、怒りに満ち溢れた想いをぶちまけてしまうのです。

終戦後の周作・すず

そして、終戦後しばらくして、周作と街のベンチで座って握り飯を食べながら話していると、身寄りのないヨーコという女の子がやってきます。

その子に握り飯を少し分け与え、席を立つと、彼女も二人の後をついてきたのです。

そして、ヨーコが北條家の新しい家族として迎え入れられるのでした。

どこか釈然としないストーリー

以上が、映画『この世界の片隅に』のストーリー結末となっています。

それにしても、どこか釈然としない描かれ方ですよね。

どんなに苦しくても、たくましく生きていく…。

そして、その中にはすずのほんわかした笑顔が癒やしとして描かれていることで、その苦しさが半減しているようにも感じられたストーリーです。

なのに、なぜラストに限って、原爆に向かうような描かれ方をしているのか…。

そこまで一気に突き落とさなくても良いのではないか…。

そんなに悲劇としたいのであれば、『火垂るの墓』のように、最初に悲しみから描けば良いのでは?

そんな感情がふつふつと湧いてくるのは、筆者だけではなかったと思います。

 

すずの一言が全てを物語るメッセージ・本当の意味とは?

ところがです…

あるすずの一言が、全てを一変させてしまうのです。

それは、軍での務めを終えて、お役御免となった夫・周作にすずが言った、

「周作さん、ありがとう。」

「この世界の片隅に、うちを見つけてくれてありがとう。」

なのです。

実は、この言葉の意味がわかった瞬間に、それまで抱いていた違和感が全て繋がっていくのです。

筆者自身、この言葉によって全てがつながって見えた時に、全身が凍りつきそうな衝撃を受けました。

というのも、すずは、のほほんとした性格ながらも、いろんなことに傷つき、追い詰められていくわけです。

次々と何かを失い苦しむすずの心情

最後は、絵を描いて心を落ち着かせることのできる右腕や、大切な家族をも亡くし、もうボロボロ…。

その極めつけは、『戦争で勝つため』と我慢してきたのに、勝手に敗戦、終戦になっていて、

これまでの我慢は何だったの?

と、遂に怒りが爆発してしまったシーン。

このシーンのすずの悲しみや怒りを見たら、なんともやりきれない気持ちになってしまいます。

さらに、彼女は帰る故郷を失ったわけです。

もちろん、最終的には周作と共に広島に一度帰りますが、その惨状をみると、とても故郷に帰って心を落ち着かせる状況ではありません。

ボロボロになったすずの心の拠り所

ただ、彼女にはわずかながら二つの救いがあったのです。

それが、周作という大切な愛すべき存在と、呉という新しい故郷ができたことでした。

もし、周作がすずを見初めて結婚を申し込んでいなければ、また、見ず知らずでありながらも彼女が嫁いでいなければ…。

おそらく、彼女は全てを失い、生きる希望を失くし、自ら命を断っていたことでしょう。

周作という心の拠り所があったからこそ、あらゆるものを失っても、まだ幸せに生きることができていた…。

だからこそ、周作に対して

「ありがとう」

とすずは、その想いを発したのでしょうね。

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まとめ

TBSドラマでの連ドラ化が決定した『この世界の片隅に』は、2016年にアニメ映画として公開していたロングヒット作品。

もともとは原作漫画もある作品で、戦時中の広島を舞台に描かれた作品。

今回は、アニメ映画として公開した『この世界の片隅に』のあらすじ・結末ネタバレを中心に紹介しました。

この物語は、戦争の恐ろしさを考える良いきっかけになると思います。

ぜひ、考えながら観てもらいたいですね。

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masayan

音楽・スポーツ観戦が大好きで、アーティストではJUJUさん・欅坂46など、スポーツではヴィッセル神戸(サッカー)にハマっています。 性格も猪突猛進タイプで、芸能・スポーツを中心に、幅広く思いがストレートに伝わるような、面白くためになる記事となるよう、心がけて執筆しております。どうぞよろしくお願いいたします。

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