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東京オリンピックのボランティアのなり方と評判が最悪な理由を紹介

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東京オリンピックのボランティアは、何かと騒がれていますよね。

『やりがい搾取だ』

との批判もあがっていて、評判はすこぶる悪いです。

ただでさえ人手不足なのに、余計に人が集まらないような方針を打ち出し、そんな状態でボランティアをやりたいと思う人がいるのかどうか謎ですが…。

一応、どうやったら東京オリンピックのボランティアになれるのか、気になる人もいるかもしれません。

当記事では、東京オリンピックのボランティアのなり方と、評判があまりにひどい理由について紹介します。

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東京オリンピックのボランティアのなり方!

東京オリンピックのボランティアは、

  • 大会ボランティア
  • 都市ボランティア

の2種類の

合計11万人を募集

しています。

大会ボランティアが8万人で、都市ボランティアが3万人ですね。

 

大会ボランティアは、主に競技大会や選手村で活動する人たち。

都市ボランティアは、主に空港や観光地、駅といった場所で活動する人たち。

しかし、

  • 10日間以上
  • 1日8時間程度
  • 交通費や宿泊費の支給がない
  • 猛暑の時期

という酷い労働条件から、人手不足が懸念されています。

現状では、一生に一度の経験をしたいとか、そういう人でもない限り、積極的にボランティアをやろうと思う人は少なそうですね。

 

東京オリンピックは、エンブレムから予算など、色々な問題や不正が明るみに出たことで、国民の中の関心は低下、かつ悪いイメージになってきました。

関心が低い分、東京オリンピックのボランティアをしてみようかと考えてみる…という母数も減るわけです。

また、ボランティアに多くを求めすぎている、条件がきつすぎる部分も、参加意欲を削る原因となっています。

 

では具体的に、東京オリンピックのボランティアには、どんな条件が求められているのか?

東京オリンピックのボランティアのなり方の確認ついでに、条件も調べていきましょう。

 

東京五輪ボランティアのなり方は、応募自体はとても簡単です。

募集が始まったら応募して、あとは書類選考や面接などに参加するだけ

ですね。

ただ、現状ではまだ応募できず、そもそも募集要項が最終的に決まって公開されるのが2018年7月。

どちらのボランティアも、募集期間は

2018年9月中旬~12月上旬

なので、実はまだ結構先の話なんです。

また一部のボランティアは、人数によっては二次募集をおこなう可能性があり、その場合は2019年に二次募集がおこなわれますよ。

 

そして、応募条件はどうなっているのでしょうか?

東京オリンピックのボランティアの応募条件は、先述の通り、募集要項の決定が7月なので、まだ案が公開されたのみ。

その案は、以下の通りです。

大会ボランティアの募集条件

  1. 2002年4月1日以前に生まれた方
  2. 東京2020組織委員会が指定する全ての研修に参加可能な方
  3. 活動期間中において、日本国籍を有し、又は日本に滞在する在留資格を有する方
  4. 大会期間中及び大会期間前後を通じて、合計10日以上活動できる方
  5. 東京2020大会の成功に向けて、情熱を持って最後まで役割を全うできる方
  6. お互いを思いやる心を持ちチームとして活動したい方

積極的に応募していただきたい方

  1. 東京2020大会の大会ボランティアとして、活躍したいという熱意を持っている方
  2. オリンピック・パラリンピック競技に関する基本的な知識がある方
  3. スポーツボランティア経験をはじめとするボランティア経験がある方
  4. 英語やその他言語のスキルを活かしたい方

都市ボランティアの応募条件

  1. 2002年4月1日以前に生まれた方
  2. 都が指定する全ての研修に参加可能な方
  3. 日本国籍を有する方又は日本に居住する資格を有する方
  4. 日本語による簡単な会話(意思疎通)ができる方
  5. 活動期間中、延べ5日間以上、1日5時間程度活動できる方
  6. 東京2020大会の成功に向けて、情熱を持って最後まで役割を全うできる方
  7. お互いを思いやる心を持ち、チームとして活動したい方

積極的に応募していただきたい方

  1. 東京2020大会の都市ボランティアとして、活躍したいという熱意を持っている方
  2. ボランティア経験がある方
  3. 東京の観光、交通案内等に関する知識やスキル・経験を活かしたい方
  4. 防災・防犯・救命救急等に関する知識を活かしたい方
  5. 英語やその他言語のスキルを活かしたい方

こんな風になっていました。

まず大前提として、

18歳以上

でないと参加できないんですね。

また、どちらのボランティアにしても、かなり厳しい条件が2つあります。

  • 組織委員会 or 都が指定する全ての研修に参加可能
  • 大会期間中及び大会期間前後を通じて、合計10日以上活動できる

この2つはかなりハードルが高いですね。

10日以上活動ができるのはともかく、指定する全ての研修に参加が可能というのも、時間拘束の面で厳しいです。

こんなことができるのは、毎日暇になるようなリタイア後の高齢者しかできそうにないと思うのですが…。

 

この東京オリンピックのボランティア。

実はかなり評判が悪く、一部では、

「やりがい搾取だ」

と批判されています。

一体、なぜ東京オリンピックのボランティアはここまで評判が最悪なのでしょうか?

 

東京オリンピックのボランティアの評判が悪い理由とは

東京オリンピックのボランティアは、

やりがい搾取

という理由で、大きく批判されています。

やはり、先述した

1日8時間以上の仕事を、10日以上活動できる

という条件もありますが、何より批判されているのが、

  • 宿泊費は自己負担
  • 宿は用意してくれず自分で探さなければならない
  • 交通費は出ない

という劣悪な条件です。

そして何より、ネット上で大きな失笑を買ったのが、これらの募集要項における批判を受けて開かれたボランティアの在り方などを有識者が検討する初会合で、

「やりがいをわかりやすくPRしていく必要がある」

という、的外れな意見が出るだけで終わったということです。

これにはネット上で多くの批判と失笑を買い、

「やりがい搾取じゃん、やりがいに落とし込めば、ただ働きすると思うか?」

「それなら政治家やオリンピック組織員会が率先してボランティアしたらどうなの?」

「金儲けのための五輪ボランティアを無償でやってたまるものか」

「せめて宿の紹介くらいはしろや」

と厳しい批判にさらされました。

これだけに限らず、前々から東京オリンピックのボランティアについては、かなり評判が悪いですよね。

2017年6月には、ノンフィクション作家にして元博報堂社員の本間龍さんが、

東京オリンピックは既にスポンサーから4000億円以上の巨大利益を手にしていること

を語り、

無償ボランティアに参加しても、その努力と汗は全て電通とJOCの利益になる。

馬鹿らしい。

と訴えました。

この時も、ネット上では東京オリンピックのボランティアに対して批判が集まり、炎上状態になりましたね。

 

このように、劣悪な労働環境が批判され、東京オリンピックのボランティアの評判が悪いわけですが…。

実際のところ、このオリンピックのボランティアの労働環境というのは、

2012年のロンドンオリンピックと変わらない条件になっている

ということを知っていますか?

大成功だったと言われるロンドンオリンピックのボランティアも、宿泊費や渡航費は自己負担。

東京オリンピックのボランティア募集要項と、さほど変わりません。

にもかかわらず、7万人の募集に対して10万人の応募が集まり、ボランティアのおかげでロンドンオリンピックは大成功だったと言われるほど、ボランティアの力が大きく役に立ちました。

そのロンドンオリンピックと同じ条件にしているのに、東京オリンピックのボランティアが、ここまで評判が悪いのには、おそらくですが…。

国立競技場建設問題、エンブレム問題、予算問題などで、JOCや東京オリンピックそのものに対して懐疑的な目が多いから

ではないでしょうか。

あまりの問題続き、しかも一時期は招致の買収問題すらあり、

「そこまでしてやる意味はあるのか」

「もう返上しろよ」

と、東京オリンピック開催すらしなくてもいいと言う意見まで飛び交ったことがありました。

これらの経緯もあって、JOCがたとえロンドンオリンピックと同じ条件でボランティア募集をしても、

「経費削減でただ働きさせようとしている」

「自分たちの儲けが減るから無償ボランティアを多く募集してこき使おうとしている」

というような不信感を抱く結果になり、それがここまでの東京オリンピックのボランティアの評判の悪さに繋がっているのだと思います。

労働環境に関しては、悪いと思われがちですが、ロンドンオリンピックですら同じ労働環境だったので、文句を言っても仕方がないと思いますよ。

オリンピックのボランティアなんて、どこまで行っても無償ボランティアの枠を出ませんからね。

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まとめ

東京オリンピックのボランティアのなり方や、評判が最悪な理由を紹介しました。

東京オリンピックのボランティアは、応募自体は簡単です。

しかし、書類選考があり、さらに参加条件も厳しいので、社畜王国の日本でそんな暇人が集まるのかという不安もあります。

また、労働環境に対しての批判が集まっていますが、これは東京オリンピックそのもののイメージが悪いからこそです。

どうしても、

『ただ働きさせてやりがい搾取しようとしている…』

と邪な映り方をしてしまうのだと思います。

宿泊費や交通費が出なかったのは、ロンドンオリンピックも一緒です。

それに、所詮はボランティアですし、○○の人は強制!というわけではありません。

やりたくないなら、やらなければいいだけの話だと思います。

ボランティアが集まらなかったら、最終的に困るのはJOCなだけですから。

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watari1

好きなもの:野球、アニメ・ゲーム、特撮 趣味:ゲームに没頭すること、文字書き 座右の銘:『なるようにしかならない』 何をどれだけ貯めていようと、命尽きれば人生は終わり。 終わってしまった過去も、何が起こるかわからない将来も、考えるだけ無駄ではないか? そう考えたことがきっかけで、それなら今を楽しむことだけ考えよう、を信念に日々を過ごすようになりました。 自分の興味関心のある出来事やニュースについて、偏屈者ではありますが、思うままに綴っていければと思っています。

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