雑学

宇宙に行くと身長が伸びる理由をチェック!地球に帰ると元に戻る?

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初めて人類が宇宙へ到達してから50年。

多くの宇宙飛行士が人類の発展のため、宇宙へ旅立っていきました。

そんな宇宙飛行士たちは、地球で生活しているわたしたちには想像もできないような出来事を体験することも多いようです。

とくに身体の変化は大きいようで、

宇宙へいくと身長が伸びたりもする

とのこと!

そこで今回は宇宙と身長について解説していきましょう!

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3週間で9センチ伸びた?金井宣茂のツイートが話題に

2017年12月から宇宙へ旅立ち、今も宇宙に滞在している宇宙飛行士、金井宣茂さんを知っていますか?

金井宣茂さん

金井宣茂さん

金井さんは医師という経歴を活かし

『健康長寿のヒントは宇宙にある。』

というテーマで、現在宇宙でアルツハイマーなどの研究を行っているそうです。

 

そんな金井さんですが、ツイッターをしていて、宇宙から見た地球の様子を写真付きで載せてくれます。

そんなわたしたちに夢と希望を与えてくれる金井さんのツイートなんですが、2018年1月のツイートが、ちょっとした騒ぎになりました。

そのツイートの内容がこれです。

みなさま、おはようございます。

今日は重大なご報告があります。

実は、宇宙に着いてからの身体計測があったのですが、な、な、なんと、身長が9センチも伸びていたんです!

たった3週間でニョキニョキと。

こんなの中高生のとき以来です。

帰りのソユーズの座席に体が収まるか、ちょっと心配です。

3週間で9センチ?!

と驚いた人も多くいたようですが、結局、誤りで実際は地上での身長より

プラス2センチ

の伸びだったそうです。

「とんだフェイクニュースを大変失礼致しました」

と金井さんのツイートでこの騒動は幕が閉じました。

しかし実際に2センチ身長が伸びたとのこと。

では、なぜ宇宙にいくと身長が伸びるのでしょうか?

そして伸びた身長は元に戻るのでしょうか?

 

宇宙にいくと身長が伸びる?

金井さんのツイートをみていると、宇宙に行って身長が伸びることは本当のことのようです。

実は、この現象は金井さんに限ったことではありません。

多くの宇宙飛行士たちが程度の差こそあれ、身長が伸びることを経験するものなのだそうです。

しかし、どのような原理で身長が伸びるのでしょうか?

宇宙と身長が伸びる関係

JAXA(宇宙航空研究開発機構)は、宇宙へいくと身長が伸びる理由をこのように説明しています。

宇宙飛行士が宇宙に行くと、数センチ(だいたい1~2センチ)身長が伸びる、という現象がおこります。

中には7センチ以上伸びた人もいます。

コレは脊髄の椎間板(軟骨)が宇宙の重力から解き放たれた環境で伸びるからです。

ひとつの椎間板あたり、約1ミリ伸びます。

背骨は椎骨という小さな骨の連なりでできています。

背骨

背骨

この小さな骨と骨の間を繋いでいるのが、

椎間板(ついかんばん)

とよばれるものです。

椎間板は軟骨で比較的柔らかく、骨と骨の間でクッションのような役割を果たしています。

この構造のおかげで、全体としてバネのような弾力をもつことができるようになっています。

地球の重力に適応できるように身体が発達しているようですね。

しかしこれが宇宙へいくと、宇宙空間では無重力のため重力に耐える必要がありません。

そのため、椎間板がクッションとしての役目を果たさなくてよくなるのです。

その結果、椎間板が伸び関節と関節の間に隙間があき、身長が伸びることに繋がるのですね。

 

地球に戻ったら伸びた身長はどうなるの?

 

宇宙へ行っただけで身長が伸びる!

ということで、

羨ましいなぁ

と思った人も多くいたようです。

しかし、宇宙から地球へ戻ってきて伸びた身長が維持できなければ意味がないですよね。

残念ながら、宇宙から地球に戻ってきて、再び椎間板が重力にさらされれば、

身長はもとに戻ります。

地球上でさえも、朝と夕方では身長の高さは違うのです。

そのわけは、重力にさらされている時間です。

重力にさらされる時間が長ければ長いほど、椎間板は潰れて身長はその分、縮むのです。

 

宇宙空間で過ごすことの人体への影響

 

そもそも人間の身体は地球の環境に適した構造になっています。

地球上とは全く違う環境の中で過ごすことで、身長が伸びる以外の影響は他にはないのでしょうか。

宇宙酔い

宇宙へ行くと『宇宙酔い』というものに大半の人がなるそうです。

これは乗り物酔いに似たもので、

頭痛や倦怠感、吐き気

などの症状があらわれます。

原因は未だはっきりとは解明されていません。

現状は、

無重力空間で三半規管がうまく機能しなくなること

ではないかといわれています。

位置判断がおかしくなる

無重力空間で上下の感覚が混乱し、正常な位置判断ができなくなることがあるそうです。

地球上では重力のある中で、人間は全ての感覚を活用して情報を得て姿勢を維持しています。

対して無重力状況では視覚以外の情報が不安定となり、視覚のみの情報に頼るため、自分の位置を判断する大脳がうまく機能しなくります。

体液への影響

地球上では絶えず重力にさられているため、体液は下に向かって流れています。

しかし宇宙では無重力なため体液は頭に集中する傾向があります。

体液が頭に集中すると、

顔がむくみ、通常より大きくなる

という現象がおきます。

これを『ムーンフェース』とよぶそうです。

そして、体液が頭部に偏るため、足は細くなります。

少し想像してみると、宇宙人みたいな見た目ですよね…。

 

ただ、宇宙にいる時間が長くなると、身体が宇宙の環境に適応しようと体液を減らして、通常の状態になるようです。

注意が必要なのは、その状態から地球に戻ると、体液の量が足りず、失神したりする恐れもあります。

筋力と骨の衰え

無重力空間では立って歩く必要もなく、物を持ち上げる力も必要がないため、筋力はどんどん低下していきます。

地球上でも寝たきりだと筋力は低下していき、自分で歩けなくなってしまいますよね。

それと同じで、人間は使わない筋肉は衰えていくようです。

また骨は刺激によって、再生と破壊が繰り返されています。

骨はカルシウムでできていますが、宇宙空間では骨への刺激がないため、カルシウムだけが尿によって排出され、結果として骨が衰えていくことになります。

いわゆる骨粗鬆症のような状態になるということですね。

宇宙に行くと身長が伸びたり、良い面よりも、悪い面の方が深刻です。

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まとめ

今回は、宇宙と身長が伸びる関係を解説しました。

また身長が伸びるだけでなく、宇宙には、その他にも人体への様々な影響があることがわかりました。

宇宙飛行士が宇宙へ行く前や、宇宙空間でもトレーニングを積む理由はこういうことだったんですね。

金井宣茂さんは、2018年6月3日まで宇宙に滞在する予定です。

ぜひ無事に元気な姿で地球に戻ってきてほしいものですね!

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watari1

好きなもの:野球、アニメ・ゲーム、特撮 趣味:ゲームに没頭すること、文字書き 座右の銘:『なるようにしかならない』 何をどれだけ貯めていようと、命尽きれば人生は終わり。 終わってしまった過去も、何が起こるかわからない将来も、考えるだけ無駄ではないか? そう考えたことがきっかけで、それなら今を楽しむことだけ考えよう、を信念に日々を過ごすようになりました。 自分の興味関心のある出来事やニュースについて、偏屈者ではありますが、思うままに綴っていければと思っています。

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