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プロ野球の自力優勝の意味とは?計算方法と史上最速の消滅を紹介!

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5月から耳にするのは非常に珍しい事態ではありますが、プロ野球のシーズンが進むにつれ、

「○○、自力V消滅」

というようなニュースが流れたりしますよね。

プロ野球でよく耳にする『自力優勝』。

その意味を意外と知らない人が多いのではないでしょうか?

自力優勝とは一体どういう意味で、どう計算しているのでしょうか?

当記事では、プロ野球の自力優勝について、意味や史上最速での消滅記録などを紹介していきます。

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プロ野球の自力優勝とは?

2018年のペナントレースは、約1か月が経過した5月6日に、なんとわずか開幕から31試合目で楽天の自力優勝が消滅してしまいました。

あまりに早すぎる自力優勝消滅に、楽天ファンは落ち込み、怒り、呆れ…。

さまざまな感情が渦巻いているのをツイッターで見かけました。

こんな状態だと、さすがに『前向きになれ』というのも難しい話ですよね…。

 

さて、スポーツニュースを見ていたり、翌日の新聞を見たりすると、シーズン中に

「○○の自力優勝消滅…」

という、今触れた楽天のようなニュースを見かけることがあると思います。

しかし、この自力優勝という言葉、耳にはするものの、意味がわからない人も多いのではないでしょうか。

自力優勝とは、難しそうな言葉に見えて意味は実に簡単。

自力優勝の意味とは、

あるチームが自分の結果だけで優勝ができる

ということです。

文字通り、自分の力だけで優勝ができる…というわけです。

詳しく説明すると、

他チームの勝敗に関わらず、そのチームが優勝することができる

のが自力優勝です。

この場合、自力優勝の可能性があるというのは、

そのチームが残りの試合を全勝した場合、他チームがどんな成績であろうと確実に優勝ができる

という解釈になるわけです。

(そんなことがありえるかは別として…。)

逆に、自力優勝消滅というケースは、

そのチームが残りの試合を仮に全勝したとしても、1位チームが直接対決以外で負けないと勝率が上回ることができない

ということになります。

たとえば、AチームがBチームとの直接対決に勝ち、残り試合を全勝しても、BチームがCやDといったチームに負けない限り勝率で上回れなくなる…。

他チームが負け続けてくれる状況にならないと、優勝することができないので、自分の力だけではどうにもならない=自力優勝消滅なのです。

 

ちなみに、2位以下のチーム全てに自力優勝の可能性が消滅すると、首位にマジックナンバーが点灯します。

マジックナンバーの点灯は、あくまでも自力優勝の可能性が首位以外になくなった時のことを指すため、

首位が負け続けて2位が勝ち続けることで、2位の自力優勝が復活する

こともあり、この時はマジックナンバーが消滅します。

また、1位と2位の直接対決が残っていなくても、残り試合に大きく偏りがある場合は、マジックナンバーが消滅することもあるので、結構厄介です。

さらに、マジックナンバーが点灯しないケースも存在。

2014年のパ・リーグは、ソフトバンクが最終戦でオリックスを下し優勝しましたが、どちらもずっと均衡していたために、シーズンを通して、1度もマジックが点灯せずに終わってしまったのです。

 

プロ野球の自力優勝の計算方法は?

プロ野球の自力優勝の計算方法はあるのでしょうか?

方法というほどのものはありませんが、基本的には、

直接対決以外、比較チームはどちらも全勝すること

が前提になっています。

ただ、基本的に自力優勝の計算などしても、あまり意味はありません。

自力優勝の計算は、今言った通り、そのチームが対象にする相手(大体は1位のチーム)が負けるケースは直接対決のみでしか想定されていないため、

BチームがCチームに負けることによって、Aチームの自力優勝が復活する可能性がある

というイレギュラーな事態…というか、当たり前のことが発生するからです。

また、そのチームの勝敗、比較対象の勝敗、直接対決の残り試合数などでガラッと変わってしまいますし…。

それよりも、

ゲーム差:両チームの貯金の差÷2

という計算を覚えていた方が、よほどか役に立つと思います。

 

歴代最速の自力優勝消滅チームはどこ?

2018年5月6日に、楽天の自力優勝が消滅しました。

わずか31試合で自力優勝消滅とは、何とも悲しい出来事ですね…。

ちなみに、楽天の31試合目での自力優勝消滅は、歴代2位。

では、歴代1位の自力優勝消滅は、どのチームなのでしょうか?

2018年の楽天が歴代2位ときくと、もしかして1位も楽天か?と思うかもしれません。

でも違います。

これに疑問を覚えた人のために、後ほど解説しますね。

 

プロ野球における、自力優勝消滅の史上最速記録は…

1955年の大映スターズの27試合目

一応、最終的に大映は最下位は免れたのですが、4月の時点で自力優勝が消滅するなんて、考えたくもない悪夢ですよね。

戦前の巨人を7度の優勝に導いた名将・藤本定義さんの力を持ってしても全く振るわなかった、この頃の大映は本当に残念な時代でした。

(この年の最下位はトンボユニオンズ)

あまりにも古い時代の話、しかも人気がセ・リーグに比べて、全くなかったパ・リーグですから、大映スターズの記録は相当マニアックな人しか知らない気がします。

そのため、先述した楽天の初年度が自力優勝消滅の1位だと勘違いしている人も多いようですが、それは間違いです。

自力優勝消滅史上最速は大映です。

そもそも楽天の初年度は、自力優勝消滅となると、実はもっと遅いのですから…。

 

さて、ここで1つ。

実は最近のプロ野球ファンが誤解していることについて解説していきましょう。

それは、

「2005年の楽天初年度の方が今回より早いのに、なんで自力優勝消滅ランキング2位に入ってないの?」

ということです。

確かに、創設初年度となった2005年の楽天は

29試合目にして自力1位の可能性が消滅

していますよね。

しかし、あくまでも2005年の楽天は、29試合目に"自力1位"が消滅しただけ。

なぜ2005年の楽天が自力優勝消滅の2位ではないのか?

ここから、制度の話が絡むので、少しややこしくなります。

 

2005年の楽天の自力1位消滅が自力優勝消滅とならないのには…

2004年~2006年まで開催していたプレーオフ制度の存在

が関わってくるのです。

 

パ・リーグは、過去何度かプレーオフ制度を採用していました。

そのうち2004年~2006年に採用していたプレーオフ制度のルールとして、

プレーオフの勝利チームがパ・リーグ優勝チーム

と決まっていたのです。

そしてプレーオフに進出できるチームは、3位までのいわゆるAクラスチーム。

もうおわかりでしょうか?

2004年~2006年の間における自力優勝消滅とは、自力3位消滅のことなんです。

そのため、2005年の楽天は、自力1位が29試合目で消滅しても、優勝するためには3位までに入ればよかったため、まだ自力優勝の可能性が残っていたんですね。

上記のような事情があって、歴代の自力優勝消滅速度のランキングは、

  • 1位:1955年の大映スターズ(27試合)
  • 2位:2018年の東北楽天ゴールデンイーグルス(31試合)

となるのです。

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まとめ

今回は、プロ野球の自力優勝の仕組みについて紹介しました。

自力優勝の消滅は、相手チームの勝敗に関わらず、そのチームが勝ち続けると優勝できるという計算方法を用いています。

そのため、基本的に比較チームは直接対決以外を全勝する前提で話しているので、上位の勝敗などで復活したり消滅したりするややこしい言葉なんですね。

また、首位以外のチームに自力優勝の可能性がなくなった時、基本的には首位チームにマジックが点灯します。

自力優勝消滅の史上最速記録は、1955年の大映でしたが、この年は4月に自力優勝が消滅しているので、ファンとしてはたまったものではなかったでしょうね…。

自分の贔屓チームがこのような成績だったら…

考えたくもありません。

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watari1

好きなもの:野球、アニメ・ゲーム、特撮 趣味:ゲームに没頭すること、文字書き 座右の銘:『なるようにしかならない』 何をどれだけ貯めていようと、命尽きれば人生は終わり。 終わってしまった過去も、何が起こるかわからない将来も、考えるだけ無駄ではないか? そう考えたことがきっかけで、それなら今を楽しむことだけ考えよう、を信念に日々を過ごすようになりました。 自分の興味関心のある出来事やニュースについて、偏屈者ではありますが、思うままに綴っていければと思っています。

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