
豚まん
駅弁や駅構内で売っている色々な食べ物を食べることは、新幹線の楽しみのひとつです。
しかし、中には美味しそうな臭いが強すぎる印象を与えてしまう食べ物もあります。
たとえば
- 『たこ家道頓堀くくる』のたこ焼き
- 『崎陽軒』のシウマイ弁当
- 『511蓬莱』の豚まん
などです。
美味しいこれらの食べ物ですが、最近では511蓬莱の豚まんが新幹線で食べられなくなってしまうかもしれません。
というのも、それは
『新幹線の中で食べると臭いが強すぎて迷惑だ』
という論争が巻き起こっているからです。
そこで今回は、新幹線での豚まんの正しい食べ方や臭いを出さない方法などを紹介していきましょう。
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新幹線での豚まんの正しい食べ方とは?
511蓬莱の豚まん論争の中、女性アイドルグループ『恵比寿マスカッツ』の桃乃木かなさんがツイッターで、斬新な臭い解決法を考案しました。
なんとそれは、大きなビニール袋を頭から被って臭いを外に出さないようにする方法です。
551の豚まんを新幹線で食べる事(匂いが充満してしまう)について論争が起きているそうですが、、、
我慢出来ないのでこれで許してください🙇 pic.twitter.com/TR1UbIuG4f
— 桃乃木かな (@Kana_Momonogi) March 21, 2018
思った以上に恥ずかしい事は確かですが袋が透明だったので車掌さんも笑って見逃してくれました🙇 pic.twitter.com/avzAlFvaBg
— 桃乃木かな (@Kana_Momonogi) March 21, 2018
こうしている理由を知らないと、まさに異様な光景ですね……。
しかし、隣に座っていたマネジャーさんにも
『そこまで臭いが漏れてこなかった』
そうで、この方法は臭い対策に効果があるのでしょう。
この以外での豚まんの食べ方では、周りに臭いを気付かせない方法は今のところありません。
この桃乃木かなさんの方法が
なるべく周りに臭いを充満させない
という意味では、豚まんの唯一の正しい食べ方だと言えるのです。
ただし、この食べ方には注意が必要です。
注意点を確認しておきましょう。
ビニール袋を被る方法の注意点
周りに迷惑を掛けずに豚まんを食べる方法として、ビニール袋を被る方法を真似する人もいるかもしれません。
もしこの方法をあなたが使うとしたら、どのようなことに注意すればいいのでしょうか?
それは
窒息
です。
桃乃木かなさんのように、とても大きな袋であれば窒息の危険性は少ないかもしれません。
しかし、袋の大きさが十分でない場合は、窒息の危険性が高くなります。
とくに子供が安易に真似して窒息してしまうことも考えられます。
とても危険なことなので、この方法はあまり広まらない方がいいのかもしれませんね。
豚まんを含め新幹線で臭いがする食べ物は食べてもいい?
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今後は、551蓬莱の豚まんは『臭いの強さ』が原因で新幹線で食べることを控える流れになりそうですね。
では、そもそも新幹線では臭いがする食べ物を食べてはいけないのでしょうか?
たとえばJR東海の旅客営業規則の第307条では
『不潔又は臭気のため、他の旅客に迷惑をかけるおそれがあるもの』
が禁止されています。
しかし、豚まん、たこ焼き、シウマイ弁当などは、美味しくて不潔でも不快な臭いでもない食べ物です。
なので、禁止されるような物には思えないですよね。
新幹線をはじめ、飛行機や電車などの乗り物には持ち込み禁止の物がありますが、普通は危険物なので、今挙げた食べ物は危険物には当たらないでしょう。
臭いがする食べ物を控えるのはマナー
新幹線をはじめ、電車やバスなど乗り物には禁止はされていなくても控えた方がいいマナーがあります。
- 大声での会話
- 子供がはしゃぎまわる
- がっちりメイクをしたり、ネイルをすること
が当てはまるでしょう。
飲食の場合、新幹線は飲食物の持ち込みが許可されているので、新幹線内で食べ物を食べることはマナー違反ではありません。
駅弁の多くは臭いの強さに配慮されて作られているので、強い臭いがマナー違反になる可能性が考慮されているのです。
しかし、511蓬莱の豚まんの場合は論争になるくらいです。
この豚まんは、それほど
臭いが強すぎる
と感じている人が多いんですね。
食べることを注意するシールが貼られている商品もある
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新大阪駅の構内では『たこ家道頓堀くくる』のたこ焼きも売られています。
ただし、くくるの場合、なんと店の入り口に
こちらでのお料理は、新幹線車内および駅構内でのお召し上がりはご遠慮願います。
という張り紙があるのです。
これはジェイアール東海関西開発による張り紙で、くくるによるものではありません。
この張り紙に加え、くくるでもたこ焼きの箱にシールを貼って注意を促しています。
そのシールは
新幹線車内および駅構内でのお召し上がりはご遠慮願います。
と書かれているものです。
このことから、豚まんやたこ焼きなど臭いが強い食べ物は
マナーの範囲を超えたもの
として考えた方がよさそうですね。
新幹線で豚まんの臭いを出さない方法とは?
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マナー違反の可能性も考えて豚まんを食べない場合でも、
豚まんをお土産にしたい
という人もいますよね。
その場合は、豚まんを新幹線の中に持ち込むことになります。
論争にもなっている豚まんですから、箱に入った状態でも周りの人に迷惑がかかっていないかが気になるものですよね。
その場合は
チャック付きの透明な袋
のように、密封性が高く外に臭いが漏れるのを防ぐことができる袋に、箱ごと豚まんを入れるのがおすすめです。
もちろん豚まん以外の食べ物にも使えるので応用できる方法ですね。
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まとめ
新幹線の車内で豚まんを食べる時は、頭から大きな袋を被って食べることが『臭いをさせない』という意味では正しい方法です。
しかし、窒息の危険性や周りへの迷惑を考えた場合、必ずしも最適な方法とは言えません。
車両によって飲食可能かどうかを分ける方法も考えられますが、現時点ではすぐに実現はできないでしょう。
新幹線の車内で飲食をする時は、
なるべく臭いの少ない食べ物を選ぶ
というのが周りに迷惑がかからないようにするマナーです。
豚まんや、たこ焼きのように臭いが強い食べ物をお持ち帰りする時は、
チャック付きの透明袋で密封して運ぶ
といいでしょう。