多くのファンの予想が当たる結果となってしまいました。
週刊少年ジャンプで連載中の『HUNTER×HUNTER』(ハンターハンター)が、2018年4月2日発売の週刊少年ジャンプ18号で、
休載を発表
されてしまったのです。
ファン的には、予想通りすぎる展開だったとはいえ、またもや冨樫病を発症してしまったのか?と考えると、ちょっと困りますよね。
『ハンターハンター』の休載は一体いつまで続くのか?
また、休載理由が何なのかについても、当記事で考察していきます。
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『ハンターハンター』が再開後2カ月でまた休載
『ハンターハンター』といえば、1998年から連載が始まり、2018年で20周年を迎える漫画作品ですよね。
冨樫義博先生が描く漫画作品で、現在は『王位継承戦』の真っ只中。
クラピカや幻影旅団にも動きがあり、冨樫義博先生の言っていた
「全員○にます」
という言葉が冗談じゃなく思えてくるようになった…。
そんな、かなり物語の風呂敷が広がったところまで来ていたのですが…。
2018年4月2日発売の週刊少年ジャンプ18号の『ハンターハンター』で、
次号よりしばらくの間休載いたします。
再開が決まり次第、本誌でお知らせします。
とのことで、ここにきてまた冨樫病が発症…。
前回の連載再開から、たった2か月ほどで、またもや休載となってしまったのです。
今度は何のゲームに熱中したくて休載するんでしょうか。
この時期に発売するような大型タイトルはなかったと思いますが…(笑
ただまぁ、この休載はファンの間では予想通りだったみたいで、なぜなら…。
2014年以降、単行本1巻分となる10話連載するごとに休載している
からです。
近年の『ハンターハンター』は、
連載再開 → 1巻分の話数を連載 → 長期休載
このパターンとなっているのです。
もうファンとしては、これが数年続いているので、そろそろ休載がくるだろうな、と言われていたみたいですね。
実際、5ちゃんねるのスレッドでは、3月下旬あたりからすでに、
「来週で休載発表くるか?」
などと予想されていました。
ちなみに、今回の休載について冨樫義博先生からは、
また休載ですみません。
なるべく早いタイミングで戻って来れるよう頑張ります。
とのことですが…。
こんなに休載が多いと、ゲームでサボるにしろ、腰痛によって連載が厳しいにしろ、
月刊誌に移動した方がいいんじゃないか?
と思ってしまいますよね。
ジャンプには月刊誌のジャンプスクエア(ジャンプSQ)もあることですし…。
月刊誌だと話数が多くなるとはいえ、週刊誌の4週分に比べると、ページ数は週刊誌4週分の約半分くらいで済みます。
そのため、月刊誌に移動するという手もアリだとは思います。
ではそもそも、冨樫義博先生は、なぜこうもハンターハンターの休載をするのでしょうか?
その理由に迫っていこうと思います。
『ハンターハンター』が休載する理由は?
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今回の『ハンターハンター』休載の理由は一体なんだったのでしょうか?
先述した通り、冨樫義博先生は、休載の理由は明かしていません。
しかし、いくつかの理由が考えられ、また、実際に過去には休載理由を明かした時もありました。
ハンターハンター休載の理由1 ゲーム中毒
漫画ファンの間では、この話は実に有名な話です。
冨樫義博先生はFFシリーズや、ドラクエシリーズ、オンラインゲームに中毒レベルでハマっています。
依存症
と言っていい域に達しているとも言われ、そのせいで睡眠時間を削り、体調不良になっているのでは?
そう言われているみたいですね。
ゲームによって漫画を描きたくない…。
という、漫画を描きたくなくなってしまう病が、通称:冨樫病です。
ハンターハンター休載の理由2 アシスタント
冨樫義博先生の描く漫画作品『ハンターハンター』は、他の先生たちの作品とは創り方が大きく異なります。
なぜか
アシスタントを雇わずに一人で描いている
そうです。
昔はアシスタントを雇っていて、しかもボーナスまで支給していたことが話題になったこともある冨樫義博先生です。
しかし、今はアシスタントがいないんですね。
一時期は、まるで手抜きとも言えるような、ひどい作画だったのも全てを一人で描いているからだと言われています。
さらに、妻に手伝ってもらうこともあるみたいですが…。
基本的には、1人で描いているので、かなり疲れが溜まると思います。
そこからくるストレスなどで、休載をしてしまうのではないかと言われています。
ハンターハンター休載の理由3 腰痛
冨樫義博先生は、長い間にわたって腰痛に悩まされています。
事実、この腰痛が休載理由だったことが何度かありました。
たとえば、2014年の1年8カ月におよぶ休載の時は、
重度の腰痛により執筆が困難な状況
と週刊少年ジャンプで理由が掲載されたことがありました。
復帰後、しばらくしてまた休載した時の2016年7月の時も、理由ははっきり言われていませんが、ロケットニュース24が集英社に取材したところ、
前回の休載でも腰痛で休まれていたんですが、今回、再び腰の具合が悪化してしまい次号から休載となりました。
と編集部の人が説明していたので、2016年の時も腰痛が原因だったのでしょう。
一説には、ヘルニアと言われていますが、真偽は不明です。
それにしても、冨樫義博先生の腰痛はかなりひどい状態みたいですね。
過去にアシスタントを務めていた味野くにおさんの著書『先生白書』によれば、
冨樫義博先生の腰痛は、『幽☆遊☆白書』の頃から発症していた
とのこと。
しかも、腰痛の症状が出た時は、
症状が出たとき冨樫氏は寝そべった状態で原稿を描いていた
と、かなり無理をしていたことも語られています。
それでいて、『幽☆遊☆白書』の頃はそれほど休載がありませんでした。
ここで無理しすぎた結果、腰痛は治らず慢性的なものとなってしまったのかもしれません。
となると、今の1巻分連載しては休載というのは、長い間腰痛と付き合っている中で、これが最善の方法だと判断した…。
その可能性もありそうですね。
ただ、そうなると心配なのは、冨樫義博先生の存命中に、『ハンターハンター』が完結するのかということですよね。
ファンとしては、冨樫義博先生の無事を祈るしかなさそうです。
『ハンターハンター』のジャンプでの連載再開時期はいつ?
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『ハンターハンター』は、いつジャンプで連載が再開されるのでしょうか?
休載理由を腰痛だと推察すると、おそらくですが、今回も例によって長期休載になることが予想されます。
ちなみに、これまでの長期休載はこのようなスパンでした。
2006年2月~2007年10月:約1年8カ月
2007年12月~2008年2月:約3カ月
2008年5月~2008年9月:約6カ月
2008年12月~2009年12月:約1年
2010年6月~2011年8月:約1年1カ月
2012年3月~2014年5月:約2年3カ月
2014年9月~2016年4月:約1年8カ月
2016年7月~2017年6月:約11ヶ月
2017年9月~2018年1月:約4ヶ月
こうしてみるとすさまじい長期休載量ですね。
2015年に至っては、休載率100%でした。
そして、基本的に休載期間は、大半が約1年を超えています。
時々3か月~半年ほどのときもありますが、半分以上は1年を超えています。
また、ここ10年に至っては、直近の2018年の再開まで、ほぼ1年単位での休載です。
そうなると…
2018年内の連載再開の可能性は低い
と考えた方がいいかもしれません。
仮に年内の再開となっても、少なくても半年以上は先になるのではないでしょうか。
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まとめ
ちょうど単行本1巻分の話数分の連載が終わったタイミングで、『ハンターハンター』はまたもや休載となりました。
理由は不明ですが、2014年、2016年の時の休載理由を考えれば、腰痛でしょうね。
再開時期は未定です。
ただ今回も、おそらくは年単位になりそうで、2018年内の連載再開は難しいのではないかと予想します。
『ハンターハンター』は、物語もさらに膨らんできたところなので、いち早い連載再開を望みたいですね。