雑学

はんだごてって何度?温度のはかり方と正しい使い方や持ち方を紹介

投稿日:

handagote

みなさんは

『はんだごて』

という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

電子工作の際に、金属同士や、金属と金属以外の部品を接着させて固定する際に使用するときに使う、『はんだ』という材料があります。

その

はんだを溶かして部品をくっつけるために使う道具

が、はんだごてです。

主に工業系の高校や大学の授業や電気工事などで使う機会がありますが、

はんだごての温度や正しい使い方、持ち方など、詳しく教わらないまま何となく使っている

という人が多いと思います。

この記事では、なかなか教わる機会の無い、はんだごての様々な知識について紹介して行きたいと思います。

スポンサーリンク

アドセンス

はんだごての温度のはかり方

まず、はんだごての温度、適温は何度なのでしょうか?

鉛入りのはんだ、一般的に『共晶はんだ』と呼ばれるものは、183度で溶けだします。

他に鉛を使わず、スズ、銀や銅などを使った合金の『鉛フリーはんだ』は、鉛入りより高い約220度で溶けだします。

よって、はんだづけに最適な温度は、これらの温度より高めの

約250度

が適温となります。

そして、はんだごての温度は『はんだごてテスター』という専用測定器で、温度をはかることができるのです。

 

『はんだごてテスター』の価格は温度をはかるだけなら2万円台からあります。

高性能なものになると、温度以外に

  • 電子回路上で実際流れないはずの場所で漏れ出す電流を意味する『リーク電流』
  • 地面に設置することによる抵抗を表す『アース抵抗』

なども測定することができる製品もあり、そうなると、価格は5万円以上になります。

 

はんだごての種類

はんだごては、

『ニクロムヒーター』

 

『セラミックヒーター』

 

の2種類に分けることができます。

 

ニクロムヒーターのはんだごては、こての部分にニクロム線を巻いて外側から加熱します。

主に、金属の接合に適しており、初心者に扱いやすいことが特徴です。

値段も安く、1000円以下で買えるタイプも存在しますね。

 

一方、セラミックヒーターのはんだごては、タングステンという材料で作ったヒーターをセラミックでつつみ、こての内側から加熱します。

絶縁性に優れて、主に電子部品のはんだづけに適し、その中でも温度固定のタイプと、温度調節機能があるタイプが存在します。

温度調整機能があると、いつも適切な温度ではんだづけができる優れた点があります。

その分、価格は高めに設定され、6000円~8000円ほどになりますね。

 

はんだごての正しい使い方

まずは、はんだごて、はんだと『こて台』を準備します。

 

こて台とは、はんだごてを置く台のことです。

熱いはんだごてを置く台なので、土台のしっかりしたものを選ぶと良いでしょう。

こて台のスポンジに軽く水を含ませてから、はんだごての電源を入れて温まるまで2~3分待ちます。

ここで注意すべき点は、

はんだごての先(こて先)の色の確認

 

銀色の場合は、そのままはんだを溶かせますが、黒や茶色の場合は、こて先がゴミで汚れている証拠です。

こて台のスポンジで、拭き取ってきれいにしましょう。

 

こて先がきれいになったら、いよいよはんだづけです。

まずは、はんだづけする基盤が動かないようにテープなどで固定します。

 

最初に、基盤のはんだづけをする銅色の部分(この部分を『ランド』と呼びます)に、こて先を5秒くらいあてがいます。

このとき同時に部品の足に当たるリード線も温めるようにしましょう。

 

次に、こて先にはんだを軽く押し当てて、ランド全体に溶かして流していきます。

はんだがランド全体に行きわたり、こんもりと山型になったら、はんだのみを離します。

接続点にはんだがきれいに行き渡れば、最後にはんだごてを離しましょう。

最後にはみ出ている余計なリード線を切ります。

これではんだづけの完成です。

 

はんだごての正しい持ち方

 

はんだごての正しい持ち方は、3つの方法があります。

ペンホルダー

これは一般的な持ち方であり、はんだごての持つ部分をえんぴつと同じようににぎります。

細かな、はんだづけに適していますが、こて先にあまり力を入れることが難しいのが難点です。

女性や子どもが行う場合は、十分な加熱が難しい場合があります。

パワーハンド

持ち方は、氷をくだくアイスピックのように、はんだごての持つ部分を片手でぎゅっとにぎります。

こて先に力を入れやすいので、力の弱い子どもなどに向いていますが、こて先の細かいコントロールが難しいのが難点です。

シェークハンド

こちらは卓球のラケットのシェークハンドと同じようなにぎり方です。

大きな部品をはんだづけするのに適しています。

ただし、こて先の微妙な調整が難しく、プリント基板のはんだごてには向いていません。

スポンサーリンク

アドセンス

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?

このように、はんだごての適正な温度は、はんだの種類によって異なります。

温度のはかり方も専門のはんだごてテスターではかる方法の他に、はんだごて自体が温度設定できるのも存在します。

使い方や持ち方は、いろいろと試してみて、自分に合った方法で行うと良いでしょう。

用途に合ったはんだづけの方法を覚えれば、誰でも基盤に部品を装着するようになります。

ぜひ実践して、はんだづけをマスターしましょう!

アドセンス

アドセンス

あわせて読みたい

-雑学

Copyright© My News23 , 2018 All Rights Reserved.