ボクシング

ワイルダーの強さとボクシングスタイルをチェック!戦績が凄すぎ!

更新日:

このところのへビー級ボクシングは、クリチコ兄弟などヨーロッパ勢がタイトルを独占していました。

アメリカはといえば、往年はモハメッド・アリ選手、マイク・タイソン選手らのヘビー級での名選手が君臨していたのです。

ところが、その後はあまりぱっとしません。

しかし、最近になって

デオンテイ・ワイルダー選手

というとんでもない選手が現れました。

むかうところ敵なし!

全勝無敗のまま、WBCの世界チャンピオンとなったのです。

さらには40戦中39KO勝ちという、恐怖のハードパンチャーで、往年のマイク・タイソン選手を彷彿とさせる豪打の持ち主です。

そこで今回は、そのデオンテイ・ワイルダー選手の強さの秘密や、ボクシングスタイルと併せて戦績も紹介します!

スポンサーリンク

アドセンス

デオンテイ・ワイルダーとは?

日本ではデオンテイ・ワイルダー選手の名前は、あまり知られていません。

よほどのボクシング好きでなければ、名前も知らないし試合も見たことがない人が大半でしょう。

ということで、デオンテイ・ワイルダー選手とは、どんなボクサーなのでしょうか。

 

まずは、そのプロフィールから簡単に紹介していきます。

デオンテイ・ワイルダーのプロフィール

本名 デオンテイ・レシュフン・ワイルダー

通称 The Bronze Bomber(銅の爆撃機)

階級 ヘビー級

身長 201cm

リーチ 211cm

体重 100キロ

国籍 アメリカ合衆国

生年月日 1985年10月22日(32歳)

出身地 アラバマ州タスカルーサ

スタイル オーソドックス

元ゴールデンボーイ・プロモーションズ所属

現在はディベイラ・エンターテインメント所属

アマチュアボクシング戦績

24戦21勝3敗

2008年8月 北京オリンピックヘビー級銅メダル

プロボクシング戦績

2015年1月17日 WBC世界ヘビー級タイトル獲得

40試合 40勝 内KO勝ち 39 敗け 0

デオンテイ・ワイルダー選手は、高校時代にはプロフットボール(アメリカン・フットボール)の選手になることが夢だったそうです。

そのため、2004年にはアラバマ大学への進学を考えていました。

しかし、彼女が妊娠し、生まれてきた女の子は脊椎の病気。

そのため、ワイルダーはアメフトへの道は諦めざるを得ませんでした。

その後は短大に進むのですが、生活費や娘の医療費のために、これも中退。

トラック運転手とレストランを掛け持ちにして働くことになります。

ボクシングをはじめたのは、2005年の時。

既に20歳になっていました。

プロボクシングの世界チャンピオンは、多くはごく若い頃(10歳~15歳前後)にボクシングを始めています。

ワイルダーは、異例の遅咲きだったわけですね。

2007年には、世界ボクシング選手権にヘビー級で出場したのですが、この時は1回戦で敗退しています。

そして2008年8月、北京オリンピックのヘビー級に出場して銅メダルを獲得。

アメリカ代表の中では、唯一のメダリストとなりました。

この時のデオンテイ・ワイルダー選手の活躍に、『ゴールデンボーイ』オスカー・デ・ラ・ホーヤ氏が着目し、

ゴールデンボーイ・プロモーションズと契約

となったのです。

ゴールデンボーイ・プロモーションズは、アメリカでも一二を争うボクシングのプロモーション会社です。

そのゴールデンボーイ・プロモーションズに注目されることは、

『将来的にスターになる資質あり』

と認められたわけですね。

オスカー・デ・ラ・ホーヤ氏の目に狂いはなく、

2015年1月17日、WBC世界ヘビー級タイトルを獲得

しました。

もっとも、その2ヶ月前には、ワイルダーはゴールデンボーイ・プロモーションズからは離脱しています。

これは両者の関係悪化という理由ではなく、

ゴールデンボーイ・プロモーションズのプロモート上のトラブルのため

らしいですね。

このアメリカのヘビー級での世界チャンピオンは、2007年以来、途絶えていましたので、8年ぶりの快挙ということになります。

 

デオンテイ・ワイルダーの強さとボクシングスタイル

デオンテイ・ワイルダー選手のボクシングスタイルは、

典型的なファイタースタイル

です。

しかし、ただフックやスイングを振り回すだけの単純なファイターではなく、

左のジャブが鋭く、手数が多い

というのが特徴の一つでしょう。

また、右ストレートも数多く打ち、威力も凄まじいものがあります。

左のジャブで間合いを計り、右ストレートを思いきり打つ、というのが、デオンテイ・ワイルダー選手の典型的スタイルなのです。

とはいえ、基本的にはとにかくパワーで押しまくるタイプ。

ロープにつめた時などは、大振りのフックを風車のように打ちまくります。

 

デオンテイ・ワイルダー選手は、201センチの長身で、体重220ポンド(約100キロ)です。

マイク・タイソン選手のような、いわゆるムキムキタイプではなく、スリムな方に入るでしょう。

技術的には、決してうまい選手とはいえません。

足の速い選手や逆にインサイドでの連打が得意な選手には苦戦しています。

スピードでも往年のモハメッド・アリ選手。

現代なら、もう少し軽い階級のフロイド・メイウェザー選手やユリオルキス・ガンボア選手。

そんなスピードスターと比べれば、かなり遅く見えますね。

 

それでは、デオンテイ・ワイルダー選手の強さの秘密は、なんなのでしょうか。

つまるところ、それは身体の

パワーの強さ

だと思います。

『ここぞ!』という時の爆発的な連打の強さと迫力は、凄いものがありますね。

とはいえ、いずれも左ジャブからの攻勢ですので、これを封じられると途端にうまく行かなくなります。

決して引出しの数の多いボクサーではなさそうです。

 

こちらがデオンテイ・ワイルダー選手の動画です。

さすがに迫力満点ですね!

日本ではボクシングといえば昔から軽量級中心。

重量級といっても、せいぜいウェルターからミドルまでが、興味の中心です。

一方でアメリカでは、1980年代以前はボクシングはヘビー級オンリー。

『フライやバンタムなどボクシングの内に入らない』

という認識でした。

 

ところが、そのヘビー級が衰退した現在では、バンタムやフェザーなども人気が出てきました。

見ればわかるように、昔も今もヘビー級の試合は大味です。

筆者は、ヘビー級の試合もかなり見ています。

しかし、モハメッド・アリ選手やマイク・タイソン選手などの例外を除いて、あまり面白いと思ったことはありません。

クリチコ兄弟などの試合でも、単調で大味で、はっきり言って退屈でした。

フロイド・メイウェザー選手の、あのスピードと技術。

パックマン・パッキャオ選手の体重の枠を乗り越えた動きとパンチ力。

それを見た後では、

ヘビー級の試合など見る気にならない

と言いたくなるくらいでしたね。

迫力は確かにありますが、細かい技術の面白さや、スピードの駆け引きなどは、ほとんどありません。

しかも軽量級にもロマゴンや井上尚弥選手など、技術と迫力を併せ持った選手が多くなってきています。

ヘビー級以外にもボクシングの面白さを堪能させてくれるボクサーが、数多く存在するのです。

このような情勢が、アメリカでのヘビー級人気の衰退の理由でしょう。

はたして、このデオンテイ・ワイルダー選手が、ヘビー級人気の復活に一役かうことができるでしょうか。

 

デオンテイ・ワイルダーの戦績

デオンテイ・ワイルダー選手のここまで戦績は、

40戦40勝39KO勝ち、敗けはなし

という、素晴らしい戦績です。

その戦績の中から、興味深い試合をいくつか見てみましょう。

まず最初は、WBC世界タイトル獲得の一戦です。

この試合は、2015年1月17日。

ボクシングの新聖地MGMグランド・ガーデン・アリーナで行われました。

相手は、WBC世界ヘビー級王者バーメイン・スタイバーンです。

この試合では、デオンテイ・ワイルダー選手が3対0の判定勝ちとなりましたが、先ほど紹介した戦績で見るとおり、これが唯一の判定の試合なのです。

なぜ、この試合だけが判定にまでもつれ込んだのか?

それはおそらくは、

デオンテイ・ワイルダー選手が右手の人差し指を骨折したためではないか

と思われます。

この手の怪我は、強打の選手特有の怪我。

日本でも昔は海老原博幸選手、最近では井上尚弥選手など、この手の怪我で苦しんでいましたね。

 

その後、2016年1月16日には、WBC世界ヘビー級8位のアルツール・スピルカ選手と対戦したのですが、右のフック1発で失神KO勝ち!

アルツール・スピルカ選手は、そのまま病院に搬送されました。

おそるべきワイルダー選手のパンチ力ですね。

 

2016年7月。

バーミングハムでWBC世界ヘビー級9位のクリス・アレオーラと対戦し、8回終了時アレオーラの棄権によるTKO勝ちを収めました。

しかし、この試合でもデオンテイ・ワイルダー選手は右手を骨折していたのです。

このボクサーの手の骨折は、癖になりやすく、非常に厄介ですね。

 

 

2014年のこと。

正規の試合ではありませんが、こんな試合もあります。

インターネット上でデオンテイ・ワイルダー選手に暴言を吐くなど、攻撃を続けた人がいました。

この人は、もちろんボクサーではなく、普通の素人です。

しかし、そこまで言うのなら

『リングの上で決着をつけようではないか』

ということになったのです。

そして、あらかじめ、

『怪我をしても法律上の責任を問わない』

との誓約書にサインをさせた上で、ロサンゼルスのボクシングジムで対戦し、滅多打ちにしたということです。

おおこわ!

日本でも、弟の喧嘩の助っ人として八人の相手を、あっという間に殴り倒したボクサーがいます。

元世界チャンピオンのガッツ・石松選手です。

弟は白タクをやっていて、その場所をシマにしていたヤク◯さんに、からまれたという事件でした。

プロのボクサーの強さは、我々の想像する以上の強さがあるようですね。

スポンサーリンク

アドセンス

 

まとめ

WBCヘビー級の世界チャンピオンデオンテイ・ワイルダー選手は、

40戦40勝39KO勝ち、敗けはなし

という驚異的な戦績の持ち主です。

その強さは、抜群のパンチ力とパワーですが、その反面、何度か手の骨折もしています。

ボクシングスタイルは、典型的なファイタータイプですが、

左ジャブからの右ストレートが得意

ということで、単なるブルファイターでもないようです。

このところ、ヘビー級の本場アメリカでも、ヘビー級人気には翳りがさしています。

デオンテイ・ワイルダー選手のボクシングは、そのヘビー級人気の特効薬になるのか。

今しばらく期待して見ていたいですね。

アドセンス

アドセンス

あわせて読みたい

  • この記事を書いた人
  • 最新記事

watari1

好きなもの:野球、アニメ・ゲーム、特撮 趣味:ゲームに没頭すること、文字書き 座右の銘:『なるようにしかならない』 何をどれだけ貯めていようと、命尽きれば人生は終わり。 終わってしまった過去も、何が起こるかわからない将来も、考えるだけ無駄ではないか? そう考えたことがきっかけで、それなら今を楽しむことだけ考えよう、を信念に日々を過ごすようになりました。 自分の興味関心のある出来事やニュースについて、偏屈者ではありますが、思うままに綴っていければと思っています。

-ボクシング

Copyright© My News23 , 2018 All Rights Reserved.