意味の違い

冬季と冬期の意味(定義)や違いとは?言葉の使い方や例文を紹介!

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つい先日まで大変盛り上がっていた冬季の平昌オリンピック。

夢中になって観ていた人も多いかと思います。

でもここでひとつ、疑問に思ったことはないでしょうか?

 

それは『冬季』『季』がなぜ『期』ではないのか?

という部分です。

 

では、なぜ『冬期』ではないのでしょうか?

べつに『季』でも『期』でもどちらでもいいのでは?と感じてしまいます。

 

しかし実は、『冬季』『冬期』では、かなり意味合いが違ってくるのです。

そこで、本記事では、この『冬季』と『冬期』の適切な使い方と、その意味や定義の違いなどを解説していきたいと思います。

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『冬季』と『冬期』の適切な使い方や定義とは?

結論から言いますと、

『季』は季節の季

『期』は期間の期

なのです。

 

まずひとつの基準として、

季節ならではのものが対象になっているかどうか

『期』を使う場合と、『季』を使う場合に分けられます。

 

『冬期』の『』というのは『期間』『期』からきていて、『冬期』

冬のある一定期間である

という意味が込められています。

ですので、別に冬であっても、夏であっても関係なく、対象の期間が冬である場合は『期』を使うことが適切と言えます。

 

『冬季』『季』は、『季節』『季』から来ていて、

その季節ならではのものを表現するとき

『季』を使います。

さらに言えば、季節ごとに内容が異なる場合に『季』が使われます。

 

その使われ方の代表として

『冬季オリンピック』

『冬季アジア大会』

などのスポーツ競技大会の名称があります。

なぜなら、同じオリンピックやアジア大会でも夏季と冬季では、行われる競技が異なるからです。

 

なぜ『冬期』オリンピックではないのか?

冬季オリンピック

冬季オリンピック

オリンピックは冬季の他に夏季もあります。

でも、その両方とも使われているのは『季』です。

 

冬季競技を夏でも実施すれば、季節ごとにやる競技が異なることがなくなりますので、『冬期オリンピック』という言葉でもいいかもしれません。

しかし、冬季オリンピックを夏に実施することは、全く不可能ではないにしても、大変難しいものがあります。

 

なぜなら、冬ならではの環境が必要な競技が多いからです。

 

スケート競技は氷が張っているリンクがないとできませんし、スキー競技も雪が積もっているゲレンデがないとできません。

一部の例外で、夏に冬の競技をするものとして、サマージャンプスキーやスキーにローラーを付けてアスファルトの上を走らせることがあります。

 

ですが本来は冬にやるのが適切なものです。

地面への感触、肌から伝わる温度、体温の変化など、冬にやるときとは大違いです。

こういったことから冬季オリンピックは、やはり冬の季節ならではと言えます。

ゆえに冬季』という言葉を使うことが、ベストになるのです。

 

『冬季』と『冬期』の具体的な使用例

『冬季講習』

『講習』は、冬ならではのものではありません。

 

冬でないと、できないものではないので『期』でいいのです。

これは講習が行われる期間が、冬であっただけという事です。

 

もしこれが、冬に関係する内容を行う講習でしたら『冬季講習』と表現してもいいかもしれません。

 

例えば、

  • 科学の授業で冬の気圧配置の事を勉強する
  • 国語で古文で冬の季語を習う
  • 物理で氷の上で物を滑らせるときの摩擦を調べる
  • 英語でwinterやsnowといった言葉を使って文章を作る

などですね。

でも実際は、そんな面倒くさいことはしません。

夏であろうと冬であろうと、季節に関係なく勉強するものでしょう。

 

しかし、学校教育や法律では『季』の方を使うことが推奨されている実態があります。

日本の公共放送でも、それに倣って『期』よりも『季』が使われています。

『冬季休暇』と『冬期休暇』

これは使いどころが難しい二つの言葉であると言えます。

しかしハッキリ言ってどちらを使っても間違いではありません。

 

使い方としては

『寒くてとても働ける状態ではないから休む』

というのであれば『冬季休暇』を使えばいいのです。

一方で、

『いつも一年の内のどこかで、定期的にまとまった休暇をとるのだが、それが冬の時期だった』

というのであれば『冬期休暇』になります。

『冬季限定商品』と『冬期限定商品』

これらの言葉も、使い分けるのが、まあまあ難しいと言えるかもしれません。

でも下記のようにまとめることができます。

クッキーやチョコレートのように季節に関係のない商品だと『冬期限定商品』

マフラーやコートなど、まず、冬にしか使わないような商品は『冬季限定商品』

しかし近年は、このような使い方もあいまいになってきています。

クッキーやチョコレートなどに対しても『冬季限定商品』を使うメーカーもありますね。

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まとめ

このように冬季冬期は、ほとんど同じで使い分けもかなり厳密です。

ただ、うまく使い分けられるようになると、文章の質が上がります。

 

さらに『季』や『期』の言葉そのものへの理解も深まり、たとえ全く違った文章や使い方をする状況になったとしても、自信をもって使うことができます。

 

例えば、アフリカの気候などで見られる雨季と乾季や、俳句などで使われる季語などです。

これらの言葉は、その時でないといけないというニュアンスが強く含まれている事が分かるようになります。

 

このように一見同じように見える言葉も詳しく調べてみると、思いもよらない新しい世界が見えてくるかもしれませんね。

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