AFC U-16大会の準々決勝で、劇的なゴールをあげて、日本をU-17ワールドカップ本大会に導いたのが瀬古歩夢選手です。

この年代では飛び抜けた身長と身体能力で、瀬古歩夢選手は空中戦ではほぼ無敵に近い状態でした。

大柄な割には動きは俊敏で、前線への配球も正確、万事頼れる選手なのです。

瀬古歩夢選手は、国内ではJ2のセレッソ大阪U-18に所属して、ボランチやセンターバックとして活躍しています。

今回は、そんな瀬古歩夢選手のプレースタイルや、プレーへの評価、そして身長のことなどを見ていきましょう!

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瀬古歩夢のサッカーのプレースタイルは?

「すべてはここで勝つために、やってきました。

気持ちでゼロに抑えました」

これはAFCU-16大会の準々決勝で、UAE戦が終わった後に、瀬古歩夢選手が語った言葉です。

この試合では、瀬古歩夢選手はスピードのあるUAEのフォワード陣を完封したのです。

試合の大半は、日本が支配権を握り、シュートもUAEの数倍打っていましたが、内容的にはUAEに何度となく危険な場面を作られていました。

瀬古歩夢選手は、空中戦では、その長身とジャンプ力で制空権を握り、ロングボールは跳ね返し、1対1でも強さを見せていましたね。

UAEに裏を取られるシーンも時にありましたが、これも瀬古歩夢選手の巧みなカバーリングで得点を許さなかったのです。

そして31分、久保建英選手がコーナーキックを蹴ると、UAEのキーパーは取り損ね、ボールは詰めていた瀬古歩夢選手の前にころがりました。

このゴールが決勝点となり、U-16日本はワールドカップ本大会に出場を決めたのです。

瀬古歩夢選手のプレースタイルの特徴は、

183センチの長身と、身体能力の高さ

ですが、それだけではなく、戦局の判断能力や前線への配球の正確さも、非凡なものがあります。

この戦術判断力は、いわゆる『読み』と言われるものですが、UAE戦でも瀬古歩夢選手の判断力の正確さが、ピンチを未然に防いでいました。

それと、もうひとつ大きいわりに機敏な動きができるのも、瀬古歩夢選手の大きなプレースタイルの特徴です。

空中戦でのタイミングのよさや、対人戦での強さは、この瀬古歩夢選手の動きの素早さによるところが大きいと思われます。

31分の得点についても、

「昨日のミーティングで分析していて、あのようなシーンでは、相手のゴールキーパーがよくこぼすというのは分かっていましたので、そこは狙っていたのです。

タイミングよくこぼれて来たので、あとは押し込むだけでした」

と、瀬古歩夢選手は、よく相手の動きを分析し、こうくることを予め読んでいたのですね。

以下は、U-17ワールドカップ本大会に出場を決めた、UAE戦での先発メンバーです。

U-16日本代表UAE戦先発メンバー

ゴールキーパー

1 谷晃生(G大阪)

ディフェンダー

6 喜田陽(C大阪)
5 瀬古歩夢(C大阪)
7 菅原由勢(名古屋)
19 菊地健太(J福島)

ミッドフィルダー

4 平川怜(FC東京)
10 福岡慎平(京都)
9 久保建英(FC東京)
13 中村敬斗(養和)

フォワード

11 宮代大聖(川崎F)
14 棚橋尭士(横浜FM)

 

瀬古歩夢の身長とプレーの評価

瀬古歩夢選手の身長は、

183センチ

と公表されています。

183センチの身長自体は、サッカーのディフェンダーとしては、特別高い方ではありません。

しかし、これが『中学3年生』となると、話は別です。

この年代で、180センチ以上の身長を持つサッカー選手は、そうはいません。

しかもジャンプ力と俊敏性が高いので、同世代との空中戦は、ほとんど無敵の状態なのです。

瀬古歩夢選手への評価は、AFCU-16で初戦の相手、ベトナム代表のナム・ディン監督の言葉によく表れています。

ベトナム代表のナム・ディン監督の言葉

「日本の情報はかなり得ていますし、前に対戦したゲームを見ても、何人かの危険な選手がいます。

10番の福岡慎平選手、7番の菅原由勢選手、5番の瀬古歩夢選手らは、とてもいい選手だと思います。

9番の久保選手、17番の瀬畠義成選手は、非常に成長している選手だと思います」

また、グループステージの3戦目の相手のオーストラリアのアントニー・ヴィドマー監督も、

「日本はアジアのトップチームだし、ユース育成システムが完備していて、ファンタスティックな国だと思います。

個々の選手も優れているし、日本は新しいスタイルのフットボールを見せると思うので、とても楽しみです。」

と話していました。

この『新しいスタイルのフットボールをみせる』選手には、久保建英選手や平川怜選手、それに瀬古歩夢選手が含まれていることは、間違いないでしょう。

その他の瀬古歩夢選手の評価を見てみると、

「対人プレーだけではなく、キックとロングフィードを繰りだす技術も兼ね備えている。」

「複数のポジションをこなす、すぐれたユーティリティープレーヤーだ。」

「高さがあり、パスの質はU-15世代では別格」

「空中戦に強く、統率する能力もあり、特にロングフィードには注目」

「相手が抜けてゴール前に出てきても、一瞬で追いついてボールをカットしている。」

「将来の日本代表には、絶対欠かせないディフェンダーだと思う」

などと、いずれも高い評価を得ていることが多いのです。

次に、UAE戦でのネットの声からの抜粋です。

UAE戦でのネットの声抜粋

「A代表は中々打たないのに、この世代はあそこから狙っていけるのはよいな」

「久保にボールが入ると、すぐにチェックがいくな、流石に」

「久保君は一発で前向けるね」

「久保君には、執拗にマークにいくスタイル」

「まだ15歳だからな、そんなに抜けはしないだろう」

「この子たちの凄いところは、このボコボコのピッチでも、ちゃんとプレイができるところだな。

流石に前半の20ぐらいまでは、慣れるのに苦労していたけど」

「ポゼッションは日本75、UAE35ぐらいかな」

(注 計110%(笑))

「いやーすげーな!イレギュラーしまくってるのにパス繋げてるぞ」

「久保のボールタッチ、まじでメッシっぽいわ」

「クボタケドリブル!」

「メッシうめええええ!」

「うめー!」

「マラドーナかよ、一人でここまでやるのか」

「クボクン、マジメッシだ!」

「メッシよりネイマールぽかったな」

「この齡で恐ろしい久保」

「久保すごすぎるよ、もう小野越えてるわ」

ネットでも、やはり久保選手への声が多いのですね。

 

まとめ

今回は、瀬古歩夢のプレースタイルや、プレーへの評価、それに彼の身長などを見てきました。

強くて速く、しかもポリバレントな選手ということで、起用する監督からみれば、瀬古歩夢選手ほど、ありがたい選手は、そういないでしょう。

しかも、U-17ワールドカップ本大会に出場を決める、決勝点まであげています。

その得点も、瀬古歩夢選手がここにくるだろうと予測していたところに、すばり来たのですから、戦術眼も素晴らしいですね。

こんな活躍を魅せられると、久保建英選手や平川怜選手と共に、東京オリンピックでの活躍を、一日千秋の思いで、待ちこがれますね!