2016年は、インドにてAFC U-16大会が行われています。

この大会は、正式名称を『AFC U-16選手権』といい、16歳以下の選手によるアジアでの選手権です。

この大会で勝ち抜いた国(現在のレギュレーションでは4ヵ国)は、翌年に行われる

FIFAのU-17ワールドカップに出場

できるのです。

つまり、AFC U-16大会は、ユース世代のワールドカップの地域予選大会というわけです。

U-16日本代表は、久保建英選手をはじめ、強力なメンバーが揃っています。

予選の3試合で21得点&失点ゼロという圧勝ぶりが目につきますね。

今回は、そのAFC u16大会の日本代表メンバーが誰なのかチェックし、戦略と共にフォーメーションはどんなものか、そのあたりを見ていきましょう!

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AFC u16大会について

このAFC u16大会は、当初はAFC U-17選手権として、1985年に創設されました。

しかし、実際には翌年にあるFIFA U-17世界選手権の予選という性格が強かったため、2008年大会からは、現在の『AFC U-16選手権』に変更されたのです。

現在では、完全にFIFA U-17ワールドカップのアジア予選として、一般には認識されています。

現在のレギュレーションでは、準決勝に進出した4チームが、FIFA U-17ワールドカップに出場できます。

ところで、このAFC u16大会では、たびたび年齢詐称事件が起きていることをご存知ですか?

16歳以下という、年齢による能力差が大きい世代では、例えば19歳の選手がチームに入っていれば、そのチームの戦力は、かなり有利になることは誰の目にも明らかでしょう。

そのために、2008年大会では予選突破した国の中で、イラク、北朝鮮、タジキスタンの三カ国が年齢詐称のため、AFC u16本大会の出場停止処分を受けました。

また、本大会の開催中にも、イエメンの年齢詐称が発覚し、既に行われたイエメンの2試合は、いずれも0ー3の敗戦扱いとなりました。

この0ー3というスコアは、このような失格扱いの場合の便宜上のスコアで、実際の試合とは全く関係ありません。

このAFC u16の歴代優勝国は以下です。

U-16の歴代優勝国一覧

1985年 サウジアラビア

1986年 韓国

1988年 サウジアラビア

1990年 カタール

1992年 中国

1994年 日本

1996年 オマーン

1998年 タイ

2000年 オマーン

2002年 韓国

2004年 中国

2006年 日本

2008年 イラン

2010年 北朝鮮

2012年 ウズベキスタン

2014年 北朝鮮

2016年 ?

優勝回数は、サウジアラビア、 韓国、中国、日本が、それぞれ2回ずつとなっています。

今回の2016年AFC u16大会は、2016年9月15日から10月2日にかけて、インドで行われています。

 

AFC u16大会の日本代表メンバーは誰かチェック!

このAFC u16の2016年大会にのぞむ、u16日本代表のメンバーが、2016年9月2日に日本サッカー協会から発表されました。

この選手達が、FIFAU-17ワールドカップ2017を目指して戦っているのです。

AFC u16選手権インド2016は、2つのグループにわかれて、グループステージを総当りで戦い、各グループの上位2チームが決勝トーナメント(ノックアウトステージ)に進出します。

そして、準々決勝に勝利した上位4チームが、2017年にインドで行われるFIFAU-17ワールドカップの出場権を獲得するのです。

u16日本代表チームは、既にグループリーグを3戦全勝で1位通過していますので、準々決勝のUAE戦で勝てば、U-17ワールドカップに出場決定です。

なお、この決勝トーナメント(ノックアウトステージ)のテレビ放送予定は、別記事に詳細を起こします。

U-16日本代表チームメンバー一覧(敬称略

ゴールキーパー

青木心(JFAアカデミー福島U18)

谷晃生(ガンバ大阪ユース)

大内一生(横浜FCユース)

ディフェンダー

菊地健太(JFAアカデミー福島U18)

監物拓歩(清水エスパルスユース)

菅原由勢(名古屋グランパスU18)

関川郁万(流通経済大付属柏高)

桂陸人(サンフレッチェ広島ユース)

瀬古歩夢(セレッソ大阪U-18)

小林友希(ヴィッセル神戸U-18)

作田龍太郎(ヴィッセル神戸U-18)

ミッドフィルダー

平川怜(FC東京U-18)

瀬畠義成(JFAアカデミー福島U18)

鈴木冬一(セレッソ大阪U-18)

上月壮一郎(京都サンガF.C.U-18)

喜田陽(セレッソ大阪U-18)

福岡慎平(京都サンガF.C.U-18)

谷本駿介(セレッソ大阪U-18)

フォワード

棚橋尭士(横浜F・マリノスユース)

宮代大聖(川崎フロンターレU-18)

中村敬斗(三菱養和SCユース)

久保建英(FC東京U-18)

山田寛人(セレッソ大阪U-18)

監督

森山佳郎(日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ)

このU-16日本代表チームには、久保建英選手や平川怜選手など、今話題の選手も無論入っています。

彼らの勇戦に期待したいですね。

 

u16日本代表の戦略とフォーメーション

U-16日本代表チームの監督は森山佳郎氏です。

この森山監督の戦略というか、基本的な考え方は、やはり

『堅守』

です。

しかし、森山監督の言葉では、

「大きくてしかも素早い動きができるディフェンダーは、非常に少ないので苦労した」

と語っていました。

このように選手の選考についても、この年代では身体面でも、まだ成長期にあるため、資質の見極めには苦労しているようです。

 

「テクニック、個人戦術、フィジカル、メンタルなど、個人を構成する要素はいろいろあると思います。

ただ『1』(1から5の採点での最低)がある選手は厳しいですね。

克服することのできない課題があると厳しいのです。

でもいまは『2』で、もしかしたら『3』くらいにはなるかな、そういう『2』があり、どれかの要素で『5』を持っている選手は、オール『3』よりもいいと思います。

とはいえ、テクニックと個人戦術、フィジカルのベースは最低限ほしいです。」

 

この言葉が、森山監督の選手を見る視点というわけです。

今回の大会については、まず

コンディショニングを最優先

とし、最良の状態で試合にのぞみ、そこで今持っている全てを出し切って、試合の主導権を日本にたぐり寄せる、という考えのもと、戦略を考えているそうです。

そして、合宿では、攻撃の選手には

『オレが決めるんだ!』

という意識を持つこと、中盤の選手には細かいポジショニングを指導したのです。

さらには、個人戦術やサッカーに対する理解なども、選出した選手に求めました。

また、未来のスーパースター候補・久保建英選手については、森山監督は面白いことを言っております。

 

「久保は本当に純粋なサッカー小僧です。

現代の日本人選手が失いかけている貪欲さ、ボールを受けたら仕掛ける姿勢、ゴールに向う姿勢を、久保は持っています

技術、戦術はいろいろとあるけれども、そういうサッカー小僧的な選手は、もっともっと増えてほしいと思います。

そういうことを思い出させてくれる選手です」

なるほど、確かに久保建英選手はサッカー小僧のイメージがありますね。

森山監督の言葉は的を射ていると思います。

 

最後に、森山監督の採用する日本代表のフォーメーションは、基本的には4-4-2が多いようです。

前線にフォワード2名と、その下のサイドに2名、その下にボランチ2名、サイドバックを含むディフェンダー4名という、ごく一般的なフォーメーションです。

上の画像はフォーメーションの一つの例ですが、グループリーグ第3戦のオーストラリア戦では、11名中8名を入れ替えて戦い、次の準々決勝のUAE戦に備えていました。

『コンディショニングを第一に考えている』という森山監督らしいフォーメーションだと思いますね。

 

まとめ

2016年、現在インドにて開催されている、AFC U-16選手権の、日本代表メンバーやその戦略とフォーメーションなどを今回見てきました。

今大会のU-16日本代表チームは絶好調で、予選3試合を全勝、得点21失点0と、完璧と言える結果です。

もっとも、試合の内容は、完璧とはいいがたい時間帯も多々ありましたので、この先の油断は禁物です。

次の2016年9月25日に行われる準々決勝で、UAEに勝てば、日本が晴れて、FIFAU-17ワールドカップ本大会に出場が決定するのです。

UAEといえば、先日のフル代表が疑問の判定(中東の笛!)で敗れた、因縁の相手です。

江戸の仇は長崎で、日本の仇はインドでうってほしいものですね。

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