中東の笛 4

先日のロシアワールドカップアジア最終予選のUAE戦では、日本代表チームは不公平で不可解な審判の判定に泣かされました。

一方的なペナルティキックの判定、間違いなく入っているゴールが認められないなど、この審判のUAEよりの判定は、目に余るものがありました。

これがいわゆる『中東の笛』といわれるものですね。

サッカーに限らず、スポーツの世界で中東のチームと、その他の国のチームが対戦しますと、審判の判定は中東のチームよりになってしまうことがたびたび見受けられます。

そこで今回は、サッカーでの中東の笛とはどんなものなのか、その意味と理由原因、それに主な国はどこなのか、さらには、この中東の笛に対する海外の反応も調べてみました。

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サッカーでの中東の笛とは?その意味をチェック!

中東の笛 5

それではまず、サッカーでの『中東の笛』とはどんなものなのでしょうか。

またその言葉の意味はどんなものなのでしょうか?

『中東の笛』とは、スポーツにおいて、

試合の日程の組み方や審判の裁定が、一方的に中東の国側に有利になる

そのような事象を指して言われる言葉です。

言葉の意味は、『なにごとも中東側に有利な笛が吹かれる』というようなものでしょう。

この言葉の語源ですが、意外にもサッカーでなく、北京五輪のハンドボールの試合から始まったのです。

もっとずっと前からあった言葉かと思っていたのですが、案外最近のものなのですね。

北京五輪のハンドボールアジア予選での、クウェート-韓国戦では、当初はドイツの審判団によって行われる予定でした。

ところが、アジアハンドボール連盟(AHF)の指示によって、ヨルダンの審判団に変更されてしまったのです。

この試合では、開始早々に韓国の選手が退場になったり、完全にクウェートよりの判定に終始しました。

その後のクウェート-日本戦でも、ドイツからイランへの審判団の変更が行われ、試合の判定も不可解な判定が続出しました。

このアジアハンドボール連盟は、クウェートの王族であるシェイク・アフマド会長によって組織が牛耳られていて、その他にも中東の国の王族がスポンサーになっているという、平等に裁定されるはずのスポーツの国際組織とも思えぬひどい状態だったのです。

これでは中東に有利になるように、審判団の変更など、やりたい放題ですよね。

このハンドボールのアジア予選は、さすがにその後、インチキのあった予選は無効となり、予選のやり直しが行われるという、前代未聞の事態になりました。

このような事件の後、『中東の笛』という言葉が、日本で一般に知られるようになったわけです。

もとより、中東の国やスポーツに対する褒め言葉では決してありません。

なお、この『中東の笛』以外にも、サッカーでは

『韓国の笛』

とかいう言葉もあります。

前回のワールドカップアジア最終予選のレバノン-韓国戦でも、0ー1で負けていた韓国は、後半のロスタイムに追いついたのですが、そのロスタイムがなんと7分もあったのです。

この試合で引き分けとなり、土壇場でワールドカップ出場を逃したレバノンのベッカー監督は、

「この試合は審判に負けた。彼は韓国の12番目の選手だ!」

と、怒りを顕わにしました。

また、ACLでは、FCソウル-広島戦では、カタールの審判で行われたのですが、2ー1でリードしていた終了間際に、立て続けに2つのペナルティキックを取られるという、呆れた判定がありました。

これは『中東+韓国の笛』というものですね。

『アウェーの洗礼』というには、あまりにもひどすぎます。

また、『中東の笛など存在しない』という人もおりますが、これは全くのウソです。

「審判技術が低いゆえに、審判が選手や観客の影響を受けてしまい、偏った判定になる」と言われていますが、その理由では、『中東の笛』そのものの現象ではないでしょうか。

 

中東の笛の理由や原因は?国はどこ?

UAE 8B

なぜ『中東の笛』という現象が起こるのか、その理由ですが、いくつか考えられています。

根本的な原因は、中東(ばかりとは限りませんが)では、

スポーツにおけるフェアプレーという観念がないのではないか

と、思われます。

『スポーツのプレーはフェアに行われなければならない』というのは、あらゆるスポーツにおいての根本的な理念と言われていますが、それが全く無いか、あるいは希薄なのが、それが中東の現況のように見受けられます。

中東の多くの国では、『オイル』という打ち出の小槌が、地下から湧いてきています。

それによって王族や貴族は莫大な利益を得ているのですが、その資金をスポーツの国際団体に投入し、スポンサーとなったり、あるいは見返りにその団体の主要なポストに就任する、ということがしばしばあります。

前項で書いた、アジアハンドボール連盟(AHF)がその典型的な例です。

これらのスポンサーや、スポーツ団体の要職にある中東の人々が、その地位や金力を利用して、自国あるいは近隣の国に、有利な判定を下せる人物を、審判とするように指示あるいは示唆するというのが、『中東の笛』の実体でしょう。

それが審判だけではなく、試合の日程や試合環境にまで、影響力がおよぶ場合も多いようです。

つまり、試合の日程、宿泊環境、試合場の選定などが、全て自国に有利なように設定されるということですね。

よく見られるエピソードでは、王侯貴族は、昔から”わがまま”と、相場が決まっていたりもします。

ましてや、それが潤沢な資金を持っていれば、なんでもやりたい放題です。

そして、『政治や経済とスポーツは、別のものであり、結びつけるべきではない』というのが、中東以外の国での一般的な世論ですが、中東では『政治、経済とスポーツは一体である』という声さえあるようです。

このように、スポーツにおける世界の常識が通用しない国と地域、それが中東ということなのですね。

この『中東の笛』への対策ですが、サッカーの場合のゴールの判定には、『ゴールラインテクノロジー』というシステムがあります。

これは、複数のハイスピードカメラで、ゴール付近を毎秒500コマの高速で撮影し、。ゴールラインをボールが完全に超えたかどうかを判定する、というシステムです。
ボールがゴールラインを超えていれば、瞬時に主審の腕時計に振動を与え、同時に「GOAL」と表示させる、というすぐれものです。

難点は1システムあたり、2000ー3000万円の費用がかかるという点です。

このシステムの導入にアフリカやアジアのあまり豊ではない国にとっては、かなりの負担となります。

それと、もう一つの『中東の笛』対策は、現在4名で構成されている審判の人数を増やす、という策です。

これはゴール裏に副審を配置するというシステムで、こちらの方が明らかにコストは安く上がります。

やろうと思えば今すぐにでもできる対策ですが、どういうわけか、これを実行している大会やリーグは、まだ少ないようです。

それに、これらの対策は、ゴールが決まったかどうかの判定には有用ですが、微妙なファール(特にペナルティエリア内の)などの判定には、ほとんど役に立ちません。

これらの判定は、いまだに主審の判断ひとつにゆだねられています。

アイスホッケーのように、『複数の主審』という方法もあるにはありますが、それがサッカーで受け入れられるかは、ちょっと難しそうですね。

 

サッカーの中東の笛への海外の反応は?

中東の笛 3

このサッカーでの中東の笛に対する海外の反応はどうでしょうか?

今回の日本対UAE戦を中心に、見てみることにしましょう。

この試合で海外の掲示板でもっとも注目されたのは、やはり審判の不公平で不可解な判定です。

浅野選手のシュートやペナルティの判定に対して、中東の審判への不満と怒りが、海外のサッカーファンからも多く寄せられていました

・イラク「日本に勝って欲しい、番狂わせはもういらない」

・インドネシア「俺はインドネシア人だけど、ずっと日本を応援してきたよ」

・イタリア「カタールのレフェリーが、またまたよい仕事をしたな

・来日中の本田ファン「ナマでみるとアジアのレフリーはほんとうにに酷いな、恥だ」

・来日中の本田ファン「レフェリー、○ねよ、いつも中東のレフェリーはこういうことをしている」

・イタリア「カタールのレフェリーによる物凄く不公平な判定 日本は彼の基準ではPKを貰えない」

・ユベントスサポ「AFCにこの画像を大量に送りつけるべきだな」

・アーセナルサポ「ショッキングなレフェリーだな」

・「このスポーツは汚職まみれだ」

・「どうしてあれで日本がPKを貰えないんだ?」

・「とにかく信じられないな、ボールはラインをこえていたのは明らかだった」

・インドネシア「これはあきらかにゴールだよ」

・Anonymousさん「入ってるね、あれは。これがまあ、オイルマネーということなんだな」

・Anonymousさん「この主審はUAEの明らかなファールでも、日本に何も与えなかった。でもUAEの選手は倒れるたびに笛をふくんだ」

・「2回のPKを取られず、明らかなゴールも与えられず、信じられないレフェリーだ。これで試合に勝つのは不可能だよ」

・イラン「日本はとても美しいサッカーをしていたよ。UAEは勝利に値しなかった。レフェリー、はよ○ね!」

・「あのできなら、あのカタールのレフェリーは彼の残りの人生で、いつまでも手厚いもてなしをUAEから受けるだろうな

・「ほとんどファウルを取らず、カードも出ない、PKとゴールを与えられずに、怪我で試合が中断したのに、追加タイムは4分しかない。AFCはレフリーを調査しろよ」

・イラン「今まで見た中でも5本の指に入る、最悪のレフリーだった。今後はUAEのレフリーは、お返しにカタールを助けるだろうな。この予選はもっとも恥ずべき試合になってしまった」

・「レフリーの銀行口座を、しっかりチェックしておけよ!」

・イラン「誰がUAEの試合にカタール人を担当させたんだ?なぜ日本はこれに抗議をしないんだ?このようなアラブのチームが絡む試合でアラブ人のレフェリーを選ぶのはもうやめるべきだ。他のアラブではないチーム相手が不利になるように、ずっと結託してきてるじゃないか」

・「アジアに正義はない!」

・「大金=勝利」

 

これらを見ているだけで、海外のサッカーファンが、日本とUAEの試合と、審判をどう見ているか、一目瞭然ですね。

まとめ

先日のワールドカップアジア最終予選のUAE戦では、日本代表はカタールの審判による不公正な判定で、勝利を奪われました。

一方的なペナルティキックの判定や、完全に入っているのにゴールが認められないなど、唖然とするほど主審の判定は不公平。

そこで今回は、この『中東の笛』とはどんなものか、その意味や理由原因、この『中東の笛』に対する海外の反応などを見てきました。

このような『中東の笛』は、これまでにも数多くありましたし、これを阻止する手段を取らない限り、これからもずっと続くでしょう。

ただし、『中東の笛』を阻止する手段は、現実的に実行可能でとくべつに有効な方法は、今の所見つけられないのです・・・