男性としては史上最年少で直木賞を受賞した、作家の朝井リョウさん。

朝井リョウさんといえば、『桐島、部活やめるってよ』で有名です。

こちらも映画化されていますが、この記事でご紹介する『何者』についても、このたび映画化されましたね。

映画『何者』のあらすじやネタバレは、いったい、どのようになっているのでしょうか?

今回は、『何者』の結末やラストについても調べてみました。

また、原作『何者』の小説と映画との違いや、個人的な感想についてもまとめましたよ!

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何者(映画)のストーリー結末ネタバレ!ラストはどうなる?

何者

映画『何者』は、就活に勤しんでいる5人の若者による群像劇です。

演劇サークル『劇団プラネット』に所属して脚本を担当していた、二宮拓人。

彼は、仲間だった烏丸ギンジが独立している事実を苦々しく思っています。

内定をつかもうとしている神谷光太郎。

神谷光太郎の元カノの田名部瑞月。

何かとクールな小早川理香。

そして、そんな小早川理香と同棲している宮本隆良。

5人は、それぞれがツイッターをやっています。

ほかの4人のツイートを常に見ているのが二宮拓人でした。

ところが、それらのツイートは、あくまでも本音とは異なった、形だけのもの。

物語の中で5人は、次第にそれぞれ本当の顔を見せてきます…。

小早川理香からメ

「メールアドレスが分かればツイッターアカウントが分かる」

と聞かされた二宮拓人は、驚愕します。

それは、自分の裏アカウントの存在が既にあったからでした。

二宮拓人は、やがて宮本隆良の裏アカウントを見つけ、ツイートを読んでいきます。

そんななか、田名部瑞月が5人の中では、初めて内定を取ることに成功。

一方の二宮拓人は、実はツイッターの裏アカウントで、ほかのメンバーを陰で分析していました。

本人としては、誰にも裏アカウントがバレていないと思っていたものの、実はそれらの投稿は小早川理香に読まれていたのでした……。

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何者(映画)の原作との違いは?

朝井リョウさんの小説は、小説ならではの文章表現が特徴的です。

『桐島、部活やめるってよ』でもそうでした。

しかし、『桐島、部活やめるってよ』も『何者』も、それでも映像化に耐えられる内容だという点がすごいですよね。

さて、あらすじの原作と映画との違いについてですが、これについてはまだ分かっていないようですね。

あえて違いといえば、原作は二宮拓人の一人称で話が進んでいくというところでしょう。

三人称視線と一人称視線では、おなじストーリーであっても、まったく違うところが、小説の醍醐味でもあります。

ただ文章が映像になっただけでは、はたして映画が面白いかどうかはわかりません。

しかし、このような構造の小説であれば、物語の視点が変われば、少なくとも大きく違いが出てくることでしょうね。

 

何者(映画)のあらすじについての感想

途中まで読んだ限りでは、ついつい若者の就活がテーマの青春もの映画?と思ってしまいそうな内容ですよね。

それが、どうもそうではないようだ、ということが見えてきて、『何者』に対する感想は一変してしまいます。

ちまたでは『就活ホラー』とも呼ばれているという『何者』。

ホラーというジャンルは、ただ●人鬼が出てくるようなものばかりではなく、心理的な恐怖を描いたものをそう呼ぶそうです。

こういった見方をすれば、リアルとツイッターでは、まったく顔が違う若者というのも、極めてホラーチックだといえるでしょう。

それにしても、これだけ現代社会をうまくえぐった現実的なストーリーというものもありませんよね。

原作を既読の方も、そうではない方も、映画『何者』を見逃してほしくないです。

まとめ

群像劇という点も、若者が主役という点も、『桐島、部活やめるってよ』と同じ『何者』。

ところが、前者が周囲の人間たちだけで、主役抜きで物語を描くという手法だったのに対し、後者は主役をメインに物語が進んでいくという点が決定的に異なりますね。

加えて、前者が青春系だったのに対し、後者は人間の裏の顔に焦点を当てた、怖いと言ってもいい内容のお話。

それでいてタイトルは『何者』という不思議なものですから、作者のセンスの良さが表れていると思います。

『何者』は、DVDまで待たず、ぜひ映画館で見てみたい作品ですね!