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『激闘王』八重樫東選手は、2015年の12月29日、IBF世界ライトフライ級王者ハビエル・メンドーサ選手(メキシコ)と対戦し、3-0の12回判定勝ちをおさめ、見事3階級制覇を達成しました。

ただ、八重樫東選手は、2014年には、『ロマゴン』こと、ローマン・ゴンザレス選手に初めての9回TKO負け、井上尚弥選手の王座返上による、WBC世界ライトフライ級王座決定戦では、WBC世界ライトフライ級1位のペドロ・ゲバラ選手(メキシコ)にもKO負けと、2連続KO負けを喫してしまいました。

普通のボクサーならば、これで完全に引退となるところですが、『激闘王』である八重樫東選手は、”普通”のボクサーではありません。

地獄の底から這い上がり、メンドーサ選手に判定勝ちして、再び世界王座についたのです。

今回は、そんな八重樫東選手の不安視される目の状態のことや、ファイトマネーはどの位もらっているのかなど、そして入場曲であるak69のことなどを見ていくことにしました!

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八重樫東とは?プロフィールと戦績を紹介!

まず、世界チャンピオンである八重樫東選手とは、どんなボクサーなのでしょうか。

そのプロフィールを見てみましょう。

八重樫東(やえがし あきら)

八重樫東

ニックネーム 激闘王 音速の拳
生年月日 1983年2月25日(33歳)
出身 岩手県北上市
学歴 拓殖大学卒業

クラス ミニマム級 ライトフライ級 フライ級
身長 162センチ
リーチ 161センチ
利き腕 右ボクサーファイター
所属 大橋ボクシングジム

現IBF世界ライトフライ級チャンピオン

八重樫東のアマ戦績

70戦 56勝 14敗

八重樫東のプロ戦績

28戦 23勝(12KO) 5敗

八重樫東の主な試合

2011年10月24日、WBA世界ミニマム級王座獲得 (ポンサワン・ポープラムック戦)
2012年4月9日、WBA・WBC団体王座統一戦に判定負け (WBC王者井岡一翔戦)
2013年4月8日、WBC世界フライ級王座獲得 (五十嵐俊幸戦)
2014年9月5日、3回目の防衛戦にてTKO負け (ローマン・ゴンザレス戦)
2014年12月30日、WBC世界ライトフライ級王座決定戦にKO負け (ペドロ・ゲバラ戦)
2015年12月29日、IBF世界ライトフライ級王座獲得 (ハビエル・メンドーサ戦)

こうして戦績をみると、ローマン・ゴンザレス選手はじめ、ソーサ選手とかメンドーサ選手とか井岡選手とか、八重樫東選手は、名のある選手と随分戦っていますね。

ご存知の方も多いと思いますが、八重樫東選手の相手は、いずれも超一級のボクサーばかりです。

「強い相手としかやらない」

という、八重樫東選手の意気込みが感じられて、ボクシングファンの筆者からすると、とても嬉しくなってしまう選手ですね。

逆に

「強い相手とはやらない」

という某兄弟とは、大変な違いです。

それだけに八重樫東選手には、これまでに無残なKO負けもいくつかあり、その都度、引退の噂や、噂ではなく、実際に引退表明もありました。

しかし、そんな困難を乗り越えての2015年末の快挙でした。

八重樫東選手のボクシングスタイルは、現在は激闘型のファイターですが、元々はボクサーファイターのボクサー寄りの戦い方でした。

筆者が八重樫東選手のベストバウトと思っているのは、元WBC世界ライトフライ級王者エドガル・ソーサ選手との対戦です。

(対戦相手については、かなり記憶があやふやですが、おそらくは、ソーサ選手でしょう)

この時は判定勝ちをおさめたのですが、八重樫東選手は、縦横無尽にフットワークを使い、素早い出入りからワンツーやカウンターを打ち、相手が出てくると、素早くかわすという、いわゆる

「打たせないで打つ」

という、理想的な戦い方でした。

この時のスピードとテクニックは、今で言えば井上尚弥選手に近いようなもので、

「八重樫東選手って、こんなにうまくて速かったの」

と、驚いたことを覚えております。

この試合のソーサ選手は、年齢のためか、全盛期に比べ、スピードに衰えが見られていたので、余計に八重樫東選手の速さが目立ったのかも知れません。

しかし、歴戦の強者であるエドガル・ソーサ選手を『手玉に取った』という感がありました。

八重樫東選手のモットーは、

「人としてしっかりとした侍魂を持った選手であること」

だそうですが、真摯で素朴な人柄を表していて、とても好感を感じさせますね。

八重樫東選手のブログによりますと、2010年の10月に結婚していて、子供は二人いるそうです。

しかも結婚相手のお嫁さんは一般人の方で、しかもバツ1、子供さんの一人は連れ子だとのことです。

それだけ聞いても、八重樫東選手の懐の深さが感じられる次第です。

 

八重樫東のファイトマネーはいくら?目の状態は?

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八重樫東選手のファイトマネーですが、これは公表されていません。

ただ、日本でのボクサーのファイトマネーは、意外に少ない現実があります。

ボクシングのことを、あまり知らない方ですと、

「えっ!そんなに少ないの!」

と驚くくらいのファイトマネーなのです。

これが海外の、それも超一流のボクサーですと、数千万(円ではありません、ドルです!)という巨額のファイトマネーとなる場合もあります。

今なら、メイウェザー選手とかパッキャオ選手、少し前ならゴールデンボーイ・オスカー・デラ・ホーヤ選手、あるいはイベンダー・ホリフィールド選手やクリチコ兄弟などですね。

八重樫東選手のファイトマネーですが、井岡選手が2,000万円程度と言われていますので、それよりやや少ない1,200-1,800万円程度かと、筆者は推測しております。

もっとも、井岡選手はファイトマネー以外にも、カイエンだのランボルだのという、豪勢な『モノ』も貰っていますので、それを含めると、もっともっと高額なファイトマネーなのかもしれませんね。

次に、心配な八重樫東選手の目の状態ですが、現在は既に完治し、とくに問題はないようです

このボクシングでの目の怪我は、怪我しやすい選手と、しにくい選手という違いが、かなりあるようです。

肉体的に目を怪我しやすい選手は、目を切りやすい体質ということもあるのでしょうが、ボクシングスタイルとして頭を低くして頭を振る、あるいは頭から突っ込んで行く、などのスタイルの場合は、目を切りやすいようです。

もちろん、相手の加撃による目の怪我は、これとは関係はないでしょう。

ボクサーの命ともいうべき目ですからね。今後も無事、大事にしてほしいものです。

 

八重樫東の入場曲とak69について

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ボクシングのメインイベントでは、選手が入場する際には、入場曲が流されるのが通例です。

この入場曲は、選手により異なりますが、入場曲とともに選手が入口に姿を現し、曲に乗ってリングへ上がっていく姿は、一種の悲壮美なども感じさせ、これからの試合への期待感を膨らませてくれます。

八重樫東選手の使用する入場曲は、10年以上前からak69の入場曲が多かったのですが、このところは『Move On』を入場曲に使っているようです。

八重樫東選手以外にも、体操の内村航平選手なども、このak69の曲を使っていますが、その野性的なリズム感が、アスリートの共感を呼ぶのかもしれませんね。

こうしてak69の曲を入場曲に使っていることが、AK69本人にも知れてからは、何度か八重樫東選手の試合会場に足を運び、生観戦するようになったそうです。

そして、ハビエル・メンドーサ選手との試合では、リングにAK-69が登場し、生で歌うというパフォーマンスもありました。

長年、入場曲に使われている『Move on』に続き、新曲「Flying B」も披露するというパフォーマンスに、観客は大喜びでしたね。

その時のAK-69のコメントは、

「10年以上この曲(Move on)を入場曲に使ってくれている彼に敬意を込め、一緒に会場で歌わせて頂きたいと思います。そして己に負けない闘いとは何かを見届けたいです。」

というものでした。

 

まとめ

謙虚で寡黙な八重樫東選手は、あまり大げさな言動は好まないので、トンデモなエピソードなどは、少ないことが少し残念ではありますが、その真摯な態度と強い気持ちは、見る人を魅了します。

なんども引退を噂され、あるいは実際に引退を表明しながら、その都度、不死鳥のように蘇ってきた八重樫東選手。

2016年5月8日には、井上尚弥選手と共に、防衛戦にのぞみます

対戦相手は世界10位のマルティン・テクアペトラ(メキシコ)ですが、試合の勝ち負けは別にして、いつもの『激闘王』の意地を見せてくれることと、信じております!