2016年4月14日夜の『平成28年熊本地震』

熊本県の熊本地方でマグニチュード6.5、最大震度7という大規模な地震が起きました。

18日午前9時現在で638カ所の避難所に10万4900人が避難しています。

この熊本地震は、阪神淡路大震災、東日本大震災に次ぐ大きな震災となり、日本中が活動自粛モードとなりつつあります。

テレビ放送では、ACジャパンのCMばかりとなり、前回の東日本大震災のことを連想させる状況に。

被災地の状況にそぐわないと考えられたお笑い番組などは、自発的な延期、自粛が行われています。

そうした活動自粛ムードに対して、著名人たちがそれぞれの持論をブログやTwitterなどのSNSに書いたことから反響を呼び、

『震災の時に自粛ムードになることはいかがなものか』

といった議論が各所で巻き起こっています。

今回は、そんな熊本地震での活動自粛ムードについて、賛成意見と反対意見には、どんなものがあるかも踏まえながら、まとめてみました!

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熊本地震で活動自粛議論のきっかけは著名人の声

honnda

熊本地震のような大災害が起きると叫ばれる活動自粛ムードはどうなのか?

こういった議論が巻き起こる発端となったのは、世間に影響力のある著名人たちの声です。

サッカー日本代表FWの本田圭佑選手は、自身のブログで、

まず、日本人としてイタリアから、熊本地震の被災者の方々のことを気にしており、心配し応援していることを伝えたうえで、

「各分野での自粛は間違っていると思います」

「こういう時だからこそ、各々に与えられた役割を行動に移すことが求められているんじゃないでしょうか」

と訴えました。

また、TVなどのメディアが自粛をする理由が、被災者の為ではなく、批判をさけるためであるということならば、それはありえないことだとコメント。

これらの書き込みが反響を呼び、ネットのニュースなどで取り上げられました。

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続いてホリエモンこと堀江貴文さんですが、

彼は自身のTwitterで

「熊本の地震への支援は粛々とすべき」

としたうえで、

「バラエティ番組の放送延期は全く関係無い馬鹿げた行為」

と、テレビ番組の活動自粛に対して厳しい意見を述べました。

「社会全体に蔓延する自粛ムードに一石を投じないと、意味のない自粛が増えるだろう。それは社会にとっては良くないことだ」

ともコメントしています。

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そして次に尾木ママですが、ここまでご紹介した2人が、熊本地震による活動自粛に対して批判的な意見を展開しているのに対し、

「番組自粛はごく自然な人間らしい判断」

と、活動自粛にたいして肯定的な意見を述べました。

「水も食料もなく避難所にも入れないでグランドで寒さの中身を寄せ合っておられるたくさんの被災者の皆さんをさておいて、普段通りの楽しい番組構成にブレーキがかかるのはあまりに当然」

「人として豊かな心遣いではないでしょうか!?」

と問いかけています。

こうした著名人の声によって、今回の熊本地震の自粛ムードに対し議論が起きているのですが、一般の人たちの声にはどのようなものがあるのでしょうか?

 

熊本地震で活動自粛ムードに対する一般の人たちの声は?

熊本地震の影響による、番組自粛に対しては賛成、反対両方の意見があるようです。

「賛否両論あるかと思われますが災害直後のバラエティーの自制は必要では。

それよりも被災された方々の心に寄り添うような番組作りや情報を的確に報道していただくことを望みます。」

エンターテイメント・イベント業界に身を置いていた方からのこんな意見もありました。

「被災地のエンターテイメント・イベント業の方や会社は自粛が致命傷となることがあります。もちろんテレビ業は公共性も高いため配慮は必要な業界です。

ただ、真面目に喜びや楽しさを提供してきた人々が生活できなくなる可能性を孕んでいる言葉が”自粛”である事も鑑みる必要があるように思います。

自粛は感情論だけではなく、その先の生命を脅かす行為となる可能性がある強い行動です」

東日本大震災の後の活動自粛ムードによって、エンターテイメント業界が大きな打撃を受け、関連する企業が倒産に追い込まれるケースも多々ありました。

人々の活動自粛がもたらしたこれらの影響は、確かに考慮すべき由々しき問題だと思います。

また、一般の人たちの声の中でもっとも多かったのは、現場の状況や、心の傷を負った人たちに対して配慮のないマスコミについての批判です。

「各局すべてが地震の報道になると気が滅入る」

「本当に必要な情報が流されない」

「人命救助をしている時の声なき声を、報道の為のヘリコプターの音でかき消される」

「マスコミのインタビューでは、疲れ切っている被災者に対し、求めている答えを言ってくれるように何度も同じ質問を繰り返されたり、誘導されたりする」

このように、様々な意見が、様々な立場から出ていました。

被災された方々が本当に望んでいることをしっかりと聞き取り、各局がそれぞれの立場を明確にして、

「緊急な情報、現場に必要な情報を確実に流す」

「不安におびえる方々の心の支えになるような明るい番組を流す」

このようなことが、今のマスコミには求められているのかもしれません。

しかしながら、被災されている方の中でも

「震災に関して正確な情報が欲しい」

「子供の心が休まるアンパンマンのようなアニメを流してほしい」

「現場の状況を考えて、お笑いなどのバラエティ番組はやめてほしい」

「震災のニュースばかりだと心が滅入るから明るい番組がみたい」

と、様々な意見があるようです。

すべての人が納得する対応というのは、ないのかもしれませんが、大事なのは

「被災地の事を考えての行動かどうか」

ということではないでしょうか。

やはり、それを欠いてしまったマスコミの行動が、もっとも非難の的になっているように思います。

 

過去の震災被害から我々が学んだこととは?

祈る

今回の熊本地震後の対応では、阪神淡路大震災、東日本大震災から学んだことが生かされていないのではないか?

という意見が多くありました。

政府の対応に対して批判の声も多く、こうした非常事態への対策はまだまだではないかと思います。

それに対して、芸能人などの各界の著名人は、発言力のある立場を生かして

「何をするべきなのか?」

「何が出来るのか?」

ということを考えた行動をしており、これまでの震災から学んだことが生かされているように感じます。

『サンドイッチマン』の伊達みきおさんや富澤たけしさんは、自身のブログで、緊急に支援物資が必要な地域の情報をくりーむしちゅーの上田さんと協力して伝える活動を行っています。

市川海老蔵さんは、自身のブログにて

「急遽 地震でつながらない方!伝言板に使ってください!!」

と、ブログのコメント欄を、電話がつながらないとか連絡がつかない方の為に利用してもらうように呼びかけています。

そのほかにも、さまざまな芸能人が自身のSNSなどのメディアを使って、たくさんのフォロワーに気遣いや励ましの言葉を送っているようですね。

また東日本大震災のあとから、ずっと支援を続けているグループもいます。

SMAPは自身の番組「スマスマ」の最後に、東日本大震災の後からずっと、震災の募金を呼びかけ続けています。

また、被災地の復興のためのイベント「明日へコンサート」も毎年行っており、ずっと被災地を気にした活動を続けていますね。

冒頭の本田圭佑選手の

「こういう時だからこそ、各々に与えられた役割を行動に移すことが求められている」

というのは、こうした災害があったときに、それぞれの立場から

「何が出来るのかを考えよう」

ということだと思います。

各企業も、いち早く寄付が出来るような体制を整え呼びかけをしたり、前回の震災の教訓を生かしているように思えますね。

 

まとめ

大きな災害が起きたとき、その被害や立場、状況も人それぞれです。

配慮するべき内容もそれぞれに違いますし、すべての人が100%納得する対応というのは存在しないと思います。

しかし、被災地の方々のことを一番に考えた上での言動であれば、それを求める誰かの心を救うことが出来るかもしれません。

活動自粛の件についても、どれが正解とか間違っているという話ではないと、筆者は思います。

今自分に何が出来るのか?それを考えた上で、被災地の方々のために何か行動を起こす、それこそが一番大事なことなのかもしれませんね。