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今、メディア上で騒がれている舛添都知事の「豪華海外出張」

舛添都知事は、都知事として就任した2014年2月以来、6回に渡る海外出張がありました。

その費用は、1回平均2500万円以上にのぼり、2015年に計上されている出張費は1回あたり5000万円と、増々増えています。

ファーストクラスの航空機利用やスイートルームでの宿泊に、他府県や海外の知事と比べても、はるかに出張費が高いと、各メディアで批判の嵐が巻き起こっています。

熊本で震災が起きている中、今まさにニューヨーク・ワシントンの出張中の舛添都知事に世間の目は冷たく、都知事のFacebookにもかなり厳しい声が寄せられているようです。

今回は、そんな舛添都知事の海外出張について調べてみました。

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舛添東京都知事の海外出張の経費の内訳は?

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東京都ホームページの『知事の部屋』に、舛添都知事の海外出張の費用などが公開されています。

2016年4月12日からのニューヨーク・ワシントンD.C.への出張については、これから発表される予定とのことですので、まだ不明ですが、前回までの出張についてはすべて公表されています。

2015年10月27日~11月2日に行ったパリ・ロンドン出張の費用は5041万円

内訳はどのようになっているのでしょうか?

ちなみに、このことを委員会で追及した、おときた駿議員のホームページによると、東京都側はなんと、

「都知事の海外出張費用については、ホームページにおいて総額を公開している」

「より詳細な情報については、公文書開示請求をお願いしたい」

と回答しているのです。

公文書開示請求といえば、強制的に資料を開示させる法的手続きの1つですよね。

もちろん、そういった事態になるのはマイナスイメージなので、普通ならば、積極的に東京都側が資料の開示をしなければならないはず…

また、なぜ委員会の場で言えないかについて質問をすると、

「詳細な情報については、正確・適正を期すという観点から、公文書開示制度により、適切に開示の対応をしてまいりたい」

と、またもやちんぷんかんぷんな回答に…

東京都は、なぜこんなに都知事の海外出張費が高いのかを説明することができず、それどころか、答弁から逃げ出したのです。

さらには、公文書開示制度によって正確・適性を期すなどと言っていますが、公文書開示制度はそういった目的に使われるものではなく、住民らが情報を入手するために使われる制度なのです。

ここまでお間抜けな回答だと、東京都に本当に正しい行政能力があるのかとすら、疑ってしまいますよね。

詳細な情報がわからない以上、なんとも言えませんが、とりあえずは、東京都のホームページに記されている大まかな出張費用の内訳を、見てみましょう。

まず、5041万円の内、旅費が2623万円、貸借料などが2417万円となっています。

舛添都知事の出張費の内訳

・航空費 1443万円

(ファーストクラス1名、割引ビジネスクラス7名、割引エコノミークラス12名)

・航空諸税など 63万円

・宿泊料 922万円

(インターコンチネンタルパリ・ルグラン、コンラッドロンドン・セントジェームス)

・海外鉄道費 71万円

(ユーロスター)

・日当など 123万円

舛添都知事の貸借料などの内訳

・車両借上げ 623万円(パリ・ロンドン各1~4台/日)

・現地案内人 532万円(パリ・ロンドン各1~4台/日)

・通訳雇上げ 121万円(パリ・ロンドン各1名)

・講演会費用 263万円(会場借上げ費等)

・携帯電話等 224万円(端末借上げ、通信料)

・諸室借上げ 189万円(事務局作業室、空港貴賓室等)

・ラグビーW杯チケット 127万円(2試合)

・その他 334万円(事務局作業室備品(パソコン・コピー機等)借上げ費等)

となっていました。

航空費にファーストクラスが含まれていることや、宿泊料に高級ホテルのスイートルームの費用が含まれているのはなんとなく分かりますが、これだけだと本当に高いのかよく分からないですよね。

そこで、今度は、過去の都知事の海外出張の費用がどれくらいだったのか、調べてみることにしました。

 

過去の都知事の海外出張の費用は平均は?

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長年、都知事の座にいて「豪華出張」と批判を浴びていた、石原慎太郎元知事の出張費用平均額は1666万円。

最高額は平成21年8月のベルリン・ポーランド出張の4811万円となっています。

その後、都知事に就任した猪瀬直樹元知事の出張費用平均額は3208万円。

最高額は平成25年11月のベトナムへの出張の際の5514万円となっています。

これらと比べても舛添都知事の海外出張費用は、特別高いというわけではなさそうです。

最近は、都知事の海外出張に高額な費用をかけることが、当たり前になってしまっているのかもしれませんね。

しかし、それが当たり前になってしまっているのはどうかということが、そもそもの問題です。

これからも、舛添東京都知事には、海外出張費用について厳しく追求していく必要がありそうですね。

 

炎上している舛添東京都知事のコメントは?

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では、舛添東京都知事の海外出張費用が高い、という周りからの言葉に対して、当の舛添都知事はどのように言っているのでしょうか?

ロンドン・パリの出張に対する批判に対して、どう受け止めているかとの質問に

「無駄なものはもちろん排しますが、必要なことは必要です」

と回答。

出張費が高くなっている理由の1つ、高級ホテルでの宿泊については

「どのホテルに泊まりたいと要望したことはない」

と言っています。

とくに批判の多かった、出張人数が多いという点については、8日の定例記者会見で

「出張人数を減らすなどの指示をしている」

と、経費の削減に取り組む考えも示しているようです。

ただでさえ経済が緊縮している時代に、国民の税金を使って豪遊出張しているとなれば、批判されても仕方ありません。

舛添都知事には、ぜひ出張費を少しでも削減する取り組みを行っていってほしいですね。

 

まとめ

都知事の海外出張費というのは、以前から高いと批判は受けていたようで、今回が初めてというわけではないようですね。

出張費の内訳を公開したことによって、逆に批判を招く結果にもなっているように思います。

ある意味、正直で真っ当な対応が、裏目に出ているのかもしれません。

都知事というのはその立場上、何をしても批判の的になりやすいので、もっとうまく立ち回って、みんなが納得する結果をしっかりと出してほしいところですね。

とくに、都民の税金を使っているわけですから、公務であるならば無駄遣いは一切やめてほしいと思う限りです。