2016年3月の、サッカー女子リオ五輪最終予選で、『なでしこジャパン』は予想外の敗退となり、リオオリンピック出場はなりませんでした。

そして2007年から、長年『なでしこジャパン』を指揮してきた佐々木則夫監督は、2016年3月9日の北朝鮮戦を最後に、監督を辞任することになったのです。

リオ五輪最終予選の敗退の理由については、主力のベテランの実力低下と、若手の台頭が少なかったこと、他の国の実力が飛躍的に上がってきたこと、日本サッカー協会のサポートが不十分(事前の試合が全く組まれなかった)だったこと、などが挙げられています。

ところがそれ以外にも、意外な噂が流れているのです。

それが

「佐々木則夫監督はなでしこの選手と仲が悪かった」

つまり、監督と選手の不仲説なのです。

そこでその説の真偽や、佐々木則夫監督は果たして、本当に『なでしこジャパン』の選手たちと仲が悪いのかということについて、迫っていこうと思います。

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佐々木則夫監督のプロフィール!

佐々木

まずは佐々木則夫監督とはどんな人なのか、そのプロフィールから見てみましょう。

佐々木則夫(ささき のりお)

生年月日 1958年5月24日
出身 山形県尾花沢市
学歴 明治大学卒業

身長 175センチ
体重 70キロ
職業 サッカー女子日本代表監督
2007年から2016年にかけて、なでしこジャパン監督

なでしこジャパン監督での主な業績

2008年 北京オリンピック ベスト4
2011年 FIFA女子ワールドカップ ドイツ2011で優勝
2012年 ロンドンオリンピック 準優勝 銀メダル
2014年 AFC女子アジアカップ 優勝
2015年 FIFA女子ワールドカップ カナダ2015 準優勝

主な受賞歴

2011年 国民栄誉賞(サッカー日本女子代表チームとして)
紫綬褒章
AFC最優秀監督賞
財界賞特別賞
文部科学省スポーツ功労賞
2012年 FIFAバロンドール女子最優秀監督賞

とまあ、大変な業績と受賞歴ですね。

日本のサッカー監督で、これだけの栄誉を1人で受けている人は、男女を通じて他には全くいないでしょう。

そのどれか1つでも(オリンピック銀メダルやワールドカップ準優勝)得ていれば、世間では大変な騒ぎになるようなビッグタイトルを、佐々木則夫監督は、いくつも手にしているのです。

ですから、佐々木則夫監督のサッカー監督としての手腕や、人心掌握の巧みさなどには、全く疑問の余地はありません。

では何故

「佐々木則夫監督はなでしこの選手と仲が悪い」

などという、噂が流れるのか、その原因を調べてみました。

 

佐々木則夫監督はなでしこの選手と仲が悪い?

仲が悪い

『なでしこジャパン』といえば、これまでアジアでは無敵の強さを誇っていたのですが、今回の最終予選では、惨敗という表現がぴったりするような、無残な負け方をしてしまいました。

2015年のFIFA女子ワールドカップでの準優勝から、僅か1年足らずでのこの弱体化は、あまりにも急すぎます。

澤穂希選手、正GK海堀あゆみ選手の引退や、宇津木瑠美選手の負傷欠場などに加えて、若手の選手の台頭がみられなかったこと、など弱くなってしまった理由は多数あります。

それらのなでしこジャパンとしての実力の低下とは別に、ある主力選手が、

「佐々木則夫監督が監督を続けるかぎり、もう代表に行きたくない」

と言ったそうです。

佐々木則夫監督は就任から暫くの間は、オヤジギャグを連発して選手の中に溶け込み、良い関係だったようです。

しかし、その後はだんだんと、選手とはある程度の距離を置くようなタイプに変わっていきました。

ロンドンオリンピックの前後には、既に選手とはかなりの溝ができていたようです。

既に選手としての盛りを過ぎて、芸能活動に重点を置くようになり、しかも練習嫌いの丸山桂里奈選手を起用したこと、ロンドンオリンピックの決勝戦でのアメリカ選手のハンドに抗議しなかったこと(誰が見ても明らかなハンドです)などで、なでしこジャパンの選手たちの佐々木則夫監督への信頼感は地に落ちました。

丸山桂里奈選手や高瀬愛実選手の例のように、特定のお気に入りを重要視することによる、他の選手のモチベーションの低下は、相当大きいものがあったでしょう。

さらには、なでしこリーグの選手視察でも、何度かすっぽかしをやっていたと言われています。

そのすっぽかしの理由が、講演会での講演のためだったと言われているのです。

このようなことが続き、以前は良好だった佐々木則夫監督と『なでしこジャパン』の選手の仲は、冷え切っていったのです。

それに加えて、監督-選手の間柄だけではなく、選手達の間にも不協和音が響いていたようです。

大儀見優季選手は、

「私は、個人として負けることが何を意味するのか、理解していたが、全ての選手が理解していたとはかぎらない」

とコメントしています。

つまり、『なでしこジャパン』の選手達の気持ちさえ、一枚岩では無かったようなのです。

いずれにせよ、登り調子の時には何をやってもうまくいきますが、1度下り調子になると、今度は何をやっても全てだめ、というのが世の常です。

『なでしこジャパン』のリオ五輪最終予選敗退は、既に伏線が張られていたのですね。

佐々木則夫監督の年棒や家族は?

そんななでしこジャパンの選手たちと仲が悪い佐々木則夫監督の年棒ですが、2007年の最初就任当時は、わずか600万円でした。

そして、現在の年棒は、2000~2400万円程度らしいです。

もっとも、これらの数字は公表されたものではなく、推測によるものですが、それにしても安い年俸ですよね。

サッカー男子の日本代表監督である、ハリルホジッチ監督の年俸は、2億7000万円といわれていますので、なでしこジャパンが大きく飛躍した現在でも1/10以下ということになります。

もっとも、佐々木則夫監督の場合は、講演による副収入が非常に多いようです。

一説には、1講演100万円~150万円とも言われているらしく、月に2、3回やれば、それだけで2000万円以上は、軽く稼げることになります。

また、佐々木則夫監督の家族構成は、奥さんの淳子さん、娘さんの千尋さんとのことです。

千尋さんはサッカー経験者で、ロンドンに留学し、そこで英国人と結婚したそうです。

娘さんの現在は、サッカー指導関連の仕事をされているそうですが、やはり血は争えないもののようですね。

 

まとめ

「かく移りゆくこの世の栄華」という言葉がありますが、『なでしこジャパン』と佐々木則夫監督のこれまでの経緯をそのまま表すような言葉ですね。

2011年のワールドカップ優勝の際には、監督と選手が仲が悪くなった確執の話など、どこを見てもまるでなく、賞賛の言葉ばかりでした。

しかし現在は、佐々木則夫監督となでしこの選手が、仲が悪いなどの噂が乱れ飛んでいます。

次期監督の高倉麻子さんによる、なでしこ再建が果たされて、監督と選手の不仲説など、どこかに飛んでいきますように…

筆者としては、ただただそう願うばかりです。