『なでしこジャパン』はリオ五輪最終予選で敗退し、オリンピック出場とはなりませんでした。

そして、これまで長年『なでしこジャパン』を指揮してきた、佐々木則夫監督は退任が決定的となり、後任のなでしこジャパン監督には、女子U-20監督の高倉麻子さんが就任する模様です。

他に適当な監督候補者がいないので、事実上、高倉麻子監督になると決定した、といってもよいでしょう。

佐々木則夫監督には、

「長年ご苦労様でした」

と、ワールドカップ優勝・準優勝、オリンピック準優勝各1回の功績を讃えると共に、新監督予定者には、リオ五輪最終予選で崩壊した、『なでしこジャパン』の再建を期待している次第です。

そこで当記事では、『なでしこジャパン』新監督が濃厚とされている高倉麻子さんのプロフィールから、采配についての評判・評価を探り、夫や子供のことなど含めて、ご紹介したいと思います!

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高倉麻子監督のプロフィール!

高倉麻子

まず、高倉麻子U-20監督のプロフィールから見ていきましょう。

高倉麻子(たかくら あさこ) 
福島県福島市  出身
1968年4月19日 生まれ
和光大学卒

身長 163センチ
体重 50キロ
現役時代のポジション MF
右利き
現在の職業 サッカー指導者(U-20監督)

現役時代の成績
Lリーグ(現:なでしこリーグ)にて、MVP2回獲得
女子1部リーグにて226試合出場44ゴール

1991年、1995年のFIFA女子世界選手権(現女子ワールドカップ)、1996年間のアトランタオリンピックに出場
国際Aマッチ79試合出場 29ゴール

監督歴
2013年 AFC U-16アジア女子選手権優勝
2014年 FIFA U-17女子ワールドカップ優勝
2015年 AFC-U-19アジア女子選手権優勝

高倉麻子U-20監督は、中学生の頃から東京都リーグ所属の『FCジンナン』でプレーし、和光大学卒業後には読売ベレーザ(現日テレベレーザ)へ入団しプレーしました。

現役選手時代、監督時代共に、見事なプロフィールですね。

プロフィールを見る限りでは、日本の女子サッカーと共に歩んできたといっても、過言ではないでしょう。

10歳年下の澤穂希選手と共に、日本の女子サッカーを引っ張ってきた、女子サッカー界の功労者なのです。

高倉麻子監督の采配の評判・評価は?

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高倉麻子U-20監督の名前が知られるようになったのは、なんといっても、2014年のFIFA U-17女子ワールドカップでの優勝からです。

この時は、無敗で決勝トーナメントに進み、決勝戦ではスぺインに2-0で完勝しました。

男女を通じて、サッカー日本代表チームがワールドカップで優勝したのは、2011年の女子ワールドカップと、この2014年のFIFA U-17女子ワールドカップ優勝の2回だけです。

この大会では、6試合で23得点、失点はわずか1と、まさに日本が圧勝しました。

2020年の東京オリンピックでは、この世代は23歳になります。

順調に成長して、新生『なでしこジャパン』の主力になって欲しいものですね。

このU-17ワールドカップの優勝により、高倉麻子U-20監督の名前は、一躍、世界中に知られるようになったわけです。

女子日本代表チームの、『なでしこ』という愛称にちなみ、U-20は『ヤングなでしこ』、U-16やU-17は『リトルなでしこ』という愛称がつけられていますが、その『リトルなでしこ』の名前も、世に知られるようになりました。

さて、高倉麻子U-20監督の采配の評判・評価ですが、やはり目につくのは、既成概念に囚われない柔軟な思考による、大胆なポジション配置や選手起用です。

U-17ワールドカップの時も、FWをCBにコンバートしたり、サブメンバーの大胆な起用など、高倉麻子監督の采配が全て的中しました。

2015年に南京で開かれたAFC-U19アジア女子選手権でも、『ヤングなでしこ』U19女子日本代表は、決勝戦で北朝鮮をPK戦の末に破って優勝しました。

高倉麻子U-20監督が、選手に求める資質は、

「積極果敢 自主独創 協力一致」

の3つだそうです。

この時の『ヤングなでしこ』の選手達は、それらの全てを持ち合わせていたのですね。

男女を問わず、日本の選手の弱点は、球際の強さがなく、強いプレスを受けると前を向いてのプレー(攻撃的プレー)ができなくなり、バックパスや横パスで逃げてしまう、というところにあります。

今回のリオオリンピック最終予選での『なでしこジャパン』は、まさにこれでした。 

そして、不用意なバックパスで相手にボールを渡してしまい、得点されるというシーンが何度かあったのです。

しかし、U-19の『ヤングなでしこ』では、そのようなプレーはほとんどなく、球際の競り合いでも大半は勝っていました。

フィジカル面では、監督の指示により、相当なトレーニングを積んでいたのでしょう。

筆者は、『なでしこジャパン』の大きな弱点の1つは、フィジカル面の弱さだと常々考えていました。

瞬間的なスピードのなさ、当たりの弱さ、球際の競り合いの弱さなどなどです。

しかし、『ヤングなでしこ』を見る限りでは、その弱点は、ほぼ克服しているように思えます。

これも、高倉麻子U-20監督の功績といえるでしょう。

高倉麻子U-20監督が、新監督として、なでしこジャパン監督に就任した際には、フィジカル面の強化や、柔軟な思考による囚われない戦術、選手起用に、大いに期待しています!

高倉麻子監督の家族構成!夫や子供は?

女性4

高倉麻子U-20監督の夫は、竹本一彦さんという方です。

やはりというべきか、竹本一彦さんもサッカー関係者で、読売西友ベレーザ(現 日テレベレーザ)で、1986年から97年まで監督をしていました。

また、1984年から1986年まではサッカー日本女子代表(当時はまだ『なでしこジャパン』の愛称はなかった)のコーチをしていたといいますから、関係者どころか、サッカー指導者のプロフェッショナルそのものですね。

その後は、東京ヴェルディのゼネラルマネージャーに就任して、現在に至っています。

1955年11月22日生まれとのことですので、現在は61歳ということになりますね。

高倉麻子監督と、夫との出会いのきっかけや、馴れ初めは、竹本一彦さんが読売ユースのコーチをしている時に、当時、読売ベレーザに在籍していた高倉麻子さんと、出会ったとのことだそうですよ。

どのようにして高倉麻子さんを当時の夫が口説いたのかは、知られていないようです。

ちなみに、高倉麻子U-20監督は、高倉と名乗っていますよね。

苗字の高倉ですが、これはいわゆる旧姓ということになるようです。

高倉麻子さんの子供については、残念ながら情報がありません。

恐らくはプライバシーに配慮してのことでしょう。

 

まとめ

『なでしこジャパン』のリオ五輪最終予選の敗退にともない、現監督の佐々木則夫監督は退任が決定的となりました。

そして、なでしこジャパンの次期監督としては、U-20現監督の高倉麻子さんの就任が確定。

今回は、その高倉麻子U-20監督について、ご紹介してきましたが、筆者が感心したのは、高倉麻子U-20監督の思考と行動の柔軟さ、そして決断力です。

高倉麻子監督であれば、次期『なでしこジャパン』の監督としての資質は、十二分にあると思います。

高倉麻子新監督の下で、これまでの実績やスタイルに囚われることなく、新生『なでしこジャパン』の再建が果たされることを、大いに期待しています!