2014年末に広島カープへ復帰し、2015シーズンでは、大車輪の活躍をし、11勝8敗という成績を収めた黒田博樹投手。

燃焼しきったことから、黒田博樹投手は、一時引退も囁かれていましたが、2016シーズンも現役続行することを決意し、ファンからは喜びの声が挙がっています。

しかし、2016年で、41歳を迎える黒田博樹投手の身体には、徐々に限界が近づいています。

それでも、黒田博樹投手が2016シーズンも、現役を続行すると決めた理由は、一体どこにあるのか?

当記事で、黒田博樹投手の2016シーズンにかける思いについて、探っていこうと思います!

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黒田博樹が広島カープへ復帰した理由とは?

黒田博樹

メジャーリーグ時代、黒田博樹投手には、毎年広島カープ復帰という話題が挙がっては、結局ヤンキースに残留ということがありました。

黒田博樹投手は、メジャーリーグでも毎年安定感のあるピッチングで2桁勝利を重ね、ヤンキースに移籍してからは投手陣の大黒柱といわれるほどの活躍。

さらには広島カープ時代からの持ち味である「怪我をしない」という高い自己管理能力と、完投もできるタフなスタミナも健在で、その活躍から、普通に考えれば、日本に戻る理由はなかったわけです。

そのままでも、間違いなくメジャーリーグで契約更改されるものと思っていました。

黒田博樹投手は、好調な成績が続いていたので、ファンの間ではヤンキースで契約更改か、他球団の誘いに乗り、ヤンキースでなくてもメジャーリーグの選手として最後まで全うするだろう…

そんな声もあったようです。

しかし、そんな周りの声をよそに、黒田博樹投手は、ドジャースの19億や、パドレスの21億という恐ろしいまでの提示額を蹴って、わずか3億の提示が限界だった広島カープへの復帰を決めました。

もともと、単身赴任でアメリカに渡り、家族は広島へ残していたということもあり、黒田博樹投手自身、広島カープへの計り知れない愛があったのでしょう。

広島カープは、ずっと空けておいた、広島カープ時代の背番号・15を用意し、黒田博樹投手は、

「野球人生の最後はカープで」

という、かねてよりの想いを果たしに、古巣・広島カープへ、最後の華を咲かせるために復帰…

広島カープの黒田博樹投手に対する思いと、黒田弘樹投手の広島に対する思いが、ついに交わった瞬間でした。

金銭面など、色々考えてしまうと、美談にしようとしているなどと言われかねませんが、何を言おうと、黒田博樹投手自身が下した決断なのです。

黒田博樹投手の男気溢れる決断に、「あっぱれ!」と言うべきなのではないでしょうか?

そして実際に、広島カープ復帰を果たした2015シーズンでは、何度か怪我をしてしまい、2軍で調整することがありましたが、2015シーズンの最後まで投げぬき、11勝8敗という成績で、黒田博樹投手の健在ぶりと、存在感を示したのでした。

 

黒田博樹が2016シーズンの球界最高年俸に!

黒田博樹2

2015シーズンが終わった後、黒田博樹投手は、

「完全燃焼できた」

と語り、

「野球を続けるにしても、それなりの覚悟がいる。そういうの(怪我)を抱えながら野球をすることが、年齢的にも苦しくなっているので、こればかりは、今の感情で決めるのは難しい。一旦ゆっくり体を休めてから考えたい」

と、2016シーズンの去就を明らかにしていなかったことから、ファンの間では、黒田博樹2015シーズンで引退説まで、囁かれていました。

2016年のキャンプ中に41歳を迎え、そのまま2016シーズン開幕となると、年齢からくる衰えや怪我とも戦いながら、調整を続けていかなければならず、黒田博樹投手には、はたして気力だけで乗り切れるか?という不安もあったのだと思います。

そんなこともあり、黒田博樹投手の2016シーズンの去就が注目されていましたが、2015年12月に、現役続行を決断。

契約更改でなんと、2016シーズンの球界最高年俸となる6億円+出来高でサインしたのです。

あの経営難で、マネーゲームにことごとく敗北してきた広島カープが、1人の選手に6億円も出すというのは、数年前では全く考えられない話で、前田健太投手のポスティング移籍による資金があってのことだと思われます。

広島カープは、11勝8敗という成績だけでなく、中4日登板の直訴や、若手のお手本となる姿勢など、あらゆる面で黒田博樹投手を評価。

その結果が、この6億円という黒田博樹投手への年俸に表れています。

これによって、2016シーズンの球界最高年俸となり、さらには、自身の持っていた広島カープ内の歴代最高年俸も更新。

黒田博樹投手は、

「想像以上に評価してもらえた」

と笑顔で語り、2016シーズンも、勝利に貢献していく決意を胸にしていました。

黒田博樹投手が、2016シーズンも現役続行することはもちろん、広島が6億円も提示するという、素晴らしい誠意を見せたことも、ファンにとっては、とても喜ばしいことだったのではないでしょうか?

 

黒田博樹が2016シーズンも現役続行する理由とは?

黒田博樹3

肉体的にも、限界が近づいており、2015シーズンも、気力で乗り切った場面の多かった黒田博樹投手。

悩みに悩み、2016シーズンも、現役続行するという決断をしましたね。

では、なぜ、黒田博樹投手は、2016シーズンも現役続行することにしたのでしょうか?

日米通算200勝まで、あと7勝に迫っているから?

そうではありません。

黒田博樹投手が、現役続行を選んだ理由には、ともに頑張る同志たちと、黒田博樹投手の雄姿を応援、そして楽しみにしているファンの存在が大きかったとのことです。

契約更改の場では、

「球団、ファンの人を含め、来季もう一度投げてほしいという声も耳にしていた。それに応えるのもプロとして、しないといけないことかな」

と、ファンからの声が後押しになったことを語っていました。

それでは、ともに頑張る同志たちというのは、一体誰のことなのでしょう?

1人目は、同じく2015シーズンに広島カープへ復帰した、新井貴浩選手です。

日米通算200勝の記録が迫っていることを聞かれた黒田博樹投手は、

「結果が出れば、自ずと記録も見えてくる」

と淡々と語ったのですが、その後、

「僕だけじゃなく、新井の2000本もありますし、そういう意味では僕自身も楽しみというか、そういうシーズンだと思います」

と、ともに広島カープへの愛で復帰した同僚である新井貴浩選手が、後29本と迫った2000本安打への記録を楽しみにしていることを語っています。

同じ想いを胸にした、投打のベテランが、2016シーズンも、広島カープで大黒柱として、チームを支えてくれることに期待ですね!

1人目と言ったからには、黒田博樹投手に影響を与えた人は、まだいます。

そのもう1人というのが、マーリンズのイチロー選手です。

イチロー

イチロー選手とは、ヤンキースでチームメイトだったこともあり、黒田博樹投手にとっては、特別な人なのだそうです。

イチロー選手について、黒田博樹投手は、

「当然のようにメジャーでシーズンを迎えようとしているのがすごいし、(イチロー選手の)存在が自分にとって大きい」

「日本では去年、引退される人が多かった。僕の気持ちも弱くなってきそうなところで、イチローさんがメジャーでまた新たなシーズンを迎えるというのは僕にとってすごく心強い」

と、その思いを口にしています。

確かに、日本球界では、2015年に山本昌さん、中嶋聡さん、小笠原道大さん、和田一浩さんといった、かつてのスター選手、多くのベテランが引退し、2015シーズンの引退チームはとても豪華だ、と話題になったほどです。

日本球界で、1つの時代が終わろうとしている…

そんな状況にあっては、なかなか現役続行の決断も、しにくいというものでしょう。

そんな中、メジャーリーグで、当たり前のように新たなシーズンを迎え、引退の雰囲気を感じさせないイチロー選手の存在が、黒田博樹投手に勇気を与えたのです。

こうして現役続行を決意した黒田博樹投手。

2016シーズンも、黒田博樹投手の活躍に、目が離せませんね!

 

最後に

2016シーズンも、黒田博樹投手が現役を続行する決断をしました。

その決断の理由には、同僚・新井貴浩選手や、未だにメジャーリーグで活躍しているイチロー選手が影響していたようです。

そして、何よりも、必要としてくれるファンのためでもあります。

黒田博樹投手の男気に、広島の若い投手陣は刺激され、次世代のエース誕生は、果たしてあるのでしょうか?

2016シーズンの広島には、変革が求められようとしています。(とくに投手陣には!)