皆さんは、大相撲の元関脇・貴闘力さんをご存知でしょうか?

かつては、人気と実力を併せ持った力士として大相撲で活躍し、一流の証とも言える関脇にまで昇進し、現役引退後は大嶽部屋の親方に就いています。

しかし、その後、野球で賭け事をしたことが表面化し問題となり、現役の親方としては最初の解雇処分を受けてしまうのです。

正に波瀾万丈の半生といえそうですね。

そこで当記事では、そんな元関脇・貴闘力さんについて、現在の仕事や、お嫁さんのことなど、さまざまな情報を探っていこうと思います!

なお、以降の呼称については、原則として現役時代の四股名「貴闘力」を用いております。

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大相撲・元関脇の貴闘力のプロフィールは?

貴闘力

まずは力士・貴闘力関としての、簡単なプロフィールをご紹介していきます。

本名   鎌苅忠茂
生年月日 1967年9月28日
出身地  兵庫県神戸市
身長   181cm
体重   148kg(現役当時)

中学卒業後に藤島部屋(後の二子山部屋)に入門し、1983年の3月場所で初土俵。

最高位 東関脇
優勝  幕内優勝1回 幕下優勝1回
賞   殊勲賞3回 敢闘賞10回 技能賞1回

当時の横綱・曙からは、金星7個を獲得!

1994年 元横綱・大鵬さんの三女・美奈子さんと結婚。

2003年3月場所で史上初の幕尻での優勝。

2002年9月場所をもって引退。

引退後の年寄は『大嶽』。

と、陽の目を見ない力士も大勢いる中で、貴闘力関は、華やかな相撲人生を送りました。

ところが、引退後の2010年に大事件が発生してしまいます。

それが、相撲関係者による野球を賭け事が表面化した事件だったのです。

この事件により、貴闘力関(当時は親方大嶽)は、相撲協会から解雇処分となりました。

現役親方の解雇は、相撲の歴史が始まって以来初のことであり、貴闘力関の『親方解雇』は、当時は大きな話題として、世間で騒がれたのは、未だに筆者の記憶に残っています。

その後、事実上の大相撲からの追放となった貴闘力関は、焼肉店チェーンを経営しはじめ、プロレスラーとしても活躍、大相撲から身を引いた後も、経済的な面では、ゆとりのある生活をしていたとのことですよ。

しかし、そうはいっても事件の代償も大きく、事件がきっかけで、お嫁さんとは離婚するはめになり、4人の息子さんの親権も全て、お嫁さんが持つことになりました。

栄光から一転して、地獄のような日々に…

得てして人生というのは、何が起こるかわからないものですね。

 

貴闘力の現在の仕事は?

調べる男性

さて、貴闘力関の現在の仕事について、調べてみました。

どうやら、現在の貴闘力関は、先ほども少しお話しましたが、全国チェーンの焼肉店を国内10店+海外2店も経営しており、経済的、経営的には順調に進まれているようです。

貴闘力関の焼肉店では、引退した力士たちを雇用するなどしていて、現役ではないとはいえ、お相撲さんとの会話も楽しめるということから、一部の相撲ファンのお客さんから人気があるとのことです。

また、2014年には貴闘力関がプロレスラーとしてデビューしました。

貴闘力関としては、元横綱・曙関とのプロレス対戦を熱望していたそうですが、結局これは実現しなかったようです。

曙関とは、大相撲時代の対戦で、金星7つを上げていただけに、大相撲ファンもプロレスファンも待ち望んでいた試合だったので、非常に残念なところです。

また、貴闘力関とお嫁さんが離婚したことによって、別れ別れになった息子さん達ですが、彼らも大人になり、それぞれ自分の道を歩んでいるようです。

貴闘力関の長男である幸男さんは、当初は俳優を目指しましたが、それは断念し、今では、あのタイガーマスクに弟子入りし、プロレスデビュー。

次男の幸林さんは、貴闘力関と同じく、力士を目指しているそうで、相撲の強豪校として知られる埼玉栄高等学校の稽古に参加しているとのことです。

三男の幸之介さんも力士志望で、相撲の名門校から入学の勧誘もあると聞いています。

四男の幸成さんも、力士になりたいようで、小学4年生でなんと、体重が100kgもあるそうです。

どうやら長男の幸男さん以外は、皆力士を目指しているようですね。

ここは、父親である貴闘力関からの影響でしょうか?

なんといっても、大相撲の人気力士だった貴闘力関の息子さん達ですから、当然のごとく将来を嘱望されています。

 

貴闘力がギャンブルに使った金額は?

考える男性

ところで、貴闘力関と言えば、切っても切れないのが、ギャンブルの話題です。

かなりハマってしまったらしく、どんなに止めようとしても、止められない状態が続いていたようです。

これは貴闘力関の両親も同じような症状だったそうですよ。

貴闘力さんの両親は、借金取りから逃れるために、各所を転々と引っ越しを繰り返し、そのため貴闘力関は学校を何度も転校したりして、一通りならぬ辛酸をなめたらしいのです。

そのため、かつての貴闘力関は、

「自分はあんな風にはならない」

と決心していたようで、それで大相撲の藤島部屋に入門したというわけです。

ところが、その決心とは裏腹に、貴闘力関自身もギャンブルの世界に足を踏みいれてしまいます。

大相撲の力士の中には、ギャンブル好きもいて、競馬や麻雀に誘われるようになりました。

最初の内は、貴闘力関も断っていたそうなのですが、

「ちょっとくらいならいいか」

と、次第にギャンブルの道に、足を踏み込んでいくようになりました。

当時の生活状況を見てみると、貴闘力関の相撲の稽古が午前中に終われば、午後は競馬場やボートレース、夜は麻雀という、酷い生活が続いていたそうです。

貴闘力関の十両昇進の時には、化粧まわしに必要な400万円を入手するために馬券を買い、それが大当たりして400万円が手に入った逸話もあるくらいです。

それに味をしめてしまったのか、その後の貴闘力関は、パチンコ、パチスロ、競馬、競輪などに没入してしまい、1日で数千万円も使ってしまった時もあったといいます。

貴闘力関の場合は、ギャンブルに負けて無一文になると、その分、相撲の稽古をする時間が増えるらしく、貴闘力関本人曰く、

「そんな場所は成績がよく番付も上がった」

と、冗談なのかどうかわからないように語っていましたが、果たして、実際のところはどうなのでしょう?

貴闘力関が、これまでにギャンブルにつぎ込んだ総額は、およそ5億円といいますから、もの凄い金額です。

お嫁さんだった大鵬親方の娘さんと結婚した後も、貴闘力関のギャンブルは止められず、義理の父である大鵬親方に、借金の肩代わりまでして貰ったことも、何度かあったといいます。

そして、ついにはお嫁さんである大鵬親方の娘さんとも離婚することになり、貴闘力関は息子さん達とも離ればなれとなってしまいました。

そんな貴闘力関が、ギャンブルを断つ決意をしたのは、2013年に焼き肉店の従業員に支払う給料が足りなくなった時のことです。

その時の言葉が、

「自分を慕ってくれている社員に給料を払えないのが情けなくなり、金を借りて給料を払い、そこですっぱり賭け事をやめました」

というものでした。

もはや時すでに遅し、といった感じも強いのですが、貴闘力関は、更生できただけ、まだマシなのかもしれませんね。

まとめ

元関脇・貴闘力関の波乱に満ちた半生を見てきました。

ここで筆者が感じたのは、

「血は争えないものだな」

ということですね。

もし両親が、ギャンブルに没頭していなければ、というifの世界は現実的ではありませんが、それでも、もしかしたら…

ということを貴闘力関の半生を見ていると、つい考えてしまいます。

ギャンブルに没頭してしまう人は、人間的に魅力のある人も多い、という話もありますし、貴闘力関もその例に漏れません。

それだけに、今後の貴闘力関には、もう二度とギャンブルには手を染めずに、今の仕事を邁進して欲しいところですね。