日本政府は、韓国との間で、『日韓通貨スワップ協定』を再開する方針を決めたようですね。

ここでいうところの通貨スワップ協定とは、2カ国以上の国の間で外貨不足などの問題が発生した際、お互いに通貨を融通しあうシステムのことです。

この通貨スワップを日本は、韓国以外にもこれまでにインドネシアやフィリピン、シンガポールなどと協定を締結しておりました。

韓国とは2001年に日韓通貨スワップ協定を締結しておりましたが、2015年の期限内に韓国から通貨スワップ延長の要請がなかったため、そのまま終了という形になったのです。

しかし、一度終了した通貨スワップがなぜ、今になって再開を考えるようになったのか。

そこで今記事では、

  • 日韓通貨スワップが再開する理由・原因
  • 日韓通貨スワップが再開した場合の日本への影響
  • 日韓通貨スワップに対する日本国内の賛否の声

などについて調べてみました!

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日韓通貨スワップ協定を再開する理由・原因は?

教えてくれる男性

まず気になるのは、なんといっても

「日本政府は何故今頃になって日韓通貨スワップを再開することを考えるようになったのか」

という点ですね。

この日韓通貨スワップを再開する理由・原因については、これから説明する3つの要因が考えられます。

日韓通貨スワップ再開の理由・原因1 中国の景気後退

日本も中国の景気後退で、大幅な株安など大きなダメージを受けておりますが、韓国は日本以上の苦境にあるようです。

元々韓国にとって、中国は最大の貿易相手国です。

したがって中国の景気の影響が、ダイレクトに韓国の経済に響いてくるというわけです。

さらには、韓国の近況ではウォン高傾向も、それに追い打ちをかけています。

韓国の現況を見る限りでは、かなり危機的な状況にあると言っても過言ではありません。

日韓に限らず、通貨スワップ協定というものは、経済力の強い国が弱い国を支援するという要素が強いのですが、日本にとっても韓国経済の崩壊は、望む所ではないでしょう。 

韓国経済の崩壊ということが万一でも発生すれば、日本にとっても貿易面や対外防衛面において、大きなデメリットとなるからです。

日韓通貨スワップ再開の理由・原因2 慰安婦問題と産経新聞ソウル支局長

未だに日本と韓国の両国間において、くすぶり続けている慰安婦問題と、産経新聞ソウル支局長問題。

日韓通貨スワップが一つの緩衝材となり、日本と韓国の間で、緊密な会話ができる環境が整うことができるようになり、通貨スワップ以外の案件が進めやすくなる、ということも再開の理由・原因として挙げられるでしょう。

日韓通貨スワップ再開の理由・原因3 北朝鮮の核実験の影響

韓国にとっては、隣国である北朝鮮の動向は非常に大きな関心事です。 

わずか数キロの緩衝地帯を挟んで、大兵力が対峙しているのですから当然のことでしょう。

今回実施された核実験は、北朝鮮側の発表によれば『水爆実験』とのことです。 

爆発の規模などから見て、その発表には大いに疑わしい点がありますが、事の真相は、まだ明らかにはなっておりません。

原爆であれ水爆であれ、韓国にとって大問題ですし、日本にとっても他人事でない状況です。


 

以上が、日韓通貨スワップ協定の3つの再開理由・原因です。

今回の日韓通貨スワップについては、

「韓国の正式要請があれば」

という条件付きですから、このまま実際に協定が締結されるかは、現時点で未知数ではあります。

日韓通貨スワップ協定が再開後の日本への影響は?

やってはいけない男性

次に日韓通貨スワップを再開した場合についてですが、これは日本にとっては様々な影響が考えられます。

日本の日韓通貨スワップのメリットとしては、やはり韓国経済の崩壊を防止できる効果が大きいことでしょう。 

更に韓国の経済崩壊に伴う政治的不安は、日本にとって非常に大きな不安要素となります。

日韓通貨スワップ協定だけで、韓国経済の全ての問題が解決するなどということはありえませんが、それでもかなりの効果を発揮することになると思います。

そして、日本の日韓通貨スワップのデメリットを見てみると、日本にとっては、かなりのリスクが発生することがわかっています。

実際の日韓通貨スワップの金額が、どの程度になるのかによりますが、前回までの通貨スワップの例にしてみると、700億ドルという膨大な金額を融通するものでした。

今回の日韓通貨スワップの再開後も同額になるとすると、これがもし仮に貸し倒れとなったらどうなるのでしょうか?

スワップは外貨と自国通貨を交換するシステムであり、正確にはお金の貸し借りではありませんが、最終的に回収できない危険性があることは同じです。

しかも、韓国経済が崩壊とまではいかなくても、更に苦境に陥る可能性は充分にあるのです。

以上の日韓通貨スワップのメリットとデメリットを勘案すると、果たしてどちらを優先するべきでしょうか?

日韓通貨スワップ協定再開について日本国内での賛否は?

相談する男女

さて、日韓通貨スワップの再開における日本国内の評判・賛否などをみていくと、いわゆる(2ちゃんねるなどの)ネトウヨ呼ばれる人たちの発言は、賛否の声というよりは、完全に韓国への罵詈雑言・罵倒のオンパレードとなっているようです。

ここでいくつか例を挙げますと、

「あほか。こういう時だけ、日本に頼るな。(´Д`) ドルが欲しいならアメリカに言え」

「上から目線で再開要求って 日本舐めんなよ」

「お前らプライドはないのか?あれだけ反日とキ●ガイのように叫び、スワップ延長はしないと言ってたのに!」

などなど、まさにもう荒れ放題です。

こういった極端な嫌韓な声を別にしても、諸手を挙げて、日韓通貨スワップに賛成という声はほとんどみつかりませんでした。

前回までの日韓通貨スワップ協定の延長がなかったのは、あくまでも韓国側の都合によるものですから、

『何を今更…』

という国民感情になるのは、やむを得ないことだと思います。

まとめ

いかがでしたか?

日本政府による日韓通貨スワップ協定再開決定の最大の理由・原因は、韓国経済の崩壊を防ぐ、という意味合いが一番大きなもののようです。

韓国経済が崩壊とまでいかなくても、非常に大きなダメージを受ければ、日本への影響は避けられません。 

それを未然に防止したいということが、日韓通貨スワップ再開決定の方向に傾いたものと思います。

もっともこれには「韓国による正式な要請があれば」という条件がついていますので、今後どのような結末に落ちつくのかは韓国側の動き次第となります。

日本での日韓通貨スワップに対する賛否の声は、圧倒的に「反対」という声が多く、嫌韓意識による感情的な反感によるものが大半のようにも見えました。

「何を今更」という声は当然と言えば当然なのですが、それに囚われることなく、日韓通貨スワップ協定締結による日本国内への影響として、少なからずメリットがあることも考慮すべき点のひとつかもしれません。