2015年6月27日の放送にて、めでたく完結したアニメ『名探偵コナン』の赤井秀一復活ストーリー、通称「緋色編」。

赤井秀一はなぜ助かったのか、今までどこにいたのか?

沖矢昴はどこまで関わっているのか、また彼の正体は?

本記事で、バーボンの追求を見事に振り切ったコナンと赤井さんのこれまでの行動を振り返ってみましょう!

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アニメ名探偵コナン:緋色編1 緋色の序章(779話)

事の発端はFBI捜査官、ジョディ・スターリングの友人である小学校教師、澁谷夏子さんが何者かによって命の危機にさらされることから始まります。

その前夜、澁谷先生を「謎を最後のピース」と呟くバーボンこと安室透の姿が。

彼はなんと、澁谷先生の第1発見者であると同時に、彼女の身辺警護を依頼されていたのでした。

バーボン登場
バーボン登場

FBI捜査官の友人から依頼を受けた黒の組織の人間。

これは偶然なのかと、事件現場にもやってくるバーボンに何かを感じるコナン。

そんなコナンの危機感を知ってか知らずか、バーボンは探偵として事件の解決に協力を申し出ます。

バーボンを交え、改めて容疑者に事情聴取をするというところで放送は終わりましたね。

 

アニメ名探偵コナン:緋色編2 緋色の追求(780話)

澁谷先生の事件の解決編からアニメ『名探偵コナン』780話の『緋色の追求』がスタートします。

前回、FBIに対する敵愾心をあらわにしたバーボンに、何かを思い立ったコナン。

「安室の兄ちゃんは、敵…だよね?悪い奴らの…」

と話しかけます。

バーボン

しかし、バーボンの答えは

「自分のことを誤解しているのではないか」

と、否定するようなものでした。

コナンは以前の事件で、標的であったはずのシェリー(今の灰原哀)を始末しなかったことや、探偵としての力量などから、『安室透は公安の人間ではないか?』との予測を立てていたのですが、上の回答を見るとそれは否定されたと受け取って良いのでしょうか!?

もし公安の人間であればFBI同様に黒の組織を追っている者であり、自分の味方になってくれる可能性がありました。

ですが、もしそれが間違っている、本当に黒の組織の人間であるのなら……?

コナンは何か焦っているようです。

コナンが隠している秘密とは一体なんなのでしょうか。

一方、澁谷先生が採点したと思われる答案を見てほくそ笑むバーボン。

コナンはジョディ先生(今はもう帝丹高校の英語教師ではありませんが、今後もこう呼ぼうと思います)から、彼女が事件現場に呼ばれた経緯である、澁谷先生との飲む約束について詳細を確認します。

澁谷先生からの誘いだったようですが、携帯に送信履歴はあるのに彼女は送信した覚えが無いとのこと。

コナンの焦りがより強まった印象です。

澁谷先生自身も何かコナンの秘密と関係があるのでしょうか?

そんなコナンの思いをよそに、バーボンは事件を無事に解決していきます。

事件の真相は、アメリカと日本における、採点方法の違いが引き起こした勘違いから生じた事件でした。

しかし無事に事件は解決したものの、病院に搬送された澁谷先生の状態が危機にあるという一報がコナンたちに届きます。

慌てて病院に向かうジョディ先生、コナン、キャメル捜査官、そしてバーボン。

バーボンまでがなぜ付いてくるのかと疑わしげなキャメル捜査官は、ジョディ先生が声をかけるまでバーボンの挑発にも乗ることなく無事にやり過ごしました。

ところがジョディ先生は突然姿を消し、また再びやってきたジョディ先生はずっと澁谷先生のところにいたため、キャメル捜査官と話はしていないと言います。

そのジョディ先生は実は……。

というところで次回へ。

 

アニメ名探偵コナン:緋色編3 緋色の交錯(781話)

前回、突然現れたジョディ先生と思われる女性が、バーボンの車に乗り込んでいきます。

ベルモット
ベルモット

実は彼女はベルモットの変装で、バーボンに協力を頼まれて、その場に現れたのでした。

ベルモットに組織のメンバーである楠田陸道が以前の事件で『拳銃で頭を撃ち抜いたこと』を漏らしてしまったキャメル捜査官。

ジョディ先生とキャメル捜査官はその点に対して特別、疑問や不安といった感情は無いようですが、ただ1人、コナンだけは決定的なミスを犯してしまったかのようなショックを受けていたのでした。

そして同時に、ベルモットからその事実を知ったバーボンも何かの事実に思い至ったようです。

そう、同じく拳銃によってその命を奪われたFBI捜査官、赤井秀一のことを。

赤井秀一
赤井秀一

バーボンの推理によれば、あくまで赤井さんは撃たれたフリをしただけであり、今も生きているというのです。

その際、命を失った身体という証拠がなければ黒の組織のメンバーを騙ししきれないと踏んで、同じく頭を拳銃で打ち抜いた楠田陸道を身代わりにしたのだと。

ベルモットはその推理を笑いますが、バーボンは今現在赤井がどこに潜んでいるのか、見つけ出す自信があるようです。

そんなバーボンが翌日訪れたのは、阿笠博士の隣にある工藤新一の家。

今現在そこに住んでいるのは工藤家の人ではなく、家が無くなって仮住まいしている大学院生の沖矢昴ですが、まさか彼が……?

いよいよ安室透と沖矢昴の対決が始まります。

 

アニメ名探偵コナン:緋色編4 緋色の帰還(782話)

安室と沖矢の対決と同時に、コナンの様子に不信を持ったジョディ先生とキャメル捜査官も、赤井秀一が命を落としたと思われる現場、来葉峠に向かいます。

赤井秀一が楠田陸道と入れ替わった経緯を、ある男の事件と称して沖矢に語るバーボン。

身体をすり替える際に注意すべきはまず指紋です。

兄弟姉妹でも同じ指紋になることはありませんから、本人を特定する決め手になる証拠でもあります。

実際、赤井さんの事件でも指紋が一致したことで、その身体が本人であると証明されています。

ところが指紋を一致させたコナンの携帯は事前に楠田も触っており、なおかつ、赤井さんは指をコーティングすることによって自分の指紋をつけずにやり過ごしたたため、結果楠田の指紋だけが残り、赤井さんも携帯に触っていたというジョディ先生の証言と、残った身体と一致した指紋があるという状況から、警察は赤井さんが命を落としたことを確定したのでした。

どの指紋が誰のものなのかは、別の指紋との認証でしか判定できず、別の指紋が誰のものであるのかは所有者などの証言でしか明らかにできないという、捜査の盲点を突いたトリックですね。

赤井さんはその後、自分を撃った相手(つまり逃げるための共犯者ですね)であるキールの車に乗り込み、その場を去ったとバーボンは推理、その決め手として赤井さんが最後に告げたセリフを添えます。

「まさか……ここまでとはな。」

沖矢さんや、前日のベルモットも述べていましたが、この文章だけを見ると、「自分がまさかここまでで終わってしまうのか」と嘆いている言葉に聞こえます。

しかしバーボンはその意味をより正確にするため、ある一言を加えるのです。

「まさか……ここまで、”読んでいた”とはな。」

そう、ある少年が『敵の一連の行動をそこまで先読みしていたのか』と、少年の推理力に驚きと、同時に褒め称える意味の言葉だったのではないかと。

その少年とはコナンに他なりません。

そしてコナンが手引きをしている以上、赤井さんはコナンの身近にいるのではないかという推理も成り立つのです。

いよいよバーボンは沖矢さんに告げます。

「そのマスクを取れ、沖矢昴…いや、FBI捜査官、赤井秀一!」

一方で、バーボンの推理と同時進行で、同じく事実に気づいたジョディ先生たちですが、バーボンの仲間たち(組織の人間?)に追われている最中でした。

キャメル捜査官のドライブテクニックで振り切ったかと思いきや、タイヤの空気漏れによって再びピンチに。

その時、誰もいないはずの後部座席から声が……。

「屋根を開けろ」

驚きの同乗者が顔を出して、次回に続きます。

 

アニメ名探偵コナン:緋色編5 緋色の真相(783話)

ジョディ先生たちの車の後部座席から顔を見せたのは、他ならぬ赤井秀一その人でした。

なぜ彼がここに?

沖矢さんが彼の変装ではないのでしょうか?

その状況を仲間からの報告で聞いてバーボンも驚きを隠せません。

そんなバーボンの意図を知ってか知らずか、沖矢さんはマカデミー賞をちゃんと見たいので静かにして欲しいとどこ吹く風です。

マカデミー賞は次々と賞が発表され、続いては脚本賞の紹介をしているところでした。

選ばれたのは工藤邸の家主こと、推理小説家の工藤優作氏。

映画タイトルが「緋色の捜査官」ということですが、これは現在の緋色シリーズと何か関係があるのでしょうか?

また、優作氏のコメントでも、妻が捜査官にハマっていると、普段の優作氏らしからぬ台詞回しで会場を沸かせています。

そうこうしているうちに、赤井さんの射撃テクニックによって無事に追っ手を振り切ったFBI。

安堵するジョディ先生の思いをよそに、赤井さんは一言。

「キャメル、戻れ」

なんと敵のところに戻れという赤井さん。

その真意とは?

彼らの車を撃った拳銃を渡す代わりに携帯電話を借りたいという赤井さん。

目的はバーボンとの対話にあったようです。

そこで赤井さんはバーボンのことを「降谷零君」と呼びます。

子供の頃のニックネームがゼロであるという事実をコナンに漏らしてしまったことで、バーボンは本名を赤井さんに知られるところとなってしまったのでした。

また、「拳銃を調べるのには自分たちFBIよりも君たちのほうが畑である」と、再び公安の人間であるかのような言葉も。

どうやらバーボンは本当に公安の人間で、当然第三者にバレてしまうのは避けたい理由で、コナンには否定する言い回しをしていたようです。

バーボンの力量を認めつつ、赤井さんは意味深な発言も残しています。

「彼のことは、今でも悪かったと思っている」

組織こそ違えど同じ潜入捜査官でありながら、バーボンが赤井さんを敵視している理由はどうやらある人物が関わっているようですね。

沖矢さんが赤井さんではないことを知ったバーボンは工藤邸から撤退しますが、視聴者には謎が残りました。

果たしてこの沖矢昴は何者なのかと。

2階で監視カメラを通じて状況を見ていたコナンに対し、マスクを取りつつ言葉をかける沖矢さんの声に変化が見られます。

そう、マカデミー賞の番組中に聞いたことのある声です。

なんと、沖矢昴を演じていたのは工藤優作その人。

バーボンの推理通り、確かに赤井さんは沖矢昴に変装していたのですが、ジョディ先生たちの援護のため、今日だけ優作氏に変わってもらったというわけでした。

ちなみにマカデミー賞の会場でコメントをしていたのは妻の有希子さん。

沖矢昴になる変装術は彼女が施していたものでした。

工藤優作
工藤優作?

「FBI捜査官にしておくにはもったいないくらーい」

と漏らしていたのは本音だったようですね。

翌日も、有希子さんの手を煩わせずに変装術が上達した赤井さんに、「来る口実がなくなって残念」と好意をうかがわせる発言をしています。

バーボンの追求は振り切ったものの、赤井さんの元にはキールから新たな組織メンバーの報告が。

名前だけただ一言。

「RUM」

ボスの側近というその人物は、果たして今後どのような形でコナンたちの前に現れるのでしょうか。

 

アニメ名探偵コナン:緋色編で残った謎

いかがでしょうか?

一応の解決はしましたが、

  • バーボンが赤井に恨みを抱く理由
  • ベルモットとボスの関係
  • RUMの正体

などなど、新たな謎をも生み出していった緋色編でした。

週刊連載では既にRUMの正体と思われる可能性を1つ挙げていますが、筆者はコミックス派で真相まで見ていない(次のコミックス収録予定)ので、視聴者の皆さん同様アニメでの放送を楽しみにしています。

また今回は緋色編にスポットを当てるということで、澁谷先生の事件における容疑者の氏名や具体的なトリック、また緋色編解決後の阿笠博士の超能力トリックについては省いています。

ぜひそちらも合わせてご覧になってみてください。