近年、認知症の患者は増加傾向にあり、なんと2025年頃には、65歳以上の方のうち5人に1人の割合で、認知症の方がいる計算になるそうです。

人間は年齢とともに衰えてくるものとはいえ、身近な人まで思い出せない状況になったら思い出す方も、思い出される方も辛いですよね。

できることならしっかり予防し、万が一に認知症が発覚したときには、きちんと正しい対策を講じたいところです。

そこで今回は認知症の原因と対策手段、また最近簡単になった!と噂の認知症の検査方法をご紹介します!

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認知症は血液検査で判明する!?

認知症

認知症の検査方法が変わったのは、なんとつい最近である2015年4月からなのです。 

認知症の検査は、筑波大学で開発された『MCIスクリーニング検査』で行います。

この検査は、2万円~3万円という費用(保険適用外)で受けることができ、全国に500程の受診可能な医療機関があるなど、誰もが認知症の検査を実施しやすい方法と言われています。

 

認知症の検査の手順とは?

最寄りの医療機関で検査が行えるかどうかを調べ、検査可能であれば、まずはその医療機関に申し込みをしましょう。

普通の診察と同じように、電話等で予約を入れてください。

その際には、

『MCIスクリーニング検査を受けたい』

旨を伝えることをお忘れなく。

血液検査になりますので、前日や当日のお酒は控えるなど、検査にあたっての注意事項が医療機関から告げられますので、言われたことはきちんと守りましょう。

当日は、ただ採血をするだけです。

特別注射が苦手な人でもなければ、あっという間、およそ10分程で終了します。

採血は10ccなので、献血よりもずっと少ないです

検査当日は、これでおしまいです。

認知症の検査結果は、2週間ほどで判明しますので、2週間後に、また受診医療機関を訪れることになります。

ちなみに検査結果は、AからDの4段階に分けられ、Aであれば問題ありませんが、Bなら軽度、Dならかなり認知症の可能性が高いという診断になります。

また今現在は認知症になっていなくても、D判定を受ければ、近い将来に高確率で認知症が発症するという意味も含んでいます。

この検査結果を聞いて、

「当たってないじゃん!」

と怒る前に、将来に対する備えをしっかりとしていきましょう。

 

認知症の原因はタンパク質の減少?

タンパク質

認知症…つまり記憶障害を起こす原因となるのは

『アミロイドベーターペプチド』

と呼ばれる物質なのです。

これはタンパク質の一種なのですが、大脳の神経細胞を傷つける効果を持っており、それが認知症の記憶障害を引き起こしているのです。

アミロイドベーターペプチドを抑えるのは、同じタンパク質である

  • 『補体タンパク質』
  • 『アポリポタンパク質』
  • 『トランスサイレチン』

なのですが、これらが正常値より少ないと

「アミロイドベーターペプチドが体内に溜まっているのでは?」

と判断され、検査では、認知症の可能性がありますよ、という判定につながっていきます。

それら抑制効果のあるタンパク質の数を調べるのが、MCIスクリーニング検査というわけなのです。

 

認知症を予防する為にタンパク質を補おう!

歳を重ねると、肉や魚などを自ら進んで摂取しなくなるようになるそうです。

脂ものを避ける、といえば聞こえはいいですが、今回に限っては

『認知症を予防するためのタンパク質を避けている』

という意味に繋がってしまうのです。

認知症対策のためにも、歳をとってからも出来るだけ、肉や魚を摂取しましょう。

もしこれらが苦手な場合は、牛乳などの乳製品や、芋類、大豆などにも、必要なタンパク質が含まれていますので、そちらから摂取するのも有効です。

また、当然ですが、タンパク質ばかりに気を取られ、他の栄養素を摂取しないのも、身体によくありません。

野菜や果物なども含め、バランスの良いメニューを心がけましょう。

さらに有酸素運動なども、認知症対策には有効な対策となります。

良質なタンパク質を得るために、同時に摂取してしまった脂を消費するのにも、有酸素運動はうってつけですね。

 

おわりに

いかがでしたか?

タンパク質がないと『老化が早まる』とさえ言われていますから、認知症はその一例なのかもしれませんね。

記憶の問題だけではなく、体力や免疫力の低下などもタンパク質が影響しているのだそうです。

一方、肉や魚を避けるのは、生活習慣病を避けてのことという方も多いのですが、ただ肉や魚を食べないのではなく、

『運動で消費する』

という生活スタイルへシフトするほうが健康にはおすすめです。

ウォーキング

散歩ウォーキングなどは、簡単に行える無理のない有酸素運動なので、高齢になってもやりやすいですね。

気になる方は、是非ウォーキングからでも、さっそく始めてみてください!