2015年8月5日に行われた『東アジアカップ2015』での日本vs韓国戦は、1-1の引き分けという結果に終わりました。

この試合終了後にハリルホジッチ監督は、

「守備面で強さを見せられたんじゃないか。この大会で一番強い相手(韓国)に引き分けに持ち込んだ。少し満足すべきだ。我々よりもかなりオートマチック(連動性)、準備が進んだチーム。良い状態で来たチームと、このように、戦えた選手を評価したい」

と、述べ、うっすらと笑みを浮かべました。

では、前回に引き続き、今回も【日本vs韓国】でのスタメンから、試合内容までを分析してみましょう!

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【東アジアカップ2015】韓国戦の日本のスタメン

サッカー

GK 西川周作選手(浦和)

DF 槙野智章選手(浦和)

DF 森重真人選手(東京)

DF 太田宏介選手(東京)※

DF 遠藤航選手 (湘南)

MF 山口蛍選手 (C大阪)

MF 柴崎岳選手(鹿島アントラーズ)※

MF 藤田直之選手(サガン鳥栖)※

FW 倉田秋選手(G大阪)※

FW 興梠慎三選手(浦和)※

FW 永井謙佑選手(名古屋)

※で示しているように、前回の北朝鮮戦から5人の選手を入れ替えて試合に臨むことにしたハリルジャパン。

北朝鮮戦で先発しゴールを決めた、武藤雄輝選手は外れています。

そして、赤字で示している2選手が、代表初スタメン入りしています。

試合におけるゴールシーンについて簡単に振り返ると、前半27分に日本は、PKによって韓国に1点の失点を許してしまいました。

しかし同39分に、MFの山口蛍選手が代表初ゴールを叩き込み、韓国に1-1の同点に追いつくことができました。

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後半戦は、日本も韓国もお互いにゴールネット揺らすことができず、そのまま終了のホイッスルという流れです。

 

【東アジアカップ2015】日本vs韓国の試合を分析する!

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ハリルホジッチ監督自身、この韓国戦に関しては、

「守備面で強さを見せた」

と述べています。

確かに、北朝鮮戦を受けて、日本代表の試合の進め方には改善が見られました。

ロングボールをただ跳ね返すだけではなく、セカンドボールまで、きちんと支配する、という点で改善が見られたように思います。

また、MFの藤田直之選手も最終ラインに入り、人数をかけて韓国の猛攻をしのいでいました。

前線から無理に相手ボールを奪いに行かず、ブロックを敷いて守備的に試合を進めていたように見えます。

ハリルホジッチ監督は、

「代表選はリアリストにならないとハイレベルでは結果が出ない」

とも述べています。

たしかに、その場で現実的な戦術を採用して、何が何でも勝利をつかむのだ、という姿勢で試合に臨んだのでしょう。

DFの森重真人選手は

「相手を考えて、ある程度割り切って戦った」

とコメントし、DFの槙野智章選手も

「僕たちはもっとできたという印象だった」

と述べています。

つまり、自分たちのやりたいことは置いておいて、チームの勝利を掴むためにやるべきことに集中したということです。

実際には、勝利こそ得られませんでしたが、試合中に気持ちや感情に流されずに、ハリルホジッチ監督が言う”リアリスト”であり続けたことで、一番強いチームと引き分けることができました。

韓国とシュート数を比べても、圧倒的に日本の方が少なく、明らかに守備に意識を置いた戦い方を展開した日本であったことが数字でもわかります。

90分間、守備に集中し、数少ないチャンスを生かしました。

MFの山口蛍選手は

「苦しい時間がすごく長かったが、みんなが集中して守れた。カウンターでいくつかチャンスもあったので、そこをしっかり決めていれば勝てたと思う。(得点シーンについては)監督から練習でもシュートを打っていけと言われていたし、そのまま打ったら入ってしまったという感じですね。攻めに急がず、相手が韓国なので、相手が押し込んでくる中しっかりブロックを作っていくことはできた」

このコメントからもわかるように、試合中にリアリストになりきり、相手が”韓国”であることを意識し、気持ちを抑えて、対韓国にやるべきことに集中したことがわかります。

ただ、今後は慌てることなく、さらにもっとチャンスを生かせるようになってほしいものです。

そのためには、チーム内での世代交代も進めていき、今はまだ経験も必要なのでしょうね。

 

まとめ

ハリルホジッチ監督が、

「ディフェンス面に関しては、前回よりしっかりできた。後半あわてた状況がなければ勝つチャンスもあった。若い人たちが初めてA代表としてプレーした。疲労もあったが、全員が最大限の力を出した。チームのスピリットは素晴らしかった」

と、上々の試合内容であったことを述べています。

北朝鮮戦で負けた原因を分析し、韓国戦ですぐに改善を図れたのは、試合の進め方や試合結果を見ればわかります。

筆者として言いたいのは、

「一番強い相手に引き分けた」

だけで満足しないでほしいのです。

というのは、前回の東アジアカップで、日本代表は『優勝』しているのです。

確かに、選手たちは過密日程の強行スケジュールというハンデを背負っているのは事実なのでしょう。

ただ、前回大会の王者であるという誇りを忘れないでほしいです。

東アジアカップ2015での試合は、まだ中国戦が残っています。

今度こそ、日本に勝利をもたらして欲しいところですね!