先日2日に『EAFF東アジアカップ2015』の第1戦で日本は北朝鮮と対戦し、1-2で、残念ながら敗れました。

日本は前回大会を優勝しており、今回は2連覇を目指しているところです。

そして、ハリルホジッチ監督の日本代表監督就任から、5試合目にして初黒星となったのです。

しかし、どうしてハリルジャパンは、北朝鮮に負けてしまったのでしょうか?

今回は、ハリルジャパンが負けた原因に関して記事にしたいと思います!

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ハリルジャパン先発メンバーとvs北朝鮮の試合経過について

ハリルジャパン

先日のvs北朝鮮の試合の先発メンバーは以下の通りでした。

 

GK 西川周作選手(浦和)

DF 槙野智章選手(浦和)

DF 森重真人選手(東京)

DF 藤春広輝選手(G大阪)

DF 遠藤航選手 (湘南)

MF 山口蛍選手 (C大阪)

MF 谷口彰悟選手(川崎F)

MF 武藤雄樹選手(浦和)

FW 宇佐美貴史選手(G大阪)

FW 川又堅碁選手(名古屋)

FW 永井謙佑選手(名古屋)

 

このメンバーを見るとわかるように、すべての選手が『国内組』です。

さて、北朝鮮との試合の経過ですが、開始3分に右サイドで遠藤航選手がクロスを上げ、ニアで武藤祐樹選手が左足で蹴りこみ、早々に先制点をたたき出しました。

ここまで見ていると、とても幸先のいい感じで、試合が動き出しました。

遠藤航選手と、武藤祐樹選手は、二人共、今試合が初代表でスターティングイレブンに選ばれています。

12分に武藤祐樹選手が、ペナルティエリア内で中央の宇佐美貴史選手にヒールパスを送りました。

宇佐美貴史選手は、このボールを受け取り、中央に切り込みシュートを放ちましたが、ここは残念ながら、北朝鮮GKのリ・ミュングに阻まれてしまいました。

24分にもビッグチャンスを迎えましたが、ここもGKにリ・ミュングにセーブされてしまっています。

ここから後半まで膠着状態が続き、78分に動き出します。

最終ラインのシム・ヒョンジンが前線へ高いボールを送り込みます。

そのボールにパク・ヒョンイルが頭で落とし、それをリ・ヒョクチョルが、ボレーシュートで日本のゴール右に叩き込みました。

これで1-1の同点となってしまいます。

さらに88分には、左サイドからのスローインで、カン・クチョルがクロスをあげました。

それを中央で構えていたパク・ヒョンイルが頭で合わせて、日本のゴール右下へ。

なんと、ここで北朝鮮が日本を逆転するのです。

そして、そのまま試合終了。

結果、日本は北朝鮮に1-2で負けたのです。

 

男子サッカー日本代表:ハリルホジッチ監督のコメント

ハリルジャパン

北朝鮮との試合後、ハリルホジッチ監督は、次のようにコメントしています。

「スタートは良かったが、フィジカル的な問題を抱えていることが決定的だった。日本サッカー界で責任ある立場にいる人は、今日何が起きたかをしっかり見届ける必要がある。これが、真実。日本サッカー界の現実なのです。」

「準備期間が足りない。3日前に(武漢に)たどり着き、1回しか練習していない。相手は何週間も練習してきた。」

それでは、このハリルホジッチ監督のコメントと共に、北朝鮮戦を分析してみましょう。

 

試合結果とハリルホジッチ監督からのコメントを考察!

ハリルホジッチ

確かにハリルホジッチ監督のコメントの通り、スタートは良かったですね。

武藤祐樹選手が試合開始3分に、あっさりゴールを決めています。

次に準備期間が足りないという点ですが、ハリルホジッチ監督自身、準備期間に関して以前から苦言を呈していました。

試合までの日程が過密すぎて、十分にコンビネーションの確認やコンディションの調整が、代表チーム全体としてできなかったのです。

そんな急造チームでは、スムーズな連携を構築することは難しいのは事実です。

その証拠に今試合のプレスもあまり機能していないように見受けられました。

MFの山口蛍選手も

「後半は前線からプレスをかけられなかった。相手のシンプルなサッカーにやられた」

と、コメントしています。

本来ならチーム内で、守備に関して『誰が行き、誰が行かないか』という点は、内部のルールを決めておくべきです。

しかし、そのようなコンビネーションを構築する時間が、3日前の現地到着時点では、できていなかったようなのです。

MFの谷口彰悟選手は、

「点を取りに行くのか、ボールをキープするのかあやふやだった」

と、コメントしています。

この『あやふやだった』、つまり、プレーしている選手自身も、明確な意図のもとに適切な判断ができていなかった状態だったわけです。

たったの1回しか練習の機会がなかったことを考えると、負けた原因として、それも納得ができるかもしれません。

また、フィジカル的な問題ですが、中国の武漢はとても暑いのです。

気温が35度前後という猛暑の中で、選手たちは試合に臨まなければなりませんでした。

確かに、試合3日前の到着では、体のコンディションの調節は難しいでしょう。

特に、疲れてくる後半にフィジカルの弱さを露呈してしまいました。

槙野智章

DFの槙野智章選手も

「時間がたてばたつほど苦しくなった」

と述べています。

さらに、北朝鮮は『ロングボールをゴール前に入れて、チャンスをつくる』という戦術で対抗してきました。

残念ながら、日本は「高さ」という面においても北朝鮮に勝つことができなかったのです。

 

まとめ

こうしてみると、過密日程による急造チームという点に問題ありのように見ることができます。

試合に臨むまでの時間がなかったので、事前に十分にコンビネーションやコンディションの調整ができなかったのです。

現実は受け入れければなりませんが、過去を振り返ってばかりではどうしようもありません。

大切なのは問題・課題を分析し、『次をどうするか』を、よく考えて実行していくことです。

それを、今後のハリルジャパンに期待したいと思います!